「 鹿港 」
9月12日・後編
鹿港(ルーガン)。清の時代に貿易で栄えた台湾の三大港のひとつ。古い福建省スタイルの町並みを残す老街がいまもこの街には至る所に広がっている。
レンガ造りの建物や歴史ある廟に古刹の寺、そのうち世界遺産にもなりそうな街を散策した。
鹿港民俗文物館 台湾五大名家の邸宅がいまは博物館
ここには鹿港の歴史や文化、生活に関わるさまざまなものが展示されている。なかでも当時の娯楽でであっただろう人形劇や影絵なんかの展示物に大興奮したのは言うまでもない。
操り人形 鳴り物も展示されてる
ハンドパペット 京劇の1シーンかも知れない
顔だけヴァージョン お土産で売ってそう
2階から周囲の街風景
中庭に併設されたカフェで一息つく
お茶の国にあって美味しい本格コーヒーはありがたかった
龍山寺 1653年建立の名刹
この寺院はいくつもの門を通り本堂まで出向くのだが、俺は何故か裏道から入ると本堂に出くわしそのまま入り口に進んで行くという逆順序の形で参拝。
木造建築の細かい装飾には目を見張るものがあった。
子供も古き良き時代を彷彿させる
入り口の門であり俺にとっては出口となる
見た目に反して老舗であり創業1887年のパイナップルケーキ屋さん
九曲巷 くねくね道が続く小道
季節風の影響を和らげるための工夫が凝らされた曲線の曲がりくねった裏路地が散歩には楽しい。レンガ造りの民家が両脇にあり古くからの住宅街がレトロな雰囲気で想像を膨らます小路だ。
敷石こそ現代だが家は素朴
渡り廊下が見える十宜樓
昔物語
今物語 たいした変化のないとこがすごい
先が見えないので歩いててワクワクする
近所の娘がミニチュアダックスのお散歩中
呼ぶと近づいてくるルルちゃん かわいい
九曲巷を抜けたら街に出た
古いビルヂングも多数残る街中
ランチタイムには名物料理を
独特なセンスが中国な人力四輪車
天后宮 台湾初の媽祖廟
鹿港の三大史跡として一番有名で多くの参拝者が訪れる航海の女神の社。1591年に建立とか言うめっちゃ昔の史跡だ。廟会の時には大きな人形が練り歩くらしいがその人形には時間切れで公開されてなく会えなかったのが残念でならん。
本堂への門から
夕方の表参道 ヒマそうだな
鹿港(ルーガン)、この港町は散歩するにはこの上なく最適で、古い街並みや建物、小さな廟も数多くあり、ついつい立ち止まってはシャッターを切りまくっていた。最も栄えてた当時と同じように活気ある人と街が実感できるタイムスリップしたような、テーマパークのような街だった。
台湾新幹線 さすがにめっちゃ早いし快適だ
台湾も5日目となりいよいよオサラバな時間となりました。このまま高鐵台中車駅から桃園国際空港へ移動して、今夜は空港内で夜を明かします。
9/8に台北の桃園国際空港から入国し、台湾を時計回りにぐるりと1周してまた台北の桃園国際空港に戻ってくる形となり、9/12に5日間での『台湾1周』を成し遂げました。
飯が美味い、お茶が美味い、移動しやすい、民族が愛おしい、台湾人も優しい、見所面白スポット満載と絶賛しかない台湾。日本から近いしいつでも遊びに行けるなってウキウキしております。
再見、台湾!!
2019年・ナオキーズ!旅日記第4弾!!
『 台湾韓国周遊見聞録 』
16日間もあれば、近場のお手軽海外旅行で台湾と韓国の2か国それぞれ1周できるんじゃあないの?ってな具合で計画したら思ったよりタイトなスケジュールに追われるハメに・・・・
怒涛の『台湾韓国周遊見聞録』の旅。
2ヶ国をぐるっと周った観光スポット巡りをどーぞお楽しみあれ!!
胸躍る最新放浪旅日記を配信中!
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