『 2024GW 伊勢神宮外宮 』
5/5(土)晴れ
初めてのお伊勢さん詣り。
※『伊勢神宮はすごい❗』という浅はかな知識以外勝手が分からず調べたところ、どうやら最初に豊受大神宮(外宮)を参詣してから、皇大神宮(内宮)へと参詣するのが古くからの習わしでデフォとのこと。
となれば、まずは外宮を参詣しよう。最寄りの伊勢市駅から外宮へ向かいます。
目的地は500m先
駅前には手荷物預かり所が併設
提灯風街灯
通りを渡ると別世界へと至る
夕方5時過ぎからの参詣が功を奏したのか、GW中にもかかわらず参詣客はまばらで、急かされることもなくゆっくりと外宮を堪能することが出来た。
豊受大神宮(外宮)には豊受大御神がおわす
外宮域内案内図
大鳥居にご挨拶し、左側通行の表参道火除橋を渡る。
豪華な手水舎
境内の鳥居が神々しい
豪華な手水舎で身を清めて歩いて行った先には神楽殿が。
5時を過ぎているのに「まだ参詣している方がいるので」ということで社務所は開いており、御朱印やお守りも頂けるのでした。
優しいぞ、伊勢神宮。。。
本来なら御正宮をお詣りしてから神楽殿に戻り、そこで御朱印を頂くが、すいません、お先に頂いてしまいました。
御朱印を手に入れられてウキウキしながら、メインである御正宮へ向かう。
境内は広くて静か
質素でナチュラルな色と造りの御本殿。本当に手前までしか入れないのが威厳を感じる御正宮。
ずっしりとした趣のある社殿に心と願いを預け、厳かな気分で心を込めた参詣が出来ました。
お詣りに来れたことに感謝ですな。
お次は多賀宮→土宮→風宮と続けて別宮を参詣だ。
この先に多賀宮
土宮
風宮
休憩所にもなっているせんぐう館の目の前にある勾玉池を眺めつつ、東屋で小休止だ。
勾玉の形をしている勾玉池
池から眺めるせんぐう館
鏡張りの水面が美しい
ひと休みポイント
夕暮れ時の穏やかな境内を歩いて戻る。
ここ数日間は熊野古道を修験者の如く気合いと根性で歩き、気持ちは不動明王と強く気を張っていたのだが、外宮の境内を歩いているといつの間にか心穏やかになっており、なんと目の前の手繋ぎカップルを見て「その手をいつまでも離さないでね」と、想い願っている自分がいて驚いた。自分をキショいと感じるくらい優しくなれるのが伊勢のパワーか。
火除橋を渡り大鳥居を出て、外宮に向かって一礼。
わずか1時間程の豊受大神宮(外宮)参詣でしたが、とても有意義なひとときとなりました。
通りに戻ったら途端に現世の賑やかな参道となり、冷やかしながら散歩する。
伊勢は街角のドブも綺麗だ
趣あるのでいつか泊まりたい
パタゴニアの店あった
知らないと入店に躊躇する見た目ボロボロ、営業してるのがどうか店に入っても半信半疑なお店「若松屋」は、昭和から時が止まっているであろう伊勢うどんの名店だ。
良く言って昭和レトロ、悪く言って廃墟
どこが入口かも分からない迷宮
果たして食材があるのかも怪しい
メニューも不安を煽る
店に入るも客は誰もおらず、おばあがひとり笑点を観て、ゆっくりと寛いでいた。
映画のセットのような客席
震えるほど昭和レトロ
このヤカンから飲み物(茶)が提供される
字体がカッコいいコーヒー&ケーキ
確認したが一応動いてた
甘味もあるが頼む勇気はない
腹が減っていたので、伊勢うどんと牛丼のセットを注文だ。
待ってる間に何人かお客さんが来たんだけど、おばあは気付かないのか厨房から出て来ないので、いちいち客が来たことをおばあに伝えに行ってたよ。だってお客も勇気を出して入って来たは良いけど、店員はいないし席に座って良いのか?そもそも営業中なのか?と一瞬戸惑って立ち尽くしてるのがあからさまなんだよね。
なのでお客が来たらすぐにおばあに伝える係に徹したナオキーズ!なのであった。
この奥に厨房があるのだ
初めて食した伊勢うどん。噂通りのドゥルドゥルな麺に濃いタレが美味い。牛丼もつけあわせも絶品じゃあないか。
こんな昭和の廃墟みたいなお店だが、いや、この懐かしレトロなお店だからこその美味しさなのかは計り知れぬが、雰囲気もおばあの接客も俺の大好物だったので、良き外宮詣りの〆とななりました。
気持ちも穏やかになったことだし、今夜は久しぶりのシャワーを浴びてゆっくりと身体を休めような。
あの忘れられた名旅ブログ 『ぶらっと、旅る。』が、
帰って来た
2024GW・ナオキーズ!旅日記がついに再始動!!
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