「 2024GW 熊野古道を歩く 紀伊路編② 」

4/28(日)晴れ


 藤代峠からスタート。朝6時半から歩く。

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 本日は快晴のお天気で早朝の山の空気が心地よい。

 しかし、あっという間に暑いことに気が付く。素朴な集落をのほほんと抜けながら歩くとはいえ、舗装ロードは炎天下だと相当キツイ1日になりそうだ。今日は3つの峠を越えなきゃならんのに…

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 矢印の先は崖なんだが…

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 左の側溝が熊野古道だなんて誰が思う?

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 山道の矢印に安心感を覚えてきた

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 本当に矢印頼りの藤代峠

 藤白坂・藤代峠の下り古道は複雑だ。だからこその矢印頼りのみかん畑の間の農道をくぐり抜け、ようやく麓の集落に着く。

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 集落の阿弥陀寺

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 阿弥陀寺の境内にある橘本王子

 橘本王子から歩くとすぐに、加茂川に架かる昔ながらの橘本土橋が見えてくる。

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 めっちゃ雰囲気出してきた

 昔の参詣客達もここを通ったのかと土橋を渡り、集落を流れる市坪川沿いに進む。

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 しばらく歩いて日本のみかん発祥の地とされる橘本神社に到着だ。

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 ここにはスタンプ場の所坂王子もある

 全ての柑橘類の元となった橘の木を1900年前に田道間守が常世の国から持って来た由緒ある地だとのことだが、それならもっと大々的にアピールしても良いんじゃないかと思うよ。

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 こいつが橘樹

 ちなみにその田道間守神(たぢまもり)はみかんとお菓子の神様として祀られている。

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 一生お菓子に苦労しないようにお祈りした 

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 橘本神社の御朱印

 割りと印象に残る神社だったお菓子・みかん神社の次は、

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 一壺王子

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 泣き相撲で有名な山路王子神社

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 ここから始まる蕪坂・拝の峠

 沓掛登り口から長い長い蕪坂が始まる。紀伊路最大の峠のひとつなので、焦らずゆっくりと登ろう。

 舗装路の反射熱と直射日光をなるべく避けるため、少ない日陰を選びながら延々と歩いたよ。

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 段々みかん畑の眺望が圧巻

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 ようやく拝の峠頂上へ辿り着いた

 登っている間、ずっと最高の眺望を見続けて来たが、さらに峠越しの海の景色が拝めるのは素晴らしい。
 神武天皇が八咫烏に会って案内してもらったのもこの辺りだとは歴史好きには感慨深いな。

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 蕪坂塔下王子へ向かう


 山肌に段々畑となったみかん畑の山を下りる。
 5月半ばには満開になるみかんの花も、今はまだ蕾。時たま早咲きのみかんの花の匂いが鼻腔をくすぐる。

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 ちなみにナオキーズ!好きな花の匂いベスト3に入るジャスミンは今まさにどこでも満開で、香りが風に吹かれてやって来ると、熊野古道での疲労を一瞬で忘れさせてくれる素敵なお花だ。

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 峠下りの道中の見所。

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 太刀の宮

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 弘法大師が爪で書いた伝説の爪書地蔵

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 東屋のある公園に山口王子

 紀伊宮原駅までの長くて緩い道中に伏原の墓というお墓に遭遇。

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 平安、室町時代に熊野詣でに出たは良いが、当時は過酷な道のりだったため、志し半ばで命を落とした巡礼者達を奉ったお墓なのだ。

 ナオキーズ!がその想いをしかと熊野大社へ伝えようじゃないかとお参りした。


 紀伊宮原駅の先には大きな有田川が横切っているため宮原橋を渡る。

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 すでに有田みかんで有名な有田市に入ったようだ。

 川を越え、次の峠の麓集落へと向かう。

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 中将姫の昔話が残る得生寺

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 地蔵コスプレのようなお祭りが有名

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 本朝最初の糸我稲荷神社

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 糸我稲荷神社の御朱印

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 くまの古道歴史民俗資料館

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 入口にスタンプ押印所

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 新・糸我王子

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 旧・糸我王子

 糸我王子を過ぎると、また峠道が始まる。

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 舗装ロードの急登は眺めこそ良いが、日陰が少ないのが難点だろう。汗が全く止まらない。

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 歩き始めてまだ半日程。陽射しに体力を持ってかれヘトヘトだが、何くそと糸我峠を越えた。

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 糸我峠の下り古道

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 峠茶屋跡

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 この峠を越えまた越えるべき山を見る

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 あの伝説の夜泣仏(どの?)

 峠が終わり歩きやすくなった所で逆川神社。

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 逆川王子とやって来た

 ひとつ峠を越えるとまたすぐ峠。その繰り返しで本日3つ目の峠道(舗装路)に差し掛かる。

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 道中、伝説の腰掛岩。後白河法皇が座った伝説。

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 ナオキーズ!伝説の腰掛岩

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 かわいい道標

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 弘法大師が振り当てた井戸

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 本日3峠目 方津戸峠山頂

 ラストのこの峠は小峠でだいぶ楽だった。熱中症になりそうな陽気なもんで助かったよ。


 急に垢抜けた町に出たと思ったら、ここは醤油で有名な、醤油醸造の発祥の町・湯浅。
 醤油の最初の一滴はこの町から始まったらしく、重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。

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 町中が熊野古道

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 湯浅性発祥の地でもある

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 立石茶屋は観光案内所

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 熊野道道標

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 湯浅おもちゃ博物館

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 タイムスリップ気分の長屋

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 活け花にもセンスを感じる

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 ここは着物マストで観光したい

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 現役で活躍する昭和の一角

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 町人がやってそうな金山寺みそ屋

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 レトロ木製牛乳BOX

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 今は民俗資料館、甚風呂

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 天保十二年 角長(醤油屋)

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 民家の裏路地の日常

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 手作りパン屋さん、ワダ

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 戦後の銀座にありそう


 観光客も多く立ち寄る、古い町並みがまるで映画のセットのような、テーマパークのような観光スポット。

 こういう昭和が色濃く残り、また江戸の町さながらの雰囲気が大好物なナオキーズ!こうなるともう先に進む気にもなれず、ついつい熊野古道を忘れて町並散歩に時間を費やしてしまった。

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 JR湯浅駅 美味そうなおにぎり屋さんがあった

 今日は陽射しに体力を奪われ、峠もたくさん越えて汗ダラダラで全身筋肉疲労。さらにスマホの充電問題が発生し、素敵な観光スポットにも出会い足が止まってしまったため、2日目にして早くも全泊野宿という縛りを捨て、文明はびこるビジネスホテルに駆け込んだのであった。

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 そしてこのビジホがまた格別で、20年前の東南アジアの安宿を思わせる最高にしがないお宿でした。
 部屋の電気の不具合、シャワーの湯圧、湯量の頼りなさ、昭和全盛期から一度もリニューアルなんかしたことないナイスな外観と内装。レセプションは1階に併設された、これまた完璧な昭和レトロな喫茶店。

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 狭さも完璧、ハンガーが10本くらいある

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 内線電話、目覚まし時計、殺虫剤の三種の神器

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 窓からの景色は墓場

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 昭和レトロな喫茶店

 俺の好みを知り尽くしているビジネスホテルに熊野古道で出会えるなんて。
 今夜は良い夢見れて、明日からも頑張れそうです。

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4/28(日)晴れ
行動時間8時間、距離20km。



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