「 台北セカンド・2日目 」

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 昨晩夜更かしをし過ぎたせいなのか、それとも旅行初日の疲労が溜まっていたのかは定かではないが、2日目に我々4人組が目を覚ますと驚くべきことに午前も終わろうかという11時を回っていた。

 少ない旅日程の貴重な中日の午前中が消えていたのだが、我々4人組はのんびりとシャワーを浴びつつ、午後からはがんばって遊ぶぞと、計画を組み直した。

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 腹が減っては戦も観光も出来ぬと、ランチタイムは小龍包界隈では世界的に有名な「鼎泰豊」をチョイスして、中華小龍包三昧の宴を繰り広げたのである。

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 賞味期限が18日間しかないという新鮮さが売りの台湾ビール

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 小龍包という名の小宇宙がせいろの中に10個も

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 アツアツ極旨エキスを上部から吸い出し歯応えのある肉とそれを包み込む…文字数

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口直しにピッタリなトマトと卵のやさしいスープ

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 中華街?いや、ここは台湾!と納得のジャージャー麺

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 鼎泰豊(ディンタイフォン)の影番長ことエビチャーハンは一口喰ったら忘れない

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 この世の癒しとは酸辣湯麺のことを言う

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 カニが包まれた小龍包は見つけたら即買いだ

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 仙人が仙人のために仕立てた薬膳鶏スープをすすれば寿命が2日は延びる

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シメのデザートにこしあん小龍包 もはや暴君

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 さすが名店と言われるだけあり全ての料理がパーフェクトでお腹もいっぱいだ。

 幸せな胃袋の余韻を感じながらさっそく観光ツアーに出向いた我々4人組がまず向かったのは、超広い敷地の中に超広い広場と超デカい建物が訪れた者を圧倒する中正紀念堂だ。

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 蒋介石の成せる業だよ紀念堂と芸文広場

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 現役で使われている大劇場

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 正門牌楼は自由広場への入り口の門

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 音楽ホールならこちらの館をどーぞ

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 自撮りを撮る人とそれを撮る人を撮る人を激写した貴重な1枚

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 紀念堂内部を警護する衛兵の交代式を見たり、動かぬ衛兵の前ではしゃいで怒られたり、我々がミニチュアになったかのような錯覚を感じるほどの規模の大きさにテンションもあがった。

 そしてそれを遥かに上回る巨大な晴天の抜ける空が気持ちをダイナミックにさせてくれたのだ。

 そんな懐の大きな男たちとなった我々4人組がさらに高みを目指そうと次に訪れたのは、地上101階・高さ508mという台北のランドマーク。
 
 そう、台北101と呼ばれる巨大ビルヂングであった。

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 タワーとのツーショットはとにかく下から被写体を狙う

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 時速60kmのエレベーターは展望台までわずか38秒

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 当然だが台北市街が360℃見渡せる絶景

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 つい「この街は俺のもの」とつぶやいてしまう

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 高いところから眺める景色が子供の頃から好きなのだ

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 バンジーと叫びたくなる展望台のさらに上の屋外展望台

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 ガラス越しじゃない景色が目の前に!!


 大きさと高さに圧倒され気持ちが高ぶったまんま夕方になり、少々クールダウンを兼ねてゲストハウスで小休止を挟んだ。

 そして心機一転、我々4人組の夜の部は始まる。まずは伝統劇である京劇鑑賞へとタイペイアイという劇場を訪れたのだ。

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 本日鑑賞できた京劇は「白蛇伝」という名の妖怪と人間のラブストーリー。

 ステージ横に日本語の解説が出てくるのでセリフも内容も舞台構成も理解出来るし、繊細な表情や動きで気持ちを表現したり、舞台狭しとアクロバットの連続で我々を魅了したり、あっという間の1時間で終演が名残惜しかったのだが、結果と言うか、え?この先の物語の結末はどうなるの???といった謎の終わり方でモヤモヤしたままとなってしまった。

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 舞台前のお化粧シーンが前座

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 とにかく全身の動きに意味がある

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 前半はストーリー重視 後半はアクロバットの見せ場連発

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ドタバタで勝手に大団円に持ってかれてしまった

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 近くで見たら驚くほど肌がきれいだった

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 結果、楽しそうでなによりだ


 大好きな伝統芸能に気持ちが満たされてもお腹は満たされない。今宵はまだ始まったばかり、夜はこれからだ!と台北最大の夜市・士林夜市へ乗り込んだ。

 しかし我々4人組のうちの2人が屋台街の臭気にやられ意気消沈。。。 台湾の屋台街を堪能出来ないなんてかわいそ過ぎるが、代わりに元気な腹減り2人組が買い喰いで鋭気を養った!

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 観光向けだろうが台北一の夜市マーケット

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 夜市とか市場とか歩いてるだけでテンション上がる

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 さすがに人だらけ でも毎晩通いたい

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 お祭り屋台みたいに買う店を迷うのもひとつの幸せ 

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 臭気に毒され続けた彼らはついに動かなくなってしまった

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 タコ足回転焼き 1本丸々美味い~~

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 胡椒餅は台北ではマストフード

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 胡椒餅の外皮は熱々のカリカリで中身は幸せがぎっしり

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 ヌードルのお粥みたいな麺線屋台はトッピングで好きな味へメタモルフォーゼ


 なんだかんだ言って士林夜市を堪能した我々4人組はひとまず宿へと戻ったのだが、まだまだ喰い足りない腹減り2人組は宿の近場でも買い喰いを重ねた。

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 揚げたてのフライドチキンを狙う腹減り君

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 カキオムレツはシンプルだが贅沢だ  

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 お弁当箱開けてこれが出てきたらうれしいよね


 台北2日目は午後からの遅い観光スタートとなったがぐったりするほど充実で濃厚な時間を過ごせた。やはり旅の日常は濃いのな。

 そんな夜型になってしまった我々4人組はまたしても宿への帰宅が深夜3時近くになるという愚行を起こしてしまうが、これこそが面白可笑しく生きるということに他ならないのだろう 

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 Taipei,Taiwan 01/jul/2019  From Naokys! 


 2019年・旅日記第3弾、最新作は『台湾台北ふわり旅』!!

 初夏に訪れた旅先は台湾・台北2泊3日の弾丸自主的なツアー。

 今回はひとり旅ではなく男4人の珍道中。

「ちょっと小龍包喰いに行こうぜ!」誰が言ったか名台詞。

 あっという間に台北行きが決まりあっという間に帰って来た『台湾台北ふわり旅』お楽しみあれ!!

  
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