2015年5月4日(曇り時々雨のち曇り)
八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣作る その八重垣を
スサノヲが詠んだ歌で、日本で最初の和歌。
出雲国の松江近辺には、縁結びの神社が腐るほどある。
日本書紀や古事記、出雲風土記など、それぞれが示すスサノヲとクシナダヒメの宮殿だったり出逢いの場だったりとかまぁそんな感じの縁結び神社が多数ある。
もちろん女子に大ウケ。
てか、ほとんど女子しかいねぇ。
昨晩、某道の駅で車中泊をしていたのだが、あまりの混みようとファミマの明るさに嫌気がさし、20kmほど踵を返し、美保関灯台の駐車場へ舞い戻ってそこで寝なおしたのだ。
当然、朝は早よから「美保神社」に再度参拝し、この先の御朱印の旅路を祈り出発した。
早朝の美保神社 イカの匂いは まだない
出雲国の狛犬は こんな感じにケツ上げスタイル 流行のようだ
美保神社の隠れ亀を発見したが 何故か背中に5バーツ(タイ通貨)が…
美保神社らしい絵馬の飾り棚 君の願いを一本釣り
ついでに近場にあるメテオプラザまで行き、1992年に美保関町の松本さん家に落下してきた隕石を一目見ようと訪れたのだが、なんと開場時間が10時。
こっちは朝早くから行動してんのにあと1時間も待てず!と、近場の大日堂の御朱印をさらっともらい松江市内へと向かったよ。
ぶらっと、御朱印も 俺得
目的地は「八重垣神社」。
スサノヲが八岐大蛇(ヤマタノオロチ)から稲田姫命(イナダヒメノミコト)を八重垣で隠し、八岐大蛇から守って退治したあと結婚して夫婦生活を始めた場所。
なもんで、縁結びの大神でもあるし、日本で初めての結婚式の場でもあるようだ。
もちろん女子ばっか。
ラブパワースポット 乙女たちよ 縁を結べ!
稲田姫命が隠れてた森に鏡の代わりに自分を映してた鏡池がある。
そこの池に占い用紙を浮かべると紙に字が浮き出てくる。 さらに水に浮いた占い用紙の真ん中に10円玉か100円玉を乗っけてその占い用紙の沈む時間の早さや、岸からどのくらい離れたトコで沈むかで良縁を占うドキドキ恋占いのコーナーもある。
もちろん女子ばっか。
所詮 この世は 男と女 欲望渦巻く 鏡池 友蔵 心の俳句
割とソッコー近場で沈んだ その後のピンサロ花びら4回転!
1000年くらい前の神社に書いてあった絵が宝物館で200円で観れたり、2本の椿が途中で1本になってる奇怪な夫婦椿にびっくりしたり、御朱印に心躍らされたりとキャッキャッと楽しめる神社だった。
こんなくっつき木がいくつもある・・・・
このシンプルさが本来の御朱印のお姿
次は「神魂(かもす)神社」だ。
ここは県社で日本最古の大社造りの国宝な本殿がある。
もちろんすごいのだが、御朱印さえいただければ・・・・
出雲国造家の歴史ある社 ほんまもんの国宝
墨書は神社で 朱印は大宮 こんな違いがマニアにはポイント高
その後は、八雲立つ風土記の丘で歴史を勉強したり、八雲温泉の露天を堪能しつつ、お隣の「熊野大社」へ。
出雲国一宮であり、敷地も広く造りも大きく迫力のある大社だった。
湯上りに御朱印を戴いた。
注連縄でかいのも 出雲の特徴ね
書き手による字体も様々 これはチョイアート系
本日最後の神社訪問は「須我神社」。
スサノヲがヤマタノオロチをやっつけたあとに建てた宮殿が神社になり、日本初之宮としても有名。
雲南市の山奥の入口に鎮座し、こじんまりとしてるが高台にある古い神社だ。
御朱印は漢を感じさせる迫力だった。
古いのに新しい 奥の宮は山の中に別にある
朱印の八雲が洒落乙だよなぁ~
夕方近くになり、松江市内へ移動して松江城を見学する。 城跡公園なんかではなく、ちゃんと城が現存していた。
お~~い こっこ、こっこぉ~
宍道湖というしじみで有名なデカい湖のほとりでシジミラーメンを喰ったが、これが塩味ベースのしこたましじみ入りでめちゃ美味かった。
思い出しただけで リンパに涎が溜まる じゅるるるるぅ
そんなこんなで松江近辺、縁結び神社御朱印巡りを終え、暗くなる頃には宍道湖北側ルートを一路西へ進路を取り、出雲と言ったら出雲そば、否、出雲ぜんざい、否、出雲大社!!へ、いざゆかん、だ。
島根半島の西の端の海岸でテントでも張ろうかと思っていたが、なんだかそんな雰囲気でもなく、出雲大社大鳥居近くの道の駅での車中泊と相成った。
八雲立つ 八重垣 八岐大蛇 小泉八雲 移動距離888.8km目撃と、やたらと八に縁のある一日であった。
そこまでしねーでも 堤防から釣りゃぁいいじゃねぇか(宍道湖にて)
From Naokys!
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