「 ダバオ フィリピン・ミンダナオ島 5月4日~5月5日 」
ミンダナオ島のダバオは、世界一行政面積の広い市だそうで、東京都23区の約4倍もの広さがあると言う。そんなバカでかいダバオ市で長年市長を務めたドゥテルテ氏は、悪名もさることながらその政治的手腕を買われ、いまではドゥテルテ大統領となりフィリピンのトップに君臨している。
かつてのダバオ市は治安がむちゃくちゃ悪かったようなのだが、ドゥテルテ大統領は市長時代に麻薬撲滅と犯罪者やホームレス一掃を掲げ、強行的に有限実行した結果、良くも悪くも今ではダバオ市はフィリピンで一番安全な市となっており、観光業も脚光を浴び経済成長を遂げたのである。
街の人が話してくれたが、みんなドゥテルテ大統領は大好きだと自慢げに言っていたのが印象的だった。
そんなバカでかいダバオ市なのだが、当然2日間で全部の見所を周れるわけも無く、そしてそんなにナオキーズ!的に魅力的な観光スポットも無いもんだから、もっぱら安宿周辺の街散歩やら、フィリピン大手のSMスーパーマーケット、ショッピングモールやらクロコダイル・ファームにちょろっと行ってきた程度の観光となった。
それはそれでめちゃくちゃ楽しかったんだけどね。
フィリピンの旅もこのダバオで終焉を迎える。長かったようで短かった旅路をシメるのは2日間のダバオ市内ぶらっと、旅る。だ。
1日目はサンペドロ通りとレクト通りを中心に歩き回った。
カツオのカルパッチョ 海外で生魚喰うの初めてかもだが美味し
ツナとバナナのサラダ 女子力がアガッた
まんま沖縄のゴーヤチャンプルなのには驚いた
チキンアドボと手羽元カラーゲ&ライス(冷飯)
フィリピン飯にしては美味過ぎて骨以外完食だ
ラストデーは奮発してマイホテルの1泊2800円プレミアムダブルルームを確保
滅多に泊まることのないエレベータ付き 4階だ
旅行中、クーラーをガンガン使用し、ただTVを観る数時間は至福の時
サンペドロ通りの散策を再開する
扇形の教会は初めて あとファンがデカい
教会は涼しいから祈ることなくても長居しちゃう
市庁舎の前には軍の警備があり装甲車はカッコイイ
そんなに軍人はいないし形だけなのかも
サンペドロ通りの中心地
雑多な商店街は散歩にはうってつけだ
ミンダナオ島はムスリムの割合がすごく多いのだ
ショッピングモールの「オイシイタコヤキ」屋さん
ダバオではたこ焼きが大流行してた
ダバオの歴史ある名物ホテル・アポビューホテル
市民の憩いの広場なのだろうか ピープルズ・パーク
入園してみたがさほど面白くないぞ
気持ち悪いオブジェはいっぱいあった
これくらいの屋台がちょうど良くて好き
レクト通りに入ると交通量が増えた
夕方のサン・ペドロ教会 銅像に止まる鳩でありちょんまげではない
涼しい時間から選挙活動が行われ人通りが増える
夜はGrabタクシーに乗りSMシティモールへやって来た
時間潰しには持ってこいの巨大さだ
2日目。
いよいよこの旅の最終日となったが、たいしてやる事も思いつかず午前中はTVで「キャストウェイ」観たりして最終パッキング。
午後からゆるっとSMシティモールからのクロコダイル・ファームへ遊びに行くことにした。
ホテルの朝食も良いがやっぱり外の安食堂のが美味い
本日もダバオ市は平和です
黒アイス 木炭の味ではなかったのでセーフ
護送車のような乗合トラックに揺られショッピングへ赴くのだ
SMショッピングモールへ辿り着いたが、昨日も来たし、あらかたショッピングパトロールは済んでいるので全然楽しめない。
むしろ、もう夜には帰国するのか…という焦燥感に苛まされて全然気分が乗らないのだ。
帰りたくない病、発病・・・・
モール内にあるスーパーマーケットでお土産買うのも気が重いのな。
底抜けに明るい大空とは裏腹に気分は曇りがちとなる
モール内を走る蒸気機関車 大人は乗れない
どうあがいても最終日なので、タクシーに乗り込んで「クロコダイルファーム&ZOO」へレッツらゴーだ。
ここは童心に帰り、動物や爬虫類(主にワニ)に癒されて気分を替えて行こうってな算段だ。
ワニを小脇に抱える人形がお出迎え
本物はしっかり両手で掴んでいないと喰いつかれるよ
園内は家族連れで大賑わい
アルビノの大蛇や・・・・
アナコンダなどの蛇系がうじゃうじゃいる
でも俺は屈強だから大丈夫
クロコダイルの大渋滞だ
ワニってほぼ動かないから見ててもすぐに飽きるなぁ
5m近くもある大ボスのクロコ
ダチョウの餌やりはぐいぐい来るからビビる
七面鳥も案外キモい鳥の部類と思う
動かないシリーズ② お昼寝クロコダイル
動かないシリーズ③ え?ちょ! なにがどーした!?
ミンダナオ島アポ山名物 ジャコウネコのうんこコーヒー
うんこーひー無かったんで普通のアポ山コーヒーだ 残念
思いのほか遊べたのであっという間に夕方だ。クロコダイルファームをあとにして一旦ホテルに戻り、フィリピン最後の夕食を食べに行こうと街をうろつき始めた。
しばらくすると、通りの向う側に煙まみれの屋外屋台村を発見だ。手前に食材の鶏肉の部位が並び、選んだ肉をその場で炭火で焼いている。
こいつは良い兆しだ!と確信して近づくが、すごい煙の量に目がシバシバするぞ。
よっしゃ!!炭火焼きチキンをこの旅のラストサパーとする!
周りはビール飲んでカラオケやってたり、家族連れがBBQチキンにかぶりついてたりとローカルな風景が広がる。
最後に屋台の兄ちゃんやおばちゃん、手伝いボーイなんかとくだらん世間話で盛り上がり、日常のヒトコマで旅が終われるとは、サイコーに良いシチュエーションだったよ。
タレが美味くて炭火の香りに包まれた神様からの贈り物
深夜0時。10分遅れでLCC便セブパシフィックの機体は一路首都マニラへ向かい飛び立った。
マニラに着いたら朝出発の便に乗り替えて、約5時間後には今度こそニッポンだ。
フィリピン縦断の旅は死ぬまでにしたい旅のひとつだったから、本当にうれし楽し旅でしかなかったな。最近は予定決めてその通りにうまく旅することが多くなったが、ゴールだけ決めて行き当たりばったりな旅が困難しかなくて刺激的だった。
やっぱりこういうアドレナリンがどぴゅどぴゅしちゃう旅が俺は好きでたまらない。
Davao,Philippines 03/may/2019 From Naokys!
あの忘れられた名旅ブログ ナオキーズ! 『 ぶらっと、旅る。 』
早くも2019年第二弾企画始動。
令和元年となるゴールデンウィーク。ナオキーズ!俺旅はどこへ行く!?
「GWPT~ ゴールデンウィーク・フィリピントリップ~」に決定!
マニラからダバオまで、ローカルバスを乗り継ぎフェリーで島を渡り南下するフィリピン縦断珍道中の旅日記に乞うご期待!!
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