ぶらっと、旅る。 

   人生の半分を夏休みに捧げたいアラフォーバックパッカー・ナオキーズ!(The naokys!)  過去に辿った一人旅を焼き増ししたり、これから行くであろう冒険浪漫な旅路をドドドッと書き綴る狂い咲き旅日記

          ~  The naokys! presents  俺旅  ~

クルンテープ駅

『 3日バンコク諸行無常 さんの巻 』


 「 ばいばいクルンテープ、さよならフアランポーン 3日目 」

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 バンコク弾丸旅最終日の今朝は7時起き。

 お昼のチェックアウトまでの午前中にひとつ「インスタ映え」スポットを観光しちまおうと意気込んだ。バンコク市内の便利な交通網、MRT(地下鉄)とBTS(高架鉄道)を乗り継いでおでかけした先は「ワット・パクナーム寺院」。

 なにはともあれ、「インスタ映え」のために存在するようなお寺さんかよ!って代物で圧巻だった。

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 BTSの駅からも見える寺院の外観 映えの秘密は白い仏塔の中に・・・・

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 5階建ての一番上まではなんとエレベーターで上昇だ

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 すぐ隣には製作途中の巨大仏が鉄骨剥き出し!

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 5階からは対岸のワット・クンチャンの仏像たちも眺められる

 「ワット・パクナーム」は古くからある瞑想修行をする寺院なんだけど、この白い仏塔の中は2階が瞑想する場所になっていて1階と3階から4階は博物館としてたくさんの仏教関連の展示物が展示してある。

 しかしなんと言ってもやはり最上階の5階に鎮座する緑色のガラスで出来た仏塔が大本命なのである。

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 色彩が綺麗で煌びやかなガラスの仏塔だよなぁ

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 ガラスの装飾が細かくて繊細さを感じる

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 天井画はもう宇宙だ

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 周囲を囲む仏を覆う木の種類が全部違うのが興味深い

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 なんとも神々しくてかっこいい

 「ワット・パクナーム」の緑のガラス仏塔さえ拝むことが出来れば午前中の観光はしまいだ。

 こんな素晴らしい繊細な仏塔を観たのは初めてだったよ。仏教って質素なイメージが強いから派手な金ピカは良く見るけどこういうのもたまには良い。

 さて、モーターサイに乗りBTSウッタ・カート駅まで戻ったら急いで安宿へ戻る。チェックアウトには間に合ったがここで思い直し、宿主と交渉して夜までの半日分部屋を確保した。

 と言ってもこのまま部屋でゆっくりと言うのではなく、午後はバンコク市内の知った所を踏破し帰国前にシャワー&パッキングをしっかりしたいがための確保だった。

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 3月はドリアンの旬の季節 車内への持ち込みはダメ!絶対!!

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 フワ卵カニカレーで腹ごしらえと洒落込んだ

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 デザートは仙草ゼリーのかき氷で身体の芯から冷える

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 クルンテープ駅にお邪魔したらここから市内観光スタート

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 待合室は今日も大盛況で安泰

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 駅にはチープなガチャもずっと残ってる

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 弾丸旅の強い味方モーターサイ(バイタク)

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 赤バスの背後にクルンテープ駅

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 どこがセブンイレブンなのかよく分からない雑多な駅前 

 国鉄クルンテープ駅の前からすぐにバンコクの中華街へ通じているので、まずは中華街をくまなく散策しそのままインド人街のあるパーフラット市場まで歩いた。

 そこからチャオプラヤー川の河岸にあるボート乗り場を目指したら、オレンジ旗の鈍行ボートに乗り込んで行き交う各種ボートの間を抜けカオサン・ロードの寺裏にあるボート乗り場までの簡易クルージングだ。

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 中華街の特徴はやっぱりこの看板たち一択!

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 すごい行列が歩道まで続いていたがなんでかは知らない

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 バンコク名物トゥクトゥクも走る 1台欲しい

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 突如目の前に現れたチープなおもちゃ屋台はばあさんの手押し車

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 ボート乗り場で待つこと30分 めっちゃ混んでる

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 しばしチャオプラヤー川を北上 渋滞知らずの優秀な交通機関

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 カオサンロード寺裏のボート乗り場 空が高い

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 …あと汚い・・・・

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 バックパッカーの聖地と謳われるカオサン・ロード

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 さあ、カオサンパトロールを始めよう

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 みんなヒマそう

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 とりあえず生搾りジュースに困ることはない

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 流行ってんだろうな、大抵の日本人が象パン履いてた

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 道の真ん中に待機してるのはいいが割りと邪魔だよ

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 懐かしい小道も健在だった

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 カオサンの裏通りがキレイに整備されててちょいさみしい……

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 気が付けば帰る時間に間に合うかの瀬戸際じゃねーかよ

 カオサンで何かお土産でも買って帰ろうかと思ってたけど、それほど魅力的なTシャツもタイパンも民芸品もなく、適当に入ったスーパーで食材とかヤードムなんかの小物のお土産ショッピングをしてるといつの間にか夕方6時過ぎ・・・・

 カオサンでお土産無いなら土曜日だしチャトチャックのウイークエンドマーケットでも行こうかな?なんて呑気なこと考えてる場合じゃあ、全然なかったよ

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トゥクトゥクでクルンテープ駅までかっ飛ばした

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 なんとライトアップされてるクルンテープ駅が見納めだ

 ドンムアン空港行きの列車は20:10発。そいつに乗るためにまたここへ戻ってくるのだが、本当に時間がなかった。

 MRT(地下鉄)で戻った安宿でシャワーを浴びて荷物のパッキングを速攻で終わらせたチェックアウトの時点で19:50・・・・ どう考えても列車の時間に間に合わないなら、奥の手を使うしかないようだ。

 宿の近辺で客待ちをしているモーターサイ(バイタク)のドライバーに「100バーツ渡すから列車の時刻に間に合うように行ってくれ、大丈夫か!?」と頼む。
 ドライバーは「任せろ、乗れ!」と叫び、渋滞のバンコク市内をバイクですり抜ける。

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 20:00ジャスト 駅に到着 ぎりぎりセーフで間に合うさすがのバイクの機動性

 出発時刻に間に合い、駅構内を列車に向かって走りながら心の中でつぶやく。


 「ばいばいクルンテープ、さよならフアランポーン」


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  しかし待っていた列車の車内は激混み。なんとか荷物を網棚に乗せるのが精いっぱいで、立ってる場所もなんとか確保出来てるようなカオスな車両。。。

 しかも始発駅、ローカル各駅列車の扱いは最下層で他の列車との兼ね合いに巻き込まれ、時間になっても一向に発車する気配を見せない・・・・
 これなら大枚はたいてモーターサイに乗らなくても徒歩とMRTでも間に合ったな・・・・
 
 まあ遅れることもあろうかと、ドンムアン駅に到着する時刻は、空港入り予定21:45よりだいぶ早い21:00着の列車を選択していたナオキーズ! 数々の経験からなる先見の明が冴えたなとほくそ笑んでいた。

 そして周りの乗客に何気なく「この電車、ドンムアン駅に停まるよね?この切符で大丈夫だよね?」と軽い気持ちで聞いてみたら、どういうことか周りの乗客はどよめきながらオロオロし出したではないか。一瞬の間に不安になり、もう一度同じ質問を繰り返すが誰も答えてくれない。いや、どうやらローカル列車の夜行便のせいか乗客はほぼローカルタイ人で、俺の英語を理解してくれていないようなのである。
 返ってくる返事は当然タイ語。それこそ俺が理解できるはずもなく、ただただみんなが俺の切符を確認しては「分からない」「違うんじゃないか?」「こんな駅は知らないよ」といったような不安ジェスチャーを浴びせてくるではないか・・・・

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 行き先表示はまったく知らない街の名前だが果たして・・・・?

 ま、まずい・・・・ いくら時間に余裕のある列車を確保したと言ってもそもそも列車を乗り違えたら元もこうも無いのである。
 発車時刻も遅れてるんじゃなくって列車が違うから出発しないだけなのでは?これが旅中の出来事ならなんとかなるだろうと思ってマイペンライするのだが、俺はこれからジャパンへ帰国するために空港に行かなければならないのだ。このままだとヒコーキすら乗り遅れることも考えられるじゃあないか!

 ちょっとなら大丈夫だろうと切符を片手に車両を降り、隣の車両の英語が通じそうなジェントルマンに切符の確認をしてもらう。
 
 「おぉ、大丈夫だ。この列車で間違いないぞ!」

 『勝訴』と書いた紙を掲げるように切符を頭上に掲げながら元の車両に戻り、「みなさま、この列車で間違いないようでございま~~す!」と声を上げる。すると、みな一様に安心した笑顔となり良かった良かったと祝福のジェスチャーで迎えてくれた。ひと安心だった。
 
 そして本当に本当の最後の国鉄クルンテープ駅発のローカル線ディーゼル列車の旅は、遅れること15分、20:25に出発したのであった。

 あったのだが。。。

 車両の窓は全開なのにスピードが恐ろしくノロいのと密集した人の密着度で汗が止まらねぇ。せっかくシャワー浴びてきたのに台無しだ。
 そしてバンコク市内を走るローカル列車あるある、線路内赤信号、踏切遮断待ちの時間稼ぎに遭遇し出発したのに全然進んでいない。時間はどんどん過ぎるのに距離が進まないのである。特急に抜かされ、乗客の指定席勝手に座り入れ替え騒動が勃発し車掌が拡声器で怒鳴りまくっている。

 クルンテープ駅からドンムアン駅まではたったの5駅しかないはずなのに、2駅目のバン・スィ駅に到着したのが本来ドンムアン駅の到着時間と同時刻の21:00。2駅進むのに35分間もかかってる。あと倍の駅があるってことは倍の時間かかるってーことかよ!

 そんな中、ふと気が付くとこの車両でイライラしてるのは怒鳴り散らしてる車掌と時間ばかり気にしているナオキーズ!の2人だけで、周りの乗客は何を気にするでもなく、席の取り合いもゲーム感覚で譲り合いも当然持ち合わせ、ニコニコと楽しんでいるようにさえ見えてきた。

 そんなおおらかなローカルタイ人達を見てるうち、ここまで来たらもう列車は出発してるし、俺の気持ちが焦っても早く到着する訳でもないと思えるようになってきた。

 とにかく時間的にはぎりぎりまで追い込まれているが、何も律儀に2時間前に空港に着くこともないし、23:45のヒコーキに間に合えばそれで良いのである。最悪ヒコーキに乗れなくなってもまたチケットを買い直せば良いだけの話である。

 ある意味ポジティブな領域まで心が昇華されると急にこの混沌車内が愛おしく思えてきた。

 思えば今回の旅は3日間という短い制限のなかで全力で遊びまくったので常に時間に追われていた。それを可能にしているのは、現在のバンコクがひと昔前より確実に街全体が効率化し、近代化への進化のスピードが止まらないから、こちらが考えられる最速の行動を可能にしているのだ。
 
 しかしそれはバンコクという街の華やかな表面上の出来事にしか過ぎず、遅い国鉄ローカル列車、線路脇に住む半スラムの人々、効率化から外れ歴史に取り残されていくクルンテープ駅、そしてこの車両に乗り合わせた言葉は通じないが人当たりの良いローカルタイ人達。。。この懐かしいアジアの旅の要素は、いまだ健在なのだった。

 このバンコクの旅路で、まだこんな古き良き東南アジアの旅が体験できるとは、最後の最後に思ってもみなかったとてもうれしい誤算。
 ちょこまか動き回るのも良いけど上手くいかなくなってイライラするのは見当違いだぞ、ナオキーズ!お前の旅の本質はなんだ!?そんなんじゃねーだろって最後に旅の神様が思い出させてくれたみたい。 

 普通なら帰国の時が迫れば空港までのタクシーやエアポートリンクに乗った時点で旅の気分は終了してしまうが、それが国鉄ローカル線に乗っただけで言葉が通じない、時間が読めない、乗客が勝手気ままと、妙な気苦労、妙な緊迫感に包まれながら旅を終えることが出来るのは、バックパッカー冥利に尽きるのである。

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 21:45ドンムアン駅に到着 終わり良ければすべて良し

 この満員ローカル列車はデンチャイなんて聞いたこともない街までまだまだ旅を続けるんだな、今度タイに来た時にはまたこの列車に乗って今度は俺がデンチャイまで行きたいな、なんて感傷に浸りながらドンムアン空港への入り口のドアを開ける。

 突然、ブアーーーーというクーラーが涼しく、照明が異常に明るい空間に放り出され、小奇麗な観光客がたくさん現れた。

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 別世界への入り口 世界が一変した

 これから「帰国」という気持ち以外に共通点がまったく見い出せない人達と汗だく中年バックパッカーが突然同じ空間に居合わせる不思議。

 無駄な時間をかけてアジア旅に浸りながら、いつ着くかも分からないスリルに酔いしれ空港に辿り着いたナオキーズ!と、帰国するためだけにタクシーに乗ってやって来たスーツケースの観光客では、このドンムアン空港に辿り着いたという実感はかけ離れたものだろう。

 人それぞれの旅のスタイルだから異論は認める。でも、前者の旅の仕方が心にも身体にも圧倒的に大好きなナオキーズ!にとって、絶対、俺の方が面白い旅だったぜって胸張って言えるのな。

 効率なんて二の次だ、快適なんてあとまわし。

 マイペンライでなるようになる旅をこれからも求めて、結果よりもその道筋にドラマを作り続ける生き方をしていこうと心に誓い、初春の日本を目指してナオキーズ!は雲の彼方へと消えていくのであった。。。

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  Bangkok,Thailand 23/mar/2019  From Naokys!
 

 あの忘れられた名旅ブログ ナオキーズ! 『 ぶらっと、旅る。 』

  2019年早春第一弾企画、ナオキーズ!俺旅の目的地は
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『 3日バンコク諸行無常 にの巻 』


 「 ばいばいクルンテープ、さよならフアランポーン 2日目 」


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 今回バンコクでお世話になっている「サラ・タイ・デイリー・マンション」という安宿はMRTルンビニ駅から徒歩15分くらいの場所にあり、大昔のバックパッカーの中で一世を風靡したマレーシア・ホテルの周辺に立地している。

 この辺りは今でもゲストハウスが密集してるエリアなので、ご近所にレストランやマッサージ店なんかも乱立して便利そうなんだけど、ナオキーズ!は毎朝早くから観光に出発し、帰宅は午前様という日程サイクルだったもので周辺散策を全くしていない

 次回はゆっくりとしたいもんだな。

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 典型的な安宿 部屋が明るくて広いとそれだけで快適だ

 そんなバンコク弾丸旅2日目は朝6時に起きて7時には部屋を飛び出し駅へと向かうのだ!

 今日の旅程は旅のテーマのひとつ「インスタ映え」スポット巡りの観光となる。郊外日帰り、夜店にエンタメショーと時間の許す限り遊び尽くすよ、バンコクを

 MRT(地下鉄)で国鉄クルンテープ駅まで行ったらまずは切符売り場で本日の目的地・チャチュンサーオ駅までの切符をゲット。
 乗車時間1時間45分もかかるバンコク郊外の地方行き切符のお値段ったら、あーた、さすが国鉄ローカル線だわよねぇ、お値段たったの13バーツ(約46円)だ。

 MRT(地下鉄)が宿の最寄駅からたったの4駅10分くらいの乗車で21バーツ(約74円)。。。BTS(高架鉄道)となるともう少し高い値段設定なので、如何に国鉄が破格の交通運賃なのかが良く分かる。

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 今日もお世話になりますディーゼル列車のローカル線

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 8時発 ずーっと空いてた

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 世界の車窓からクルンテープ駅ホームを望む

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 全然人いなくてゆっくりした雰囲気が良い駅ホームだな 

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 連結部はほぼ外だ チェーン規制されてるだけ

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 100年前は最新鋭のマシーンだったのだろう

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 ちょっと田舎まで行ってきますよ 待っててなBKK 

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 バンコク市内を離れるとすぐにこんな東南アジア景色に一変する

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 ゆっくり旅の果てに着いた~~

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 駅からはソンテウ(乗合トラック)に乗って「ワット・サマーン・ラタナーラーム」という寺院へ。

 この寺院にはお願いごとを極めて迅速に叶えてくれるという、進化発展のスピードを緩めないタイランドの現代社会のニーズにとても良く合った神様・ピンク色のガネーシャとその眷属(ネズミ)が祀られているのである。

 ガネーシャとはなんぞや!?という方は各々調べて頂きたい。ちなみに適当に言うとナオキーズ!の推してる神様ベスト3に入っており、ヒンドゥー教のシヴァ神の息子で象の顔をもつ商売の神様だ。

 そんな大好きなガネーシャなもんでこれまで各所でいろいろと拝んできたけども、身体がピンク色で寝そべってるガネーシャなんか観たことも聞いたこともねーよ!
 初めてまっぷるで観た時にゃぁ「こいつはなんぞっ!? このお方にお会いに行くだけでもBKK行きある!!」とコーフンしたものだ。

 そんなインスタ映えも兼ねたパワースポット「ワット・サマーン・ラタナーラーム」に辿り着いてもっと驚いたのは、ピンク・ガネーシャどころじゃあなく、神様に交じって様々なバッタもんキャラクターが勢揃いして待ち構えていたことだった。。。

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 入り口から大コーフン こいつはブッダパークの主!?

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 頭が3つある象さん たぶんすごく強い

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 お供え物「黒一色」 黒薔薇を供えるってどーよ・・・・

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 母体は極彩色の中国寺院だった(まるでテーマパーク)

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 えっ!? ひと休みっ???(サングラス坊主も謎…)

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 着替えさせられ募金活動にいそしむスパイダーマン

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 某蜘蛛が募金活動中だから代わりにスーパーヒーローさせられてる

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 本物を探せ!!

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 珍しいでんきタイプ(性別ニューハーフ)発見!! タイ限定ポケモン

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 タイでキャプテンアメリカのコスプレをするジャパンの人気キャラ

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 日本代表揃い踏み 頑張れ!!

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 最新作『トランスフォーマー   ピンクガネーシャの教え!』

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 バットマン監督の目は厳しい 少しのミスも許されない緊張感のある仕事

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 さすが迅速に願い叶うだけあってCM依頼が多いようです

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 祝!剛田さん海外進出 ジャイアンリサイタルINタイランド

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 インスタ映えスポットだけあって日本人カップルも多く訪れていた

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 骨川のあつかいはとても雑・・・・

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 ドラちゃん、あんたオーバーオールに四次元ポケットってセンスどーなの…

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 ドドン、と主役登場 が、モブが強すぎてインパクト小

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 だいぶメタボ 下にいるネズミの耳元に願いを言うと主に伝えてくれるんだって

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 ネズミはいっぱいいた それぞれテーマカラーがあるようだ

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 パーマンバッチを盗られたことに気が付いてなさそうな1号さん

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 ガネーシャのお父さんシヴァもいたよ

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 ハローキティさんかな? ナンパ待ちかな??

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 「ちょっとそこのカメ捕まえてーーー!!!」
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 この子カワイイ~~ これ欲しい(って願えば良かった)

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 トイレの前でも勇ましい裸んぼ兄弟

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 ピンクガネーシャ、髪の毛生えてんだ、、、、

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 ・・・・も、もしかして、、、、 プー?さん??


 「ワット・サマーン・ラタナーラーム寺院」、恐ろしく破壊力のあるお寺さんだった。

 もちろん主役のピンク・ガネーシャは大きくてガタイもイイから間近で拝むと迫力あるし、また青空にピンクの身体が映えるもんだから、まさに「インスタ映え」の王者といっても過言ではなかったよ。

 しかし予想だにしてなかった寺院全体がテーマパークと化した俺の大好きなブッダパーク色が色濃く出てる寺院だったもんだから、もうインスタ映えより面白画像を撮るのに忙しくなっちゃうよねぇ、どうしたってさ。

 いや~、最高だった。びっくりするくらい時間使っちゃったから名残り惜しいけど次の観光インスタ映えスポットに移動しようと思うよ。

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 ランチは揚げチキンのカオマンガイ ちょっとしたメシがバカ美味い

 ソンテウ(乗合トラック)で一度、チャチュンサーオ駅まで戻り次の目的地・「バーン・マイ市場」まで行くソンテウを探す。しかし、まったく人がおらず情報が得られないまま昼寝してる暇そうなバイクタクシーのドライバーがいたので交渉して乗せていってもらう事となった。

 このバイクタクシー、モーターサイってんだけど、渋滞の多いバンコク市内ではずいぶんお世話になった。どんなに混んでても車の間をスイス~イって感じですり抜けてどこまでも行っちゃうし、メッチャ飛ばすからすごい早くて便利!
 お値段の方は現地人価格とはいかないけど言い値からちょっと下げるだけで便利だからいいやってなっちゃうよね。

 さて、そんなモーターサイに乗って到着した「バーン・マイ市場」。

 百年の歴史がある河岸に建てられた水上マーケットの様相で、華僑が作り上げた古き良き木造建築が「インスタ映え」だろうってことだったんだが、基本土日営業の観光用マーケットでもあるため、平日の午後の今はまさにシャッター商店街のごとく、見事に店が閉まりまくってたわいな。

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 数件開いてる意味が分からないほどの閑散ぶり

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 麺屋がオープンしてたが地元御用達だった

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 さみしい限りのセンターフードコート

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 レトロな看板は勝手にインスタ映えするのな

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 エセ日本語も書いてあるたぶんかかとを潤すクリーム

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これに至ってはもう絵を見れば見るほど理解不能

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 ヒマすぎて子供が凧揚げする市場内メインストリート

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 タイのおなじみ調味料セット

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 当然お客さんなど居やしない

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 年季の入った木造のテカリが秀逸じゃないかい?

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 こんな感じで河岸に沿って作られてる

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 逆にお邪魔してスイマセンって恐縮するよなぁ・・・・

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 百年市場って別名が妙に納得するレトロさだ

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 イップマンと記念撮影

 数件でも開いてるお店見て周って、レトロなカフェでお茶して2~3時間くらいかかるかと思いきや、30分でお腹いっぱい。

 観光客がいなかったから好きなだけ撮影は出来たけどそれだけだった・・・・

 予定を切り上げバンコクへ戻ることにした。予定の時間が早まる分には問題ない。14時5分発のバンコク行きの列車時刻が迫って来ていたのでモーターサイでぶっ飛ばしチャチュンサーオ駅まで戻る。

 ぎりぎりで列車に乗り込むと、また来た道のりをゆっくりのんびりローカル線ディーゼル列車はバンコクへと戻って行く。

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 始発列車はバンコク行き

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 線路脇はどこの国だって最下層の居住区 トタン屋根のほぼスラムだ

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 国鉄クルンテープ駅に飾ってある新しい国王様 まだまだしっくりこないなぁ

 夕方からはMRT(地下鉄)でタイカルチャーセンター駅まで移動してエスプラネード・ショッピングセンターの4F立体駐車場へ繰り出した。

 このショッピングセンターのすぐ真裏に「ラチャダー鉄道市場」というナイトマーケットがあって、そのマーケットのテント群がカラフルであり統一性があり、夜に市場を上から一望するとまるで宝石を散りばめたような景観が眺められると言うのだ。
 当然「インスタ映えスポット」として名を馳せ、主に日本人がこぞってやってくる観光スポットだ。

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 夕方5時半は早すぎて映えないし誰もいねぇ 

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 市場は喰い物屋台から開き始めた

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 タイ米のモチ米をカラフルにした甘い喰い物 こりゃ映えるわい

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 ドリアンを丸ごと「焼く」という暴挙に出た屋台

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バーエリアはまだまだ準備中だった 夜中が本番

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 夕食はチキンとポークとモチ米の串焼きセットにしたよ

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 夕暮れ刻に良い感じになってきた

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 バンコクの宝石箱や~~~

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 大都会とのコラボも俺的インスタ映え

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 インスタ映えに群がる様子を隠し撮るナオキーズ!インスタグラマー!!

 「ラチャダー鉄道市場」での用事は済んだ。
 じつはタイカルチャーセンターへと足を向けた一番の理由は夜7時から「サイアム・ニラミット」でタイ文化をエンターテイメントに紹介するショーの鑑賞のためだったのだ。

 知っての通り伝統芸能・無形文化遺産大好きナオキーズ!。いつかは観てみたい、でも高い!とこれまで素通りしてきた「サイアム・ニラミット」だったが、今回はこれまでのような貧乏バックパッカー旅ではない。
 タイバーツを日本円に巧みに換算し日本の物価の感覚を身に付け都合よく解釈することの出来る好奇心旺盛なバンコク弾丸旅人なのである。最強なのである。

 ここの敷地にはタイ北部・東北部・中部・南部のモデル村が屋外にあり、ショーが鑑賞できる劇場のステージなんてありえない高さと広さがあって150人もがステージ上に立てるというビッグなもの。

 本当にもうセレブ気分で楽しみでしかないよ。

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 駐車場から施設入口までがすでに遠い

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 お出迎えからしてエレファント 2頭いた

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 開演前の中庭では伝統芸能のタイダンスをたくさんやってた テンションもあがってきた

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 非常に残念だが、まあしょうがないことだが劇場内は一切の録音録画禁止で撮影は出来なかった。

 エンタメショーの構成は3部でそれぞれオムニバス形式でのショーが繰り広げらる。

 ステージ上に沐浴やボートが浮かぶ川が出てくる仕掛けも超弩級で演出も見応えある素晴らしい真のエンターテイメントショー

 なかでも1部のシーン2、昔のタイ南部での地元民と中国人の海洋貿易のお話に出てきたツンデレ地元女性と一途な華人男性との恋模様がもう胸きゅん。

 華人の一途な求婚に終始ツンだったのに華人が港を離れるその刹那、自分の首飾りをさりげなく首にかける地元女性。今生の別れと泣き崩れる地元女性を船上から見ていた華人は離岸する船の上からバッと飛び降り駆け寄り渾身のハグ。まごうことなきハッピーエンド。。。

 この一連の恋模様は海洋貿易の様々な出来事が起こるステージ上のほんの端っこで演じられていたのだが終始そこばかりが気になって、その2人だけをずっと観ているほど良いお話だったよ。

 ツンデレは正義だ。

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 終演後、中庭で演者との写真撮影会が行われていた。

 なんとあのツンデレと華人もそこにいる!!

 「一緒にお写真良いですか?」と目をハートにして頼んだナオキーズ!
 華人が手にしていた一輪の赤い花を奪い取り、ツンデレに求婚すると受け取ってくれたな。華人も負けたよ、と言っているようだ。

 もう一度言うが、ツンデレは正義だ。

 忙しかったけど楽しい1日、幸せな夜が更けてゆく。
 
 しかしバンコクの熱気にやられテンションがハイから冷めやらぬナオキーズ!は、今宵も懲りずに夜の街へと姿を消して行くのであった。。。

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  Bangkok,Thailand 22/mar/2019  From Naokys!
 

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『 3日バンコク諸行無常 いちの巻 』


 「 ばいばいクルンテープ、さよならフアランポーン 1日目 」


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 成田国際空港の出国ゲートでパスポートに出国スタンプを押され抜けた先はもう日本のようで日本じゃない場所。

 その時点でもう日本は出国済みってことなので、そこが成田国際空港第2ターミナル・サテライトという極めて日本を感じさせる名前だとしても、その建物内で喰らう食事と言うのは海外旅行での1食目ということになるのだろう。機内食も然り。

 到着した先の現地で摂る食事からが1食目だ、と言った方が良いのだろうが、実際のところこんな「1食目とは?」的前口上なんかがそもそもどーでも良くって、要は日本出国後のサテライト内にある「吉野家」は日本国内よりもちょっとだけ値段が高くって、国内には無いメニューで構成されてるし珍しいからそこで喰ったよってーな話に続く。

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国際色豊かなメニュー表記の吉野家サテライト店

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 とんかつ、カツカレー、ラーメンなど定食屋の定番は網羅

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ふかひれラーメン1800円はさすがにインフレ

 さて「吉野家サテライト店」だが牛&チキン南蛮定食にするか牛&トンカツ定食にするか最終的にこの両者で悩んだ。

 この時期、世間は春休みに突入したばかりで学生の旅行者がわんさか空港に来ておりメチャクチャ混んでる。当然この「吉野家サテライト店」も例外ではなく通常の「吉野家」では考えられない行列が出来て並んで全然進まないもんだから、注文もどれにしようか悩む時間が多くなるのだ。

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 注文悩みスパイラルが止まらない時間

 散々待ってようやくレジ前に到達した瞬間にやっと決めた牛&チキン南蛮定食を注文しようとしたナオキーズ!に衝撃の事実が告げられた。
 なんと定食類は「今から作ると15分ほどかかってしまいますがいかが致しますでしょうか?」のひと言である。

 いや今日めっちゃ混んでるし、もう搭乗ゲート開く時間だし、航空券チェックインで並んで、出国審査で並んで、ここ吉野家で並んで、さらに15分も定食を待つだと・・・・!?

 いくら「微笑みの国・タイランド」へ旅立つと言えど、まだゆる~いタイ時間に気持ちが順応してる訳でもなく、そもそも今回は旅程自体が短くって秒刻みのタイムスケジュールで行動する3日間となっておるのですぞ。。。

 今すぐに出来るお食事を私は所望する!

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 結果、牛丼が一番早い説・・・・

 なんか悔しい気分だったからいつもはあんまり注文しない牛丼(アタマ)520円。牛丼はカレーと同率な飲み物なので2分でどんぶりから中身を消して喉を潤した。時は金なり。

 次回は絶対混まない時期を狙ってセレブなふかひれラーメンを喰ってやるぞ。



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 スワンナプーム国際空港がタイの玄関口として活躍している昨今、その昔はドンムアン空港が頑張っていた。今は国内空港として、国際便はLCC(格安航空会社)の就航がメインというマイナーな空港になってしまったが、そんなドンムアン空港に降り立ちたいがためLCCエア・アジアXに乗り込んだ。

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 あんまりLCCは乗ったことがなかったんで機内に入った瞬間色々と思い出した。

 あぁ、そうだった。なんの機能も付いてないし食事やドリンクもないんだっけか。

 約7時間のフライトは、充電も出来ないし、通路側で外も見れないし、小腹減るし、何よりもやることが無さ過ぎて永遠にヒマ。

 静かに目を閉じ、睡眠という名の修行に没頭して過ごした・・・・

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 ドンムアン空港ではタイに来たっぽさが出迎えてくれた

 さて、なんでここドンムアン空港に降り立ったのかと言うと、タイランド国鉄のディーゼル列車に揺られてバンコクまでの乗り鉄旅情を体験したかったのである。

 遅くても来年2020年にはバンコクの交通の要であった主要駅「国鉄フアランポーン駅」が100年続けたその役目を終え博物館へと姿を変えるとのことで、その前にラストランしたかったからだ。

 ドンムアン空港から国鉄ドンムアン駅までの道のりを知っていれば10分もかからない距離なんだけど、知らないとビックリするほど分かりずらい。迷いに迷って迷子は必至だ。

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 入国ゲートを出て到着口を抜けるとそこは1階。

 目の前に両替所とか案内カウンターとか色々並ぶ中で、まずは6番出口にある「AMARI」ホテルへの入り口を目指す。

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 ココから2階へ向かうが、右手のエレベーターに乗る場合、階表示が英国式なために2階へ行くボタンを押すと3階に到着するというイングリッシュトラップにハマり一手遅くなるので注意。

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 それを避けるためにはすぐ左手に位置する「出口」って書いてある「入口」を利用する。列車の駅こっちだよって案内表示もあるので「AMARI」ホテルに用の無いヤツは階段で登れってことだが、正直こっちのが早いし便利だった。

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 階段を上がったらすぐ左に空港の目の前の道路を横断する高架に出るのでそこからは「Railway Station」という案内表示を頼りにぐんぐん歩いて行く。

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 ぐんぐん歩きすぎると突き当りの「AMARI」ホテルのエントランスまで行ってしまうので、案内表示に目を凝らしながら、外側高架橋へ出るための右手にあるシルバーのドアを見つけ、開けて外へ出る。

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 このまま橋を渡り切ると道路を越えて向こう側へ行ってしまうが、国鉄ドンムアン駅は空港・道路上り・線路・道路下り・「AMARI」ホテル、といった道路の上下線のちょうど中間地点に位置するので、この高架橋を真ん中辺りで右へ曲がる。

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 曲がればあとは駅のホームまでのスロープになってるから着いたも同然だ。

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 ゴール! 国鉄ドンムアン駅

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 奥が空港からの高架橋で降りてきたスロープも見える。高速道路の下に位置する小さな駅だけど上りホームは屋根の色も造りも可愛い。

 ドンムアン駅からバンコク中央のフアランポーン駅(クルンテープ駅)までは約25kmで駅は5つ。切符は20バーツ(約70円)だったがどうやら値上がりした模様。

 時間は1時間から1時間半かかるという驚異の遅さ。理由はディーゼル車でローカル線だからというだけのことじゃなくって、バンコク市内の交通事情で線路内停止信号の赤表示の多さでその停止時間の長さが最大の原因。

 そのためこれまでナオキーズ!は長いことドンムアン空港からバンコク市内へのアクセスを、一番安く市内まで行ける手段であろうと時間のかかりすぎる列車は避け、バスかタクシーでちょちょいと行く手段しか使ってこなかったのだ。

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 列車の本数が極めて少ないために約1時間をこのホームで過ごすことに…

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 遅いランチタイムはホームの横の屋台で姉ちゃんたちに作ってもらおう

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 センレックナーム35B(120円) 味の素の味が懐かしい一品

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 突然のスコール襲来で一気に涼しくなったがすぐに蒸し返してきて逆効果

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 待ちに待ったローカルディーゼル列車のご到着!!

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 座席は満席だったけど小一時間なら立ってても問題ない。混んでる訳じゃないからね。どうやら近郊のアユタヤ観光からバンコクへ日帰りで帰ってくる旅行者が多いようで、西洋人に中国人に日本人とタイ人よりも観光客のが多かったよ。

 バンコクまでの道のりは近いようで遠かった。

 車社会のバンコクなもんだから、道路を遮断するための踏切が全然下りずに列車はずーっと待ちぼうけ。ひとつの踏切に10分くらいは待つことしばしば。。。
 それが市内に近づけば近づくほど頻繁に待つもんだから時間かかってしょうがないし、効率悪いことこの上ない。

 今、この国鉄線路のすぐ脇に高架鉄道の工事が着々と進んでるから、近い将来、新しい北部・東北部行きの路線はこんな踏切待ちの無駄は無くなりすんなりと地方へ出発していくことだろう。バンコクの進化は止まらない。

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 今後、北・東北への起点となる新バン・スィ駅は幕張メッセ規模のデカい駅

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 1時間半かかりようやくフアランポーン駅に到着だ

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 今日からこの駅を基点にあちこち行こうと思っとる

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 駅のホーム側構内 カマボコ型の特徴的な屋根がステキ

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 バンコク中央駅・クルンテープ駅・フアランポーン駅(多数の呼び名で愛されてる)

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 ナオキーズ!は今後「クルンテープ駅」と国鉄駅を呼ぶ(表記する)所存で御座います

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待ち合い側の構内へはこのまま正面を真っ直ぐだ

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 待ち合い側の構内はいっつもこんな具合に混んでいる

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 外から眺める栄光の「クルンテープ駅」 ステキだな

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 こちらはMRTフアランポーン駅 地下鉄の入り口となる

 すっかり久しぶりに訪れたクルンテープ駅だが、ゆっくりとしてるヒマがないのが今回の弾丸バンコク旅。

 このあとMRT(地下鉄)で予約した宿まで出向きチェックイン。荷物を降ろしてすぐに観光に走り出さなければ今夜のお楽しみニューハーフショーに間に合わないんだよ。

 MRT(地下鉄)からBTS(高架鉄道)に乗り換えてサバーン・タークシン駅で下車。バンコクの大動脈とも言うべきチャオプラヤー川の河岸からボートに乗り込み広大な敷地面積を持つナイト・マーケット「アジアティーク・ザ・リバーフロント」へと繰り出すのだ

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 あっという間に夜 バンコクの夜景付きボート

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 ナイトクルーズ気分で道中も楽しめるのが良いところ

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 近づく一大ナイト・マーケット

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 着岸 舞浜に着いたのかと思った

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 大観覧車がランドマーク だがしかし、ひとりで乗るのはさみしいから乗らない

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 カリプソ・キャバレー発見! 初ニューハーフショーとなる

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 こいつらみんな元男だが、遠目で見れば気が付かない美貌なプロポーションでショーをガンガン盛り上げてくる。

 伝統芸能でもなく演劇とも違う。歌って踊って笑わせる、魅せるエンターテイナーショーが次から次へと繰り出され飽きることなく続いてく。めっちゃ楽しい!

 しかも昨日のこの時間はまだ日本でいつもの生活をしていたはずなのに、24時間後の今はバンコクでほろ酔い気分でニューハーフショーで一喜一憂してるなんて実感したら旅ってサイコ-!バンコクに来た俺、エライ!!ってなもんでテンションがどんどん上がっていく

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 あまりのテンアゲに虫アゲを喰いたくなったがひとりだとさみしいから喰わない

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 でかいゲテモノ姿フライ!と思ったら馴染み深くて超美味そう

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 こいつらは身体をBBQされてお皿に乗ってた

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 今回の弾丸バンコク旅のもう一つのテーマとして「目指せ!インスタ映え!!」ってのもあるからパイナップルチャーハンを注文してみたものの、酢豚やステーキにパインがいるだけでそりゃねーべって毎回思うナオキーズ!としては許せないほどパインが仕込まれてて意気消沈。

 空芯菜炒めは絶品なのにっ

 まぁ、頼んだからには美味しく完食しましたけどね。

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 そしてアジアティーク・ザ・リバーフロントのショッピング街で、ナオキーズ!のタイの大好物豆菓子『Koh-Kae』のオフィシャルショップを発見し、店ごと買い占めようかと思ったけどそんな大金持ってなくて泣く泣く諦めた。

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 バンコクの初日の楽しい夜は一瞬のうちに過ぎ去り、もう22時を回ってる。

 初日の旅疲れもありこのまま宿まで帰ろうかとも思うが、バンコクと日本は2時間の時差があり今宵はいつもより2時間も多く夜遊びが出来るのでメチャクチャ得した気分。

 ならばまだまだバンコクの夜を満喫しなければと思い直し、ナオキーズ!はそのまま夜のタイマッサージ店へと姿を消して行ったのであった。。。

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  Bangkok,Thailand 21/mar/2019  From Naokys!
 

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『 3日バンコク諸行無常 序の巻 』


 「 プロローグ 」


 2019年から2020年の間に国鉄バンコク駅が閉鎖されるってなウワサを聞いた。

 タイの東西南北どこへ行くにも起点となってるバンコクの「フアランポーン駅」、現地のタイ人たちは「クルンテープ駅」と呼んでいる100年からの歴史ある鉄道交通の要のターミナル駅だ。

 バンコクと言えば世界でもイチ、ニを争う程の渋滞都市として有名だけどタイ全土への出発の起点駅をバンコク郊外のいくつかに分散させれば渋滞もそこそこ解消されるんじゃね?ってのも理由のひとつらしい。

 そして建物自体は残して博物館かなんかになるようなのだ。歴史の遺物として。

 まぁ、それは良いんだが、もうあの駅から旅路に出ることが出来ないのかと思うと最後に懐古厨の一環として利用し、思い出に浸りたいのが往年のバックパッカーの思うところなのである。


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 いまから4年ほど前の「クルンテープ駅」


 だがしかし、思い入れと言ってもさほどある訳ではない。約20年前に初めてバンコクの地に降り立ってからこれまでバンコク市内で寝泊まりしたのは10回に満たないくらいなもんだしな。

 ドンムアン空港からバンコク市内へこの国鉄駅を利用するにしても、マレーシアやラオスに向かう起点駅として利用するにしても、バスだとかタクシーで行った方が断然早いからあまり利用価値が無かったのだ。安さだけで言えば破格の低料金なのは間違いないのだけど、なにせ列車は遅いから時間がかかるのだよ。

 15年前にアユタヤに行った時と4年前にラオスに行った時の2度しか「クルンテープ駅」をナオキーズ!は利用していないから懐古厨もなにもホントはないんだけどね。


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 アユタヤへ向かう時の駅構内

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 ラオスに行くときの駅構内

 100年も歴史あるから10年やそこらじゃ変化など微塵も感じられん。


 でもだからこそ、もう駅としての機能を終えてしまう前にちょっと乗りに行こうよ、フアランポーン!ってな軽いノリで弾丸でバンコクへ行くことにしました。

 クルンテープ駅を発着とした乗り鉄をメインとしつつ、最近どんどん新しく進化しているバンコクの名所をインスタ映え目指して観光してきます。


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 明日(3/21)にはバンコクだ。 やったーーー


  Izu,japan 20/mar/2019  From Naokys!
 

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プロフィール

ナオキーズ!

はじめまして!             
 旅好き、アジア好き、遺跡好き、神社仏閣好き、大道芸好き、パフォーマンス好き、民族音楽好き、倍音好き。

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