ぶらっと、旅る。 

   人生の半分を夏休みに捧げたいアラフォーバックパッカー・ナオキーズ!(The naokys!)  過去に辿った一人旅を焼き増ししたり、これから行くであろう冒険浪漫な旅路をドドドッと書き綴る狂い咲き旅日記

          ~  The naokys! presents  俺旅  ~

アルガムベイ

『 スリランカピリ辛仏教巡り エピソード14 』



 「 東海岸サーフスポット アルガム・ベイへの道 」


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 アーユボーワン!
(シンハラ語でこんにちわ!)

 前回のブログでアルガム・ベイでの堕落した日々を紹介したはずなのに、またアルガム・ベイですか!?Σ( ̄ロ ̄|||)

 と、お思いの『ぶらっと、旅る。』愛読者のみなさま。すいませんまたアルガム・ベイです。

 今回はバドゥッラからアルガム・ベイ、アルガム・ベイからコロンボを経由してニゴンボへ行くまでの旅の道中のお話です。

 3日間をぎゅぎゅっと詰め込み凝縮し、写真多めでお話を進めて行きたいと思います。

 どーか、最後まで飽きずによろしくお願いしやす。


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 バドゥッラの朝は早く、6時にはトゥクトゥクでバスターミナルまで送ってもらった。

 まだ山間部(標高680m)なのでクソ寒い早朝だ。


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 アルガム・ベイ行きの国営ローカルバス。

 途中、海沿いにあるポトゥヴィルの町で乗り換えるのが一般的なルートだが、このバスはダイレクトでアルガム・ベイまで行ってくれる優秀なヤツ。


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 直通のバスは便数が少ないんだそうだが、朝イチだから乗れたようだ。

 ちなみにシンハラ語とタミル語と英語表記で行き先が書いてある。


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 山間部はインフラ整備の最中でとにかく道が悪い・・・・

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 道路脇はすぐお茶畑が山肌に沿って埋め尽くされてる。

 こんな埃っぽい茶葉はいただけないぞ


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 朝食は茹でひよこ豆と揚げギョーザと揚げ豆コロッケと揚げ唐辛子。

 揚げ唐辛子は見た目に反し全然辛くなくてめちゃ美味い。まるでスナックぞな。


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 メシ喰ってひと眠りしてたら車内が異様に暑くなってて目が覚めた。

 いきなり東海岸の海まで出てた。

 アルガム・ベイまでもうすぐそこだ。

 そしてここは常夏だ


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 アルガム・ベイは小さな漁村。

 でも世界的にも有名なサーフスポットだからツーリストはサーファーばかり。

 トゥクトゥクもサーフボード乗っけて走ってる姿がカワイイ。


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 バス降りてすぐ、だいぶゆるい雰囲気のゲストハウスを見つけたので、特に他を探すこともなく即決。


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 「SHASHINI BEACH RESORT」
 1泊1400円の個室。

 ビーチまで徒歩30秒の立地。


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 ビーチは漁師たちの仕事場。

 ボートに網に綺麗に準備されておる。


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 ツーリスティックな漁村だからお洒落レストランしかない。


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 だから物価は高いけど、金出せばスリランカでも美味いコーヒーが飲めるのは幸せ

 バナナケーキも文明の味。


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 サーファー集うベイビーポイントへ。

 土砂降りの雨が海を渡ってやって来る!


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 コイツがすごい勢いでやってきた。

 ぽつりと来たら逃げる間もなく、嵐のような土砂降りに・・・・


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 海パンとラッシュだから濡れても問題なかったけど、強風が一気に身体を冷やして寒い。

 こんなスコール滅多にないそうだが、そろそろ東海岸のオンシーズンも終わる季節なんだと。


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 40分くらいで元のアルガム・ベイに戻る。

 特にやることもなかった3日間の滞在中、このスコールが最大のイベントだった。


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 ゲストハウスのおっちゃん達と仲良くなったので夕食を御馳走してくれた


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 おっちゃん手作りの家庭の味。ライス&カリー

 キングココナッツのカレー味とかバナナカレーとか煮干しみたいな味の煮干し。

 ノーチリだとのことで全然辛くない。


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 朝の漁獲量を見物に行くと小魚ばかり・・・・

 がんばれ!フィッシャーマン


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 最終日の朝に見つけた調子良さげなレストラン。

 なかなかのチルアウト空間で大人気だった。

 ゲストハウスもあるみたいだけど、ここに泊まったらビーチ行かなそう


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 ゲストハウス専属のサーファーティーチャー達と毎晩遊んでた。

 3日間、ゆるい滞在となったアルガム・ベイ。 楽しめたのも彼らのおかげ。

 また来るよって、今夜でバイバイだ。

 さみしー。

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 東海岸アルガム・ベイから西海岸のコロンボまでの直行エアコン深夜バス。

 このバスに乗れるまでが大変だった。

 ポトヴィルのバス乗り場まで行ったは良いが、バスチケットがまさかの完売。

 コロンボ行きのバスは夜行便しかなく、2台のエアコンバスと1台の国営ローカルバスの計3台のみなのだが、どうやらエアコンバスはツーリストしか乗らないから予約が必要だったみたい・・・・

 国営ローカルバスに至ってはぎゅうぎゅう詰めのとても夜行バスとは思えない地獄絵図。

 バス乗り場で、バス会社のボスとトゥクトゥク仕切ってるおっちゃんとあーだこーだ相談の結果、賄賂を払えばエアコンバスの座席を用意出来るかも知れないとのこと。

 トゥクトゥク仕切ってるおっちゃんにタバコ2本を手渡し、そのおっちゃんがバス会社のボスに口添えをし、ボスがなにやら電話をかける。

 予約しなかった俺が悪いんだから、またアルガム・ベイの宿まで戻ってもう1泊しなきゃならんのだが、もう日数もギリギリでここまで来たからには今夜出発したい。

 賄賂システムを駆使できるならお安い御用だ。

 満席だと言われていたラスト1台のエアコンバスの座席が奇跡(賄賂)的にゲット出来たためなんとか予定通りコロンボへ行けることに

 ちなみに賄賂の金額は350円。 恐縮する金額だ

 そういえば前方の通路に直に座ってる方がいらっしゃいましたが、あのお方のお座席だったのかしらん・・・・?

 あ、ありがとう。。。


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 7時間半の夜行バスがコロンボに到着したのは早朝4時半。

 まだ太陽も昇ってなくて次の目的地・ニゴンボ行きのバスもない。

 とりあえずバスターミナルのベンチで2時間ほど寝て待った。


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 まったく疲れが抜けないまま6時半出発のニゴンボ行きのローカルバス。


 ついに旅も最終局面を迎え、コロンボからちょっと北にあるビーチリゾート・ニゴンボへ向かってバスはトロトロと出発したのであった。


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 Arugam Bay,Sri Lanka 18~20/sep/2018  From Naokys!

 あの忘れられた名旅ブログ ナオキーズ! 『 ぶらっと、旅る。 』

 2018年早秋、ナオキーズ!俺旅の目的地は激辛と噂の仏教アイランド・スリランカ。

 『スリランカピリ辛仏教巡り』の旅に乞うご期待!!


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『 スリランカピリ辛仏教巡り エピソード13 』


 「 なにも しないで いい時間 」


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 やって来たのは 東のビーチ

 世に名の知れたサーフポイント

 波乗り横目に 寝転ぶ砂浜

 太陽サンサン 白い雲

 ここは天下のアルガム・ベイ

 頭の中はカラッポで 

 心の中はまったりで

 風に揺れるは椰子の葉で・・・・



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 この日、この瞬間を待ちわびていた。

 旅人ナオキーズ!には2種類の旅スタイルがある。

 ひとつは観光名所に繰り出し世界遺産を訪ねたり、美味しい名物料理に舌鼓をうったり、その国のカルチャーや音楽、芸術に触れたりと限りある時間の中であくせくと、なるべく多くの体験をしようと好奇心の赴くままに旅行しまくる全部詰め込み型の旅スタイル。

 もうひとつは、直感で気に入った街とか、地球を感じるくらいのスケールで迫るスゲー景色の場所とか、南国リゾート張りの真夏のビーチだとか、ここぞと決めた最高のシチュエーションに出会ったら、思考回路を停止させ何にもしないで日がな一日ただただぼーっと、無気力に堕落を思う存分堪能してストレスをかき消すダラケ沈没スタイル。

 人間の欲望の中で一番誰もが欲しているのは、物欲でも性欲でもなく、何もしないでもそれなりに死ぬまで生きていける生活だと思う。

 宝くじで10億円が当たったらとりあえず今の仕事は辞めて、それから色々考えるってな人は間違いなくその類だ。


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 スリランカ前半の旅は前者の旅スタイルだった。

 電車に乗ってスリランカの果てまで行き、トゥクトゥクで歴史を見て周り、バスに揺られてスリランカの国中を縦横無尽に駆け巡ってきた。

 だいぶタイトなスケジュールを過密にこなし後半戦のために日程を詰めに詰めたのだ。

 すべてはこの日、この瞬間のために、だ。
(夏休みの宿題は最初に終わらせるタイプ)


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 限られた日数での旅だからこそ、ラストはビーチでふぬけた日々を過ごそうと決めていた。

 朝、目が覚めたら起きる。

 とりあえずビーチに出てみる。

 漁師が仕事をしている最中、二度寝に戻る。

 昼頃、町をぶらぶらしながら調子良さげなレストランでビール。

 暑いから海でひと泳ぎ。

 疲れたら宿に戻ってまったりする。

 夕方、ビーチでだんだんと夜に変わっていく空を眺める。

 腹が減ったらまた調子の良さげなレストランでシーフード。

 眠くなるまで宿の連中とくだらないトーク。

 テキトーに寝る。

 ふりだしに戻る


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 宿からビーチまで徒歩30秒。

 メインストリート1本の小さい町だから30分でひととおり周れる。

 海パンとラッシュだけで1日中過ごせる。

 ツーリスティックな町なのでお土産屋、コンビニ、レストランと何でも揃ってとても便利。

 ほぼサーファーしかいないから、なんにもしてなくても誰もナニも言わない。

 まぁ、「サーフィンしないのか?」って死ぬほど言われたけど・・・・

 砂浜があって波の音がいつまでも続いて照りつける太陽があれば他になにもいらないよな。

 Wi-Fiだってそんなにはいらない。


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 1週間に休日があるように、人間には休む時間が必要だ。

 どこかで心も身体もリセットする必要があるのだ。

 どうせなら最高のシチュエーションで死ぬほどリラックスしたい。

 全力で。

 スリランカのビーチならうってつけだ。

 カワイイ水着姿の女の子がいればもっとハッピーだったろうが、人懐っこい犬がいたからOKだ。

 時間の感覚は太陽が教えてくれる。

 日陰が心地よさを与えてくれる。

 脳みそが溶け始めてきたら頃合いだ。


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 ずっといたかったけどアルガム・ベイの滞在期間はわずか3日・・・・

 リラックスに慣れてきたらもう終わりなのだ。

 心地良過ぎたアルガム・ベイの堕落した日々を終わらせるのは忍びない

 英気を養ってまた頑張るぞーーー!なんて大っ嫌いだ。

 でも次の行き先もビーチ。

 真逆の西海岸へ踵を返し、夕陽スポットのビーチリゾート・ニゴンボだ。


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 手に入れたのは 心の休息

 手放したのは古い自分

 波乗り横目に 寝転ぶ砂浜
  
 身体のリズムは 波の音

 この世の楽園アルガム・ベイ

 頭の中はカラッポで 

 心の中はまったりで

 風に揺れるは椰子の葉で・・・・

 なにも しないで いい時間


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 Arugam Bay,Sri Lanka 18~20/sep/2018  From Naokys!

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 2018年早秋、ナオキーズ!俺旅の目的地は激辛と噂の仏教アイランド・スリランカ。

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プロフィール

ナオキーズ!

はじめまして!             
 旅好き、アジア好き、遺跡好き、神社仏閣好き、大道芸好き、パフォーマンス好き、民族音楽好き、倍音好き。

 人生どうにかなりそう!アジア人を見てそう思い、楽観的・わがままになってゆる~い人生、テンションあげて生きてます。

 あぁ、もう残り半分。 旅に出ねば。 

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