「 済州島 」
9月13日
気温26℃。天気は良く涼しい風が吹く夏の終わりの過ごしやすい気候の済州(チェジュ)。
韓国本土の南の海上に浮かぶ火山島・済州島に、国際線のヒコーキで台湾から飛んできた。
初めての韓国旅行となる最初の洗礼は、やはりどこを見渡しても埋め尽くされているハングル文字。
上下すら判読出来ずに右往左往するばかりであった。
済州島と言えばこの石像・トルハルバンがつとに有名だ。
オーパーツ研究のミステリーハンターであるナオキーズ!はモアイ象から南洋諸国に伝播する石像のルーツにはトルハルバンも含まれるのではないか!?と常日頃妄想を湧き立たせていたため、空港を出てすぐにそのトルハルバンにお出迎えされて至極ご満悦である。
しかしだからと言って彼らがハングル文字を日本語に翻訳してくれることもなく、右往左往はしているままだ。
バックパッカーの気合いでなんとかお宿に到着
がんばった旅人にまたもやトルハルバンがお出迎えだ。優しいぞ、済州島。
ナオキーズ!が来訪したこの時期(9/12~9/15)は中秋節となり、韓国は4連休という国民の休日の最中である。そんな連休のド真ん中にやって来たから当然なのかも知れないが、なんと島中のお店がほとんどお休みしており街が閑散としている有様だった。
済州島は韓国の中でも日本の沖縄のような立ち位置で観光地であり、観光客はわんさかと来島しているようなので、どうやら昼間は観光スポットに押しかけているために昼間の街中に人なんかいないのであろうと思われるのだ。
絶賛4連休中という事実を知ったのは、済州島から韓国本土へ渡るフェリーのチケットを買いに行った時だった。
河口は海からの涼しい風が吹き抜けてくる居心地良いスポット
4連休のあおりを受け、連休最終日の15日出発のフェリーチケットは完売しており、その次の日の16日夕方発のフェリーチケットを入手することになった。
予定では済州島には3日間の滞在予定だったのだが、これで1日延びて4日間の滞在となる。ラッキーなのかはこの時点ではまだ分からず、ひとまずは、さっそく初日の午後から何をしようか、だ。
チェジュシティツアー。済州市内の旧済州地区と新済州地区の2エリアの主な観光スポット22箇所を約2時間かけて1周するスーパー便利なバス路線。
このツアーバスに乗り込み、お腹も空いているので庶民の台所であろう東門市場を目指した。
あまりにもお店が開いていないので、東門市場に入ってすぐ連休中にのこのこやって来た自分を恨んだ。
それでも特産物のみかん屋さんとかちょっとした喰い物の屋台はやっている。
もちろん観光客もそこしか行くところがないもんだから大盛況だよ。
韓国初のお食事を何にするのか悩んだあげく、店員の金髪女子がカワイイ軽食屋さんに決定した。
トルハルバン型のペットボトルに入ったみかんジュースはビタミンの塊で、韓国式餃子は円形に組んだ水餃子。見た目からして美味しそうな蒸しパンは中身がぎっしり系の本格蒸しパン。
節操無い組み合わせのランチとなったがとにかくひとつひとつが美味しかった。
そしてまだまだ屋台で食べ歩きをして行こうと思ってたのに、蒸しパンの破壊力で胃袋がもっさりしてこの日の市場ランチは終了となった次第です。
東門市場を出たら、なんとなく宿を目指しながら海方向へ歩き始める。
知らない街は、なんとなく宿を目指しながらの迷子散歩に限る。
街の様子も知れるし道や建物の位置も把握出来るようになるし、いろんな発見があり楽しくて面白いから良いのだ。
それにしてもほとんど閉店してるお店が逆に珍しい観光スポットになっているようだな。
済州牧官衙(観徳亭)。朝鮮王朝時代の兵士を訓練する建物や、政治を行う建物が集まった場所みたい。ちなみに中秋節の休日のため、入場料はタダ、という粋な計らいも。
陽も暮れかけてきたので海沿いを散歩しながら飯の美味そうなお店を探しつつ、夜の街散歩に突入して行こうと思う。
夕方以降はさらに涼しくなり、いままでドコにいたのか観光客と思われる人たちが街に賑わいを加えていた。島の各地の観光スポットから戻ってきたのだろうか。
中秋の名月が済州の空に浮かんでた
韓国初日。済州島の済州市は旧済州地区のお宿周辺の探索で本日は終わったが、早朝台北からヒコーキで済州入りして空港から宿まで辿り着くまでの間も結構大変だった気がする。。。
もはや、別々の日の出来事なのではないか!?と錯覚するほどの気持ちになってるから1日で2度オイシイ1日となったということで、明日からの済州三昧も楽しんでいきたいねぇ!
Jeju-do,Korea 13/sep/2019 From Naokys!
2019年・ナオキーズ!旅日記第4弾!!
『 台湾韓国周遊見聞録 』
16日間もあれば、近場のお手軽海外旅行で台湾と韓国の2か国それぞれ1周できるんじゃあないの?ってな具合で計画したら思ったよりタイトなスケジュールに追われるハメに・・・・
怒涛の『台湾韓国周遊見聞録』の旅。
2ヶ国をぐるっと周った観光スポット巡りをどーぞお楽しみあれ!!
胸躍る最新放浪旅日記を配信中!
胸躍る最新放浪旅日記を配信中!