「 シンハラ王朝最後の都 古都キャンディ 1日目 」
シーギリヤともお別れの朝がやってきた。
朝食はオーナーの奥さん手作りのライスプディング(甘い米)と、ポーチドエッグ、チャパティ、食パン。それとお決まりの美味しいセイロンティー。
宿からメイン通りのバス停まで、宿のオーナー所有のサファリジープで送ってもらえることになった。
また、朝からお犬様に吠えられながら、しかも歩きでバス停まで向かうのかとナーバスになっていたが、これで安心してメイン通りまで出れるかと思うとうれしい限り。
これこそが、『おもてなし』だろう。 最高だよ、オーナー サンキューだ
しかし、やって来たバスはすでに満員のお客さんで埋め尽くされ、立ってるのがやっと・・・・
だいたい45分くらいバスに揺られて、ダンブッラの街へ。
ダンブッラの街の大きな通り沿いで今日の目的地、世界文化遺産・古都キャンディまで行くバスを捉まえて乗車だ。
前方の席を確保できたのは幸い。 キャンディでは、メインのバスターミナルまで行かずに目的の宿が近い街中で降りようと思ってたから。
いまどこを走っているのか確認出来るのは心強いのだな。
キャンディまでの車窓は、これまでのスリランカとは様相が変わってきた。
ずっとドライゾーンの乾燥した熱くて暑い土地を旅してきたが、キャンディに近づくにつれ、山も森も増えて緑が多くなってきた。
この先は、しばらく丘陵地帯を旅することになるから、だいぶ涼しくて快適な旅路に期待だ。
2時間程のバスの旅も終わり、キャンディの街に着いた。
大きな街なので、道路も道も人も観光客も大勢で活気溢れる街だった。ただ、交通量も多くて排気ガスが充満してるのが気になる。
それでも、街の中心にあるキャンディ湖の辺りまでくれば平気だったよ。
1階は改装して観光客向けのお洒落レストランになってる。2階への階段を上がると、廊下も部屋もくつろぎスペースも調度品も全部古き良き時代の趣きで、設備こそ大したことないがレトロな感じがたまらない。
こんな良い雰囲気なのに安宿として宿泊出来るのは最高だし、自分が19世紀の紅茶仕入れ業者にでもなった気分に浸れるから、数か月の滞在を希望したいな。
が、Wi-Fiが無い。
いつの間にか俺もWi-Fiが無い宿には泊まる気が失せてくる21世紀型旅人になってしまったようだ
キャンディは最後のシンハラ王朝の首都だった古都で、日本の京都のような立ち位置。
この街はペラヘラ祭りという世界規模で有名なお祭りがあるのだが、今はその時期では無い。あと、ブッダの歯を王権の象徴として祀ってある仏歯寺がメインの観光スポット。
しかしながら、無形遺産大好き・伝統芸能マニアのナオキーズ!がこの街に来た理由。
それはキャンディアン・ダンスを鑑賞したいからなのである。
毎日、夕方の5時から1時間ほどキャンディアン・ダンスの公演が、この街の数か所で繰り広げられているのだ。
キャンディアン・ダンスが観たいがためにキャンディに来たと言っても過言では無い。
とは言え、キャンディアン・ダンスの上映時間まではあと4時間もあるため、せっかくなので仏歯寺を見学しようと思う。
仏歯寺とか併設されたいくつかの寺院や博物館をくまなく見学して、ようやく程よい時間になったので、キャンディ湖畔にある赤十字ホールへ。
いよいよ、念願のキャンディアン・ダンス鑑賞のお時間です。
勇敢な戦士たちの勇猛な舞い
フィナーレはこのアツアツの燃える炭の上を歩くんだけど、こんな写真しかなかった。
キャンディアン・ダンスは10演目を5~10分くらいの間隔で、次から次へとバックの太鼓隊のリズムに乗せて行われるんだけど、観てコーフンして動画撮ってたら、写真がほぼ無いのな
でも、それぞれの演目が興味深くて、スリランカ2日目に訪れたアンバランゴダの仮面劇の演目もあったりなんかしてそりゃもうお得な1時間だった。
夕暮れのキャンディ湖畔で余韻に浸りながら、帰り際、赤十字ホールの隣の劇場で明日の公演チケットも買っちゃった。
明日も楽しみだ。
コロニアル様式のクイーンズ・ホテルを横目に見ながら夜のキャンディの街を散歩しつつWi-Fiスポットを探した。
カフェ7って言う名のカフェにてWi-Fiをキャッチ。
宿から3軒ほど隣りにあった落ち着ける場所。モカは甘かったが久しぶりの本格的なコーヒーに舌鼓だ。
明日は夕方までヒマだから、今夜はまったりして過ごそうっと
Kandy,Sri Lanka 15/sep/2018 From Naokys!
あの忘れられた名旅ブログ ナオキーズ! 『 ぶらっと、旅る。 』
2018年早秋、ナオキーズ!俺旅の目的地は激辛と噂の仏教アイランド・スリランカ。
『スリランカピリ辛仏教巡り』の旅に乞うご期待!!
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