ぶらっと、旅る。 

   人生の半分を夏休みに捧げたいアラフォーバックパッカー、The naokys!  過去に辿った一人旅を焼き増ししたり、これから行くであろう冒険浪漫な旅路をドドドッと書き綴る狂い咲き旅日記

          ~  The naokys! presents  俺旅  ~

2019年06月

『 G・W・P・T⑦ ~ゴールデンウィーク・フィリピン・トリップ~ 』


 「 ダバオ フィリピン・ミンダナオ島 5月4日~5月5日 」


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 ミンダナオ島のダバオは、世界一行政面積の広い市だそうで、東京都23区の約4倍もの広さがあると言う。そんなバカでかいダバオ市で長年市長を務めたドゥテルテ氏は、悪名もさることながらその政治的手腕を買われ、いまではドゥテルテ大統領となりフィリピンのトップに君臨している。

 かつてのダバオ市は治安がむちゃくちゃ悪かったようなのだが、ドゥテルテ大統領は市長時代に麻薬撲滅と犯罪者やホームレス一掃を掲げ、強行的に有限実行した結果、良くも悪くも今ではダバオ市はフィリピンで一番安全な市となっており、観光業も脚光を浴び経済成長を遂げたのである。

 街の人が話してくれたが、みんなドゥテルテ大統領は大好きだと自慢げに言っていたのが印象的だった。

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 バスのラッピングにもドゥテルテ大統領が使われるダバオのバス


 そんなバカでかいダバオ市なのだが、当然2日間で全部の見所を周れるわけも無く、そしてそんなにナオキーズ!的に魅力的な観光スポットも無いもんだから、もっぱら安宿周辺の街散歩やら、フィリピン大手のSMスーパーマーケット、ショッピングモールやらクロコダイル・ファームにちょろっと行ってきた程度の観光となった。

 それはそれでめちゃくちゃ楽しかったんだけどね。

 フィリピンの旅もこのダバオで終焉を迎える。長かったようで短かった旅路をシメるのは2日間のダバオ市内ぶらっと、旅る。だ。

 1日目はサンペドロ通りとレクト通りを中心に歩き回った。

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 デイライトインをチェックアウトして宿探しも兼ねた散歩の始まり

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 宿の隣りに美味そうな食堂が現れた

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 朝から調子に乗って5品も頼む

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 カツオのカルパッチョ 海外で生魚喰うの初めてかもだが美味し

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 ツナとバナナのサラダ 女子力がアガッた

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 まんま沖縄のゴーヤチャンプルなのには驚いた

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 チキンアドボと手羽元カラーゲ&ライス(冷飯)

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フィリピン飯にしては美味過ぎて骨以外完食だ

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 ラストデーは奮発してマイホテルの1泊2800円プレミアムダブルルームを確保

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滅多に泊まることのないエレベータ付き 4階だ

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 旅行中、クーラーをガンガン使用し、ただTVを観る数時間は至福の時

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 サンペドロ通りの散策を再開する

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 独特なセンスのサン・ペドロ教会

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 扇形の教会は初めて あとファンがデカい

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教会は涼しいから祈ることなくても長居しちゃう

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 市庁舎の前には軍の警備があり装甲車はカッコイイ

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 そんなに軍人はいないし形だけなのかも

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 サンペドロ通りの中心地

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 雑多な商店街は散歩にはうってつけだ

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ミンダナオ島はムスリムの割合がすごく多いのだ

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 ショッピングモールの「オイシイタコヤキ」屋さん

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 ダバオではたこ焼きが大流行してた

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 だが、しかし! タコが入ってないただの小麦粉玉

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ダバオの歴史ある名物ホテル・アポビューホテル

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 市民の憩いの広場なのだろうか ピープルズ・パーク

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 入園してみたがさほど面白くないぞ

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 気持ち悪いオブジェはいっぱいあった

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 これくらいの屋台がちょうど良くて好き

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 レクト通りに入ると交通量が増えた

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 夕方のサン・ペドロ教会 銅像に止まる鳩でありちょんまげではない

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涼しい時間から選挙活動が行われ人通りが増える

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 夜はGrabタクシーに乗りSMシティモールへやって来た

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 時間潰しには持ってこいの巨大さだ

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 夕食は豚アドボと玉子 暖かいご飯が出てきたのはフィリピンに来てお初の出来事


 2日目。

 いよいよこの旅の最終日となったが、たいしてやる事も思いつかず午前中はTVで「キャストウェイ」観たりして最終パッキング。

 午後からゆるっとSMシティモールからのクロコダイル・ファームへ遊びに行くことにした。

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 ホテルの朝食も良いがやっぱり外の安食堂のが美味い

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 海外派遣されているキティさんはどこかチープと相場が決まってる

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 本日もダバオ市は平和です

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 オーガニックの木炭アイスって・・・・何

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 黒アイス 木炭の味ではなかったのでセーフ

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 こういう汚い裏道がビーサン大好きマンにとってはつらみ

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 護送車のような乗合トラックに揺られショッピングへ赴くのだ

 SMショッピングモールへ辿り着いたが、昨日も来たし、あらかたショッピングパトロールは済んでいるので全然楽しめない。

 むしろ、もう夜には帰国するのか…という焦燥感に苛まされて全然気分が乗らないのだ。

 帰りたくない病、発病・・・・

 モール内にあるスーパーマーケットでお土産買うのも気が重いのな。

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 底抜けに明るい大空とは裏腹に気分は曇りがちとなる 

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 モール内を走る蒸気機関車 大人は乗れない

 どうあがいても最終日なので、タクシーに乗り込んで「クロコダイルファーム&ZOO」へレッツらゴーだ。

 ここは童心に帰り、動物や爬虫類(主にワニ)に癒されて気分を替えて行こうってな算段だ。

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 ワニを小脇に抱える人形がお出迎え

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 本物はしっかり両手で掴んでいないと喰いつかれるよ

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 園内は家族連れで大賑わい

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 アルビノの大蛇や・・・・

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 アナコンダなどの蛇系がうじゃうじゃいる

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 油断してるとすぐに掴っまっちゃうので注意!

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 でも俺は屈強だから大丈夫

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 クロコダイルの大渋滞だ

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 ワニってほぼ動かないから見ててもすぐに飽きるなぁ

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 5m近くもある大ボスのクロコ

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 ダチョウの餌やりはぐいぐい来るからビビる

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 アバタ―顔のキャサワリー 配色がキモい

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 七面鳥も案外キモい鳥の部類と思う

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 動かないシリーズ① イグアナひなたぼっこ

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 動かないシリーズ② お昼寝クロコダイル

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 動かないシリーズ③ え?ちょ! なにがどーした!?

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 ミンダナオ島アポ山名物 ジャコウネコのうんこコーヒー

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 うんこーひー無かったんで普通のアポ山コーヒーだ 残念


 思いのほか遊べたのであっという間に夕方だ。クロコダイルファームをあとにして一旦ホテルに戻り、フィリピン最後の夕食を食べに行こうと街をうろつき始めた。

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 しばらくすると、通りの向う側に煙まみれの屋外屋台村を発見だ。手前に食材の鶏肉の部位が並び、選んだ肉をその場で炭火で焼いている。
 こいつは良い兆しだ!と確信して近づくが、すごい煙の量に目がシバシバするぞ。

 よっしゃ!!炭火焼きチキンをこの旅のラストサパーとする!

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 煙と匂いに釣られておもわず引き寄せられてやって来たアタリ店

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 とりあえず喰いでのありそうなデカいヤツを焼いてもらうぞ

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 カメラを向けると照れるとこがナイスガイ

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 明日も変わることのない庶民の夕食風景だ 

 周りはビール飲んでカラオケやってたり、家族連れがBBQチキンにかぶりついてたりとローカルな風景が広がる。

 最後に屋台の兄ちゃんやおばちゃん、手伝いボーイなんかとくだらん世間話で盛り上がり、日常のヒトコマで旅が終われるとは、サイコーに良いシチュエーションだったよ。

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 タレが美味くて炭火の香りに包まれた神様からの贈り物


 深夜0時。10分遅れでLCC便セブパシフィックの機体は一路首都マニラへ向かい飛び立った。

 マニラに着いたら朝出発の便に乗り替えて、約5時間後には今度こそニッポンだ。

 フィリピン縦断の旅は死ぬまでにしたい旅のひとつだったから、本当にうれし楽し旅でしかなかったな。最近は予定決めてその通りにうまく旅することが多くなったが、ゴールだけ決めて行き当たりばったりな旅が困難しかなくて刺激的だった。

 やっぱりこういうアドレナリンがどぴゅどぴゅしちゃう旅が俺は好きでたまらない。


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    Davao,Philippines 03/may/2019  From Naokys! 

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『 G・W・P・T⑥ ~ゴールデンウィーク・フィリピン・トリップ~ 』


 「 スリガオ~ブトゥアン~ダバオ フィリピン・ミンダナオ島 5月3日 」

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 どーいうことだよ一体!!
 ダバオ行きのバスがいないだと!?

 昨日、このスリガオのバスターミナルで集めた情報によると、ダバオ行きは毎朝9時にスリガオ・ツアーズのバスが出ているとのことで、ちゃんとそのバスも停まっていたのだ。そしてそのスリガオ・ツアーズの従業員に聞いた確かな情報だったハズなのだ。
 
 なのに、何故おらんのじゃ!! 9時発とはいえ8時くらいに着いて、座席確保して、開いてる時間に朝メシでも喰おうと朝も早よから7時半には大好きだった安宿をチェックアウトして、後ろ髪惹かれながらも今日はこの旅最後の移動日だと心を入れ替えてやって来たのになんじゃぁそりゃぁぁぁ

 ・・・・これだからフィリピンの移動は手こずる。前情報が確かだった試しがねぇ。

 今日は朝バスにさえ乗り込めば、たとえそれが10時間の道程だろうとも夜の7時にはダバオに勝手に着いてくれるだろうとタカを括ってたから、旅の神様がオモシロ行程に変えてくれたってのか!?いらねーぞ、そんな御配慮は、神さんよぉ・・・・

 なんだかいきなりゼロからやり直しだ みなさ~~ん!ダバオ行きのバスはどこですかぁ~~?

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 「 ダバオ行き? ローカルバスが今出て行くぞ、ほらあれ! 」

 スリガオ・ツアーズのACバスではなくローカルバスが走り出している。無理やり止めるも満席だから乗せるの無理って軽くいなされてあっという間に走り去るローカルバス。

 ふざけんな、ローカルバスなら途中で乗り降りもあるだろうがよ!乗せろよ、乗せてくれよぉぉぉ

 「 おい兄ちゃん、ダバオ行きはもう無いからあのブトゥアン行きのバスに乗りな。ブトゥアンからたくさんダバオ行きが出てるから乗り替えて行けばいいんだよ。 」

 お前らのその情報はもうウソかホントか分かったもんじゃないから半信半疑で聞いとくよ。

 とりあえず目先の情報で確実なのは、ブトゥアン行きのバスに乗ればブトゥアンまでは確実に辿り着けるってことだけだ。すぐにも出発するとのことだから朝メシも喰えないし、そもそもブトゥアンってどこだよ、どのくらいかかんだよってなったがバスに乗り込み出発となった。

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 音楽がかかりっぱなしだが、俺は自分が持ってきた音楽に耳を預ける。好きな曲を聞いてる内に冷静さを取り戻しポジティブさも戻ってきた。

 ダバオまでの直行便は逃したが、暑くて遅いローカルバスに10時間も乗ってたくないし、このまま快適なエアコンに包まれてた方が100倍良かですわ。乗り替えだってスムーズに出来る気がしてきたぞ。

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 多毛作な水田とヤシの木がのどかな田舎の風景

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 フィリピン各地で絶賛選挙期間中

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 海だか川だか湖だかが時折り顔を出す

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 良く見るとミドリマンゴーがたわわに実ってる

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 出発から4時間後のお昼の12時、ブトゥアンのバスターミナルに到着だ。

 もうお腹が減り過ぎてたから、ここでランチタイムと洒落込みお腹を満たしてからダバオ行きのバスを探そうかくらい思ってたら、おっ!バッチャロール・ツアーズのダバオ行きACバスはすぐそばで待機してるじゃねーかよ。

 これはタイミングがイイですな。これでまた余裕ブッこいてランチなんて喰ってた日には、バス行っちゃいましたぁ、次は夜10時ですぅ、とかフツーにありそうだから乗り込むぞ。

 案の定、バスはすぐにでも出発するとのことだがトイレに駆け込む時間はあるようだ。駆け足でトイレを終わらせて戻る最中にお弁当売りを発見した。中身は唐揚げとライス。う~ん、腹減っててもこれ美味くないからなぁ。。。
 と、近くにハンバーガー売りを発見したので咄嗟にひとつ購入し、今日のお昼ご飯とした。アッ、あとバスの中でオレンジも買ったからデザート付きだぜ。

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 12:20に出発したダバオ行きの快適なバス

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 世の中を馬鹿にしたようなハンバーガーに鉄拳を振り下ろしたかった

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 思いっきり中国製のテカテカしたオレンジ

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 時間さえあればあそこのちゃんとした食堂でご飯が喰えたのに…

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 ミンダナオ島は島土が大きいから信号があるような大都市も多い

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 街中は便利なほど栄えてるけど・・・・

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 街から外れるとすぐジャングル

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 もしくは田畑 何も無くなるのだ(風情は良い)

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 道沿いには少数民族の民芸品も(駕籠ハンモック欲しい)

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 車窓に飽きてきたころに陽が沈みかける(何時に着くんだろう)

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 バスから眺める夕焼け空は何回目だろうか(何時に着くんだろう)

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 あぁ、夕飯タイムとかあるんだ(こりゃまだまだ先だな)

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 中身はホットコーヒー(スリガオ出てから4時間ブトゥアン出てから6時間)

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 これはもう大都市ダバオの市内に入ったに違いなかったがマニラ並みの大渋滞が起こっており、全然、もう全然ぴくりとも進まない

 ミンダナオ島はキリスト教徒が多いフィリピンの中でもイスラム教徒の数が多いもんで、頻繁にテロや内戦が起こっている歴史がある。それこそISなんて輩が出てくる何十年も前から独立のために内戦が繰り広げられてきた。現在は建前上仲良くしているようだが、ISの影響は大きくテロリスト達は元気だ。

 なもんで、ミンダナオ島の街から街へと入る街道には必ず検問所がありそこを通過して行くのだ。そしてダバオ市内の入り口の検問所に至っては、バスの乗客が全員降ろされて検問となったのだが、俺はそんな事情も露知らず、なんでみんな降りた?俺の他にも3人くらい車内に残ってるようだけどなんでだ?どうした?とキョロキョロしてたら自動小銃を小脇に抱えた若い兵士がひとり乗り込んできた。
 
 なるほど把握。これは検問か。良く見たら車内に残ってるのってみんな小さなベイビー抱いたママさんだけじゃないの。若い兵士から荷物検査を促され手持ちバックの中身を見せる緊張の一瞬。

 「 日本人? コンバンワ! 」 妙に気さくな若い兵士の笑顔はかわいい。

 「 あ、あのー、わたくしも外に出た方がよろしいのでしょうか・・・・?」 

 「 大丈夫だよ! アリガトーー 」

 なにがありがとうなんだか分からなかったが、日本語グリーティングを操る若い兵士がバスを降りると、乗客たちも全員戻ってきた。

 ダバオはそんなミンダナオ島にありながらフィリピンで一番安全な街として有名で、たくさんの日本人も住んでいる。マニラよりもセブよりも安全だと言われる由縁はこの検問体制にあるんだろうな。
 ダバオの市庁舎も軍に警備されてたし、市内のバスターミナルの入り口は全部中身見られる持ち物検査あったしな。

 これだけ徹底的にやってるからこそ一番安全な街と言われているのだろうが、逆に言えばこれだけやらないと本当に危険にさらされるってことなんだろうなって思ったよ。

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 気が付いたら朝から13時間40分もバスに乗ってた('A`|||)

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 フィリピンではトイレの事を「C.R.」と言う


 夜の10時にダバオへ着いたは良いがこの時間からの宿探しは本当に億劫だ。

 また野宿か!?とも脳裏をよぎったが、スリガオと違ってここダバオはマニラに匹敵する大都市なので、フロント24h受付なんてホテルも宿もざらにあるだろう。
 それにまだ夜は長いのでバスターミナルに朝までなんかいられねーよな。つまんないじゃん!

 それじゃあ、安宿街の集まる通りの目印的なホテルを目指してタクシーアプリ「Grab」を使って行ってみようじゃないかっ!!て時に突然の大規模スコール襲来・・・・

 ヤベー、スコール止むまで待ってから「Grab」呼びたかった。向こう着いてこの大雨の中で宿探しなんて阿呆のやることだぞ。 ・・・・でも、来ちゃったから、乗るしかないな・・・・

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 サン・ペドロ通りのマイホテル この辺では大手

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 マイホテルは3000円級のお高いホテルだったので諦めて、今にも止みそうな小雨の中で宿探し。街は絶対エロいであろうマッサージ屋と交差点の角にタムロする娼婦くらいしか人だかりはないんだけど、これはチャンスと見た。

 何故なら、娼婦の姉ちゃんたちが安い宿を知らないはずがないからである!

 さっそく娼婦のたまり場へ近づき、お決まりのお誘いは丁重にお断りし安宿を訪ねると、なんとマイホテルの道路の真向かいにあるデイライトインというホテルが安いとのこと。これは近いし安いしでお姉ちゃんたちに感謝しつつチェックインとなった。ラッキー!

 現時刻23時。

 移動日の宿命で朝から色々とあったが無事に1日で最終目的地・ダバオへ到着したのである! 

 めでたし、めでたしだー!!

     ・・・・・・・・

 さて、それじゃ、先ほどの夜遊びのなんたるかを調査しに行ってみるか、まずはスマホでちょっと情報を探ろうか、さて、スマホで情報を・・・・

 スマホで・・・・ ス、スマホ・・・・? あれ? 俺のスマホは???

 ・・・・ん?どこいった? 俺のスマホ!? (゚Д゚≡゚д゚)エッ!?

 これはもう何度も荷物をひっくり返して探したからこそ思うんだが、どっかに落っことしてきたよね?

 ナオキーズ!はスマホをどこで落としたのですか? 最後に使ったのはいつ?

 ていうか、あんた海外でスマホ失くすのこれで3回目じゃね?2度あることは3度あるでしょ!気を付けますって誓ったでしょ?2回は奇跡的に見つかったけど3回目はもう旅の神様も許してくれないよなぁ!
 
 どうすんだ?帰りの航空券も思い出写真も個人情報も全部スマホの中に入ってんぞ?

 頭の中はパニックだが、冷静に分析を開始する。

 「Grab」を使ったからタクシーに乗るまでは持ってたはず。でもそっから先のスマホの記憶が無い。乗車時に落としたか、タクシー内に忘れてきたか、宿探し中に落としたかの3択か!?

 とりあえず宿のフロントと下車時のマイホテルのフロントと娼婦達に事の顛末を話すも誰も見ていないと言う。スマホが無いから「Grab」のタクシー情報も連絡先も分からず手の打ちようがなくオロオロするばかり。そうだ、タブレット持って来てるんだった!そいつでアクセスを試みようとするがこういう時に限って充電が0% 充電しつつ「Grab」をインストールするところから始めなきゃならんがWi-fiが遅っそ~~~ そんなの待ってる間も気が気じゃねーもんだから、その間にまた一縷の望みを持ってスマホを探しに外へ出る。
 
 マイホテルのフロントを再度尋ねると、フロントの女性がにこやかに俺を迎えてくれる。

 これはもしや・・・・

 そうなのである。つい先ほど「Grab」の運転手が戻ってきて客席シートに置き忘れてあった俺のスマホを下車したマイホテルのフロントに届けてくれていたのだった。

 感謝感激雨アラレ。もう運転手の親切に心躍り、最大級の感謝の意味も込めて「Grab」の評価は絶賛の嵐で☆100個くらいは付けたかったんだけど、いくら押しても☆5個までしか付けられないもんだからもどかしかった。

 サイコ-だよ、フィリピン人の親切には本当に救われたよ。心の底からありがとうだ。心配してくれた皆さんにもありがとうだ。

 安堵感に包まれてホッと一息ついたら、なんかテンション上がっちゃってマッサージ屋へパーティー気分で繰り出すところだったけど、いや、お前、そこはもう自粛しろよ!

 ということで、本日はこれにておやすみなさいだ。。。


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  Davao,Philippines 03/may/2019  From Naokys! 

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『 G・W・P・T⑤ ~ゴールデンウィーク・フィリピン・トリップ~ 』


 「 スリガオ フィリピン・ミンダナオ島 5月2日 」

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 バスターミナルのベンチで野宿の一夜を明かし気が付くと朝。

 そこにはもう日常のバスターミナル風景が姿を現し違和感でしかなかったが、周りからしてみれば違和感なのはがっつり寝ていたナオキーズ!。
 仮眠取ってたけどつい寝過ごしちゃった的な雰囲気を大げさなほどアピールして何食わぬ顔で寝床を片づけた。

 これもひとえに、酔っぱらって始発で帰ろうとしたものの、目を覚ますといつの間にか車内が通勤ラッシュに様変わりしてた時、あわてずに、びっくりした表情も表に出さず、大きな伸びをして心の中で「お仕事ご苦労さん!」と大物ぶって、すぐさま停まった知らない駅へ降りて行くという実戦を何度もくぐり抜けているナオキーズ!だからこそ出来た芸当だろう。

 恥ずかしくなんてないんだからね!!

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 とりあえず天気が良い事だけは確かなスリガオ

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  トライシクルで安宿へ向かう

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 オートリキシャまで走ってるとは!フィリピンの交通事情は多彩だ


 ミンダナオ島の北部にある街・スリガオ。

 海沿いにあるこの街は、歴史建造物とか記念碑だとか特に観光要所的な見所がある訳でもなく、よくある小さな地方の街だ。

 しかしながらナオキーズ! 今回のフィリピン旅でどこが一番良かったか?と聞かれれば、真っ先に『スリガオ』と答えるであろう。それほどまでにこの街が好きになった。

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 統一性のあるトライシクル 規律を感じさせる

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 このダサい日除けはスリガオでも流行っていたが、やはりダサい


 街を好きになる理由なんてのは人それぞれだと思う。ちょっとしたきっかけが原因で大好きにも大嫌いにもなるからだ。

 ナオキーズ!のポイントしては、「泊まっている宿」「散歩するに値する街であるか」「色濃いローカル色の中にも便利なお店があるか」「滞在してた時の天候条件」「出会った人々」などがざっと挙げられる。

 その各ポイントの中にもまだ細かいポイントがあり、それらを合わせて好き嫌いが出てくるので、結局は総合的に何点みたいなポイント制にすれば分かりやすいんだろうが、そこへさらに自分の気持ちの問題も関わってくるので、少ない滞在日数で街や国を渡り歩く旅人達は好きな街という優劣を偏見でしか付けられないのである。

 そんな旅人のひとりナオキーズ!がこの『スリガオ』という街が一番良かった!と言えるのは、滞在中、好きな気持ちが圧倒的に高ぶっていたので移動したくないって思ったくらいで、そういった良ポイントや好印象が多かったことに他ならないのだが、敢えてポイント制で表すならば・・・・

 120点満点、恋は盲目だ。

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 歩道が雑多なのはポイント高し
 
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 ファーマズ・ロッジという安宿に泊まったのだが、ココがこの街一番のお気に入り。いや、フィリピン一のお気に入りの安宿となった。

 外装からは分からないが内装がとてもオシャレで、パステルカラーでカラフルに彩られクソ可愛いことこの上ない。

 さらにナオキーズ!はパステルブルーを基調とした部屋へ案内されたのだが一目見て、泊まります!と即答した。色調もさることながら部屋が明るくて気持ち良いのだ。
 あと、アイドルの推しでもある宮内凛ちゃんの担当カラーが青というのと、彼女の誕生日が昨日(5/1)だったという事でヲタクの勝手な妄想が働き運命を感じたのが大きな要因でもあるのだが。

 そしてオーナーのママさんはとても気遣いのあるフレンドリーな女性で惚れてしまいそうやで。

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  その名もブルールーム

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 モロッコの青い街・シャウエンを連想させる色使い

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 飾ってある絵画はたぶん安物だがそこが良い

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 スモーキングエリアも独特のセンスがあるよ

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  客層は100%フィリピン人なのもスレてなくて好き


 スリガオは街自体も中心地がこじんまりとしてるから散歩にはちょうど良い感じだ。

 ローカル色の強いショッピングモールや、活気のあるマーケット、教会、街の人の憩いの広場に、通りにはジプニーやらトライシクルがクラクションを鳴らして走って行く。
 街並もキレイって訳でもなく雑多な感じがアジアアジアしてて歩いてるだけで楽しくなってくる。人間も元気だし、市場を散策してるだけで気軽に声を掛けてくれる。

 これまで通ってきたルソン島、サマール島、レイテ島とも違う雰囲気をここでもまた感じたので、フィリピンは一つの統一された国家というよりも、島ごとに人種も文化も違うんじゃないかって思うくらい多国籍な国家なんじゃないのか?

 縦断の旅をしていても全然飽きないし、特にこのスリガオはローカルパワーに満ち溢れてるからしばらく生活したいなぁなんて思わせてくれた素敵な街だった。

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  市場の兄ちゃん、イカを持つ

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  トビウオの陳列の仕方よ

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  やっぱりフィリピンの市場は魚河岸がメインとなる

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  なんか適当なのも愛すべきポイント

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  切り身デカすぎだろ

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  豪快お頭ヘッド

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  猪八戒お頭マスク

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  市場では子供もたくさん働いてる

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  野菜や果物はカラフルで映える

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  ここでもしっかりミックスベジタブル

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  外に出ればバナナ売り

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  お花屋さんも客を待つ

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  少数民族の人達も文化を特技に変えて生活の糧とする

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  大きい街路樹は日中の日差しを遮るオアシスにもなる

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  みんな大好き公園が社交場

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  教会だってインスタスポット

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  ローカルショッピングモールはかかせない

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  ファーストフードのチェーン店あるし何も困らないな


 スリガオまで南下して来るとフィリピンの中でもだいぶ南に位置するので、首都マニラとは比べ物にならないくらい暑い。晩春から初夏へ一気に変わったってくらいの気候の変化だ。

 なので、海に行きたい。

 せっかくフィリピンまで来て海に行かないなんてありえないよな。元々セブ島行って泳ごうって思ってたし海パンはバッチリ持ってきている。何より、スリガオの近郊には有名なビーチがいくつもあるらしいからチャンス到来だ。別に水着の姉ちゃんたちを期待してる訳じゃないからな。

 トライシクルを捕まえて、さっそくマブア・ビーチという所まで行ってもらった。

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  小さな村をいくつも通り過ぎていく

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 衝撃だったのは海岸が全部川にあるみたいな丸石で埋め尽くされてたこと

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  砂なんて一粒も無いストーンビーチ

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  海の中までも丸石だからか海水が濁らず透明度がヤバい

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 コテージが建ってるところまで丸石 当然ビーチで寝転ぶと痛いし熱い

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 ビーチコーミングで素敵な石をゲット

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 村の売店でなにかしら飢えと渇きは癒せそう


 おっさん1人なのについ海で遊び呆けて気が付いたらもう夕方じゃんかよ。泳いで焼き石の上で日焼けして泳いで石集めに興じてただけなのに・・・・ 水着の姉ちゃんどころか、ほぼ貸切状態のマブア・ビーチでなにやってんだよって、夕方が近付いて来てることに気が付いたら急にさみしくなってきたから人がいっぱいいる街中まで帰ることにした。

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  スリガオ川に建つ水上生活者達の住居

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 夕方は軽く渋滞してる 歩いたほうが早い気が…

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 まさかとは思ったがあと一人(ミドリパンツ)も乗ったΣ( ̄ロ ̄|||)

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 小腹が空いたので腹ペコが群がる軽食屋台街へ

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 みんなすごい勢いで何本も食べてるけど全然旨くなくてビックリした(鶏肉)

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  春巻も微妙ってどういう事!?

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  安定のハロハロ スイーツにハズレは無い

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 良い感じに1日が終わって行く。街に沈む夕景も切なくて好きだ。

 この光景が観れたってことも、この街を好きになれた理由のひとつかも知れない。

 すげえ満喫した1日だったから、明日の移動が嫌になる。しかしじゃあ明日何をするのか?と自問自答してみれば、おそらく今日と同じ街歩きとビーチで終わるだろう。それはそれで楽しいのは間違いないが、ここはせっかく好きになった街だから惜しむくらいがちょうど良いのだ。

 絶対にまた戻ってくるぞと、心に誓えばこの先の人生のお楽しみにもなるってもんだ。

 あぁ、でもメシのクオリティだけは先進国並みに進化してもらいたいとこだが。

 頑張れ、フィリピンのコックさん!!


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   Surigao,Philippines 02/may/2019  From Naokys! 

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『 G・W・P・T④ ~ゴールデンウィーク・フィリピン・トリップ~ 』


 「 レイテ島・タクロバン ~ ミンダナオ島・スリガオ 5月1日 」

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 サマール島南部のカトゥバロガンは漁師町。

 宿のすぐ近くはもう港で、そこでは朝から市場が立ってて大賑わいだ。

 港にある市場だけに獲れたての魚の群れはもちろん、肉や野菜など新鮮獲れ高マーケットと化しており、めちゃくちゃ楽しい朝散歩となった。

 活気があると眠気も吹っ飛ぶよな!

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     海人は世界の共通語

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     ダブルダガーボート     

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 フィリピンは肥沃な海に囲まれた島国だと実感

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 新鮮な魚はどれも美味そうで刺身でカブリつきたくなる。やっぱり生魚を見ると本能的に食欲が沸いてくるのは日本人の血がたぎるからであろう。

 醤油に漬けてペロリでも良い。焼き魚であつあつを頬張るのも良い。煮魚で夕飯時を思い出す匂いに包まれるのも良いな。

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日本でよく見る魚もあんま見ない魚も仰山おった

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 お魚コーナーは生臭いが、市場の奥に入って行くとお肉の生臭さも漂い、さっぱりとしたフレッシュベジタブルの清涼感も感じられる。

 余談だが、フィリピンの野菜市場はベジタブルという個体を単品で売るんじゃなくって、店先でカットしてそれぞれのお店独自のミックスベジタブルにしてから売ってるお店が多く見られた。こんな売り方をしている野菜市場はフィリピンが初めてだったし、その国の台所事情を垣間見れる独自の文化にびっくりしたのと、なんて上手い商売なんだ!って感動もしたなぁ。

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     鶏肉屋さん 

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     豚肉屋さん

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     ナニカの食材屋さん

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     フィリピン・マンゴー屋さん!

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     子供も朝からお手伝い

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 ミックスベジタブルにして売るとはやるなフィリピ―ナ

 こんな食材を目の前にして市場をうろうろしてたら腹が減る。そんな折、ナイスタイミングで市場食堂を見つけたので朝メシだ。

 「市場の食堂にマズイものなし」という言葉があるように美味かった。というよりハチャメチャ美味かったぞ!

 フィリピンにもこんなに美味しいご飯があったんだなって、朝から泣きそうになるくらい美味しかったよ。

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  ガラスケースの中からお好きなものをお食べ

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鶏レバー煮・チンゲン菜刻み炒め・トロトロ豚肉煮汁定食380円也

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   バラクーダのブツ切り揚げも追加注文

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 朝の市場散歩でお腹も満たし、街中へと足を運ぶ。と言っても、午前中には次の街へと移動をしたいので30分くらいの街散策。

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  ローカル路線バス乗り場とジプニー乗り場

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フィリピンの地ビール・サンミゲル運搬トラック

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 原付にダサい日除けを付けるのが流行ってた

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     歴史を感じる古い家並み


 さて、この先どこへ行こうかという問題。

 最終地点はミンダナオ島のダバオと言う名のフィリピンの中で第三の都市と言われているビッグシティだ。帰りのヒコーキはこの街から離陸するので最低でもあと4日後の5月5日に到着すればぎりぎり帰国便に間に合うのではあるが、せっかくの有名都市なため2日間くらいは滞在したいと考えている。

 当初、頭の中で考えていたルートはこのサマール島からレイテ島へ行き、そこからフェリーでセブ島へと渡りボホール島を経由してさらにフェリーを乗り継ぎミンダナオ島へ辿り着こうというものであった。

 だけど思ったより島国フィリピンは縦長で、行き当たりばったりの移動だと時間もかかることが判明し、もうそんないろいろと島巡りしている時間は無くなってしまったのである。

 なのでとりあえずは早めに南下するため、次の目的地としてレイテ島のタクロバンを目指しさらに南下してフェリーでミンダナオ島へ入るルートにしようということに決めたのだ。

 ここカトゥバロガンから、グランドツアーズの15人乗りハイエースバンでタクロバンへ出発したのは11時半だった。

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  バスの待合室 ゆったりと出発を待つ

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  満員のバンだが走りはスムーズで早くて快適
  
 車窓から眺めるサマール島は南国の景色も通りゆく町や村の風景もどこか素朴で懐かしいアジアの情景を思い出させてくれていた。

 1時間も走るとサマール島の南端の海峡に辿り着いたが、レイテ島へはサン・フアニーコ橋という全長2.6kmもの立派な橋をバンで渡り、3つ目の島・レイテ島へと渡ることが出来た。

 レイテ島は割りと発展している町並みが多く、またしても国境を越えたような、違う土地へ来た実感が湧いてきた。

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  田舎風景がどこまでも続く

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   川かと思ったら海峡だった件

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  S字に両島を結ぶサン・フアニーコ橋

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  トライシクルのいろいろな形 自由だ

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  どこの島もインフラ整備中

 カトゥバロガンから2時間くらい走っただろうか、大きな港のある大きな街へ着いたと思ったら、そこがレイテ島のタクロバンだった。

 グランドツアーズのターミナルはドデカいショッピングモールの裏手にあり港の真横にあった。

 時間は13時半になるところだったから、もうこのままミンダナオ島まで行っちまうかとスリガオと言う街へ行くバンを探すが、このターミナルからは出ていないとのことだ。

 ナヌ~~~! せっかく勢いで先に進もうと思ったのに今度は次の街まで行くバスターミナルを探すところから始めなきゃならんのか・・・・ 正直めんどくさい。

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  タクロバンまで快適だったよハイエース!

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  赤コーナー ダンキンドーナッツ

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  青コーナー ミスタードーナツ

 面倒くさいからこのままタクロバンで1泊してもイイかな?なんて思いつつ、まだ時間はあると港近辺を散策してたら客待ちしている乗合トラックの運転手に話しかけられた。

 「 どこまで行くの? 乗って行きなよ~ 」

 「 えっ?どこって・・・・ ミンダナオ島のスリガオに行きたいんだけど、バスターミナルまでそのジプニーもどきは行くのかい? 」

 「 行くよ。でもダイレクトにスリガオまで行けるローカルバスはないよ? 区切り区切りで乗り替えて行かなきゃなんないから、俺たち地元民はそういう時はバッチャロールのバスで行くんだよ。」

 「 なんじゃそりゃ? どこにあるんだ?そのバス乗り場は!?」

 「 ちょっと待ってろ! 」
 
 乗合トラックの運転手は営業中なのに運転席から降りて、近くを通りかかった別の乗合トラックの運転手となにやら話を始めている。

 「 この運転手に話しておいたからこいつに乗っていきな! 終点に着いたらトライシクルに乗り替えてバッチャロールって言えばオッケーさ! 」

 この街で1泊もありかと思ってたんだけど、偶然が必然となりスリガオまで行けるルートが開拓されたため運転手の好意に感謝し、地元の人達がその方法で行くならとこの話に乗ったのだ。

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  天気が良かったタクロバンの街

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どこに向かってるのか分からんがとにかく乗ってみた 

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   乗合トラックはこんな感じだ

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郊外のショッピングモールのちょっと先が終点だった

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トライシクルに乗り替えてバッチャロールへ向かう

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   タクロバンの空は高くて明るい

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 バッチャロールとは、バッチャロールツアーズという民営の長距離エアコンバスのバス乗り場のことだったのだが、なんとこのバスはナオキーズ!の最終目的地・ダバオ行きのバスじゃあないかよ。

 なんかいきなりゴールが見えちゃってちょっとがっかりと言うか、え?これ、スリガオで途中下車じゃなくてそのままダバオでもいいんじゃね?とか思ったりもしたけど、まぁ、何時間かかるか分からないし(絶対長時間かかる)、まだ日程に余裕はあるからスリガオまで今日中には着くだろうしこれでいいやってなった。

 が、出発時刻は15時でスリガオまで10時間はかかるぞ、と衝撃の返答。

 てことはだよ?スリガオ到着時刻は深夜1時ってことじゃん?ダメな奴じゃん・・・・一番乗っちゃダメな奴じゃね?と一瞬躊躇したけど、いまからまた街中まで戻るのもかったるいし、あの気のイイ運転手兄ちゃんとの良縁もあったし、なるようになれと流れ重視でバスに乗り込んだ。

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   バスの一番後ろに乗るのなんて久しぶり

 15時に出発したバスからのレイテ島の眺めは、山間部が多くまるで日本の山の景色のようだった。レイテ島と言えば先の大戦で日本陸軍も海軍も激戦地として戦ってた島ってな印象なんだけど、あの頃の軍人さんもこの島の景色に日本を思い出して好きな場所だったんじゃないかなぁって感じたよ。
 
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どんどん陽が暮れて行ったがまだレイテ島は終わらない

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  ついに夜になっちまった・・・・

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次いつ喰えるか分からないから夕食はしっかり喰っとく

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 長かったが、ついにレイテ島南部のフェリー乗り場サン・リカルドに到着した。19時40分。

 港にはカーフェリーが停泊しているがもうパンパンだ。これに乗ればあと1時間か2時間でスリガオに到着じゃん!22時くらいに街に着くならこの際御の字だぜ!なんて思ってたが、無情にもそのカーフェリーは20時になると我らを置いて出航してしまったのだ。

 なんだよ、あれに乗れるんじゃなかったのかよ。次の便はいったい何時になるんだ?

 「 この港で次の便を待つんだ。それまでにフェリーのチケットを買っておけよ? 22時に出発するからな! 」

 えっ・・・・!? あと2時間もこの何もない港で待つの? スリガオ着いたら本当に日が変わっちゃうじゃない!

 またしても「フィリピンは待つ」の修行モードへ確変突入。。。

 ヒマ潰しが大変だったけど、真っ暗な港から見上げる夜空は満点の星空だった。

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   何もに無い 港だけがある小さい町

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   何もすることが無い待ちぼうけの乗客たち

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   することと言えば・・・・

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ひたすら、ゆっくりと、コーヒーをすすること・・・・

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 22時どころか、0時になってようやく見えたフェリーの到着に心が震えた。。。

 港からは遠く対岸に小さな灯りがいくつか見え、すぐそこなのに手の届かない空虚感と、4時間半とは思えない膨大な時の流れを感じ、バス移動の疲れと眠気で昇天しそうだったので本当に安堵感に包まれたのだ。あぁ、これでやっと前に進めると。。。

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    待ち望んだ念願のカーフェリー

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   夜中だけにテンションは高い 

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   さらば、レイテ島!!

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 夜の海は真っ暗で船が動いてるのかどうかも判別が付きにくいが、低いエンジン音がグオングオンと船底から響いてくるのでどうやらミンダナオ島へちゃんと向かっているようだ。

 1時間くらいの夜の航海は少しだけ怖かったが、無事にミンダナオ島のスリガオ港に着岸した。

 ここからまたバスに乗り込み街中のバッチャロールのバスターミナルへ向かうのだろうが、ココまで来るともう何時に着くのだろうとかは考えなくなっていた。

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 結局、バスターミナルに着いたのが深夜2時10分・・・・

 流れ重視でタクロバンから乗り込んだ島越えのバスは、出発から11時間もかかったことになる。そのうち4時間半は港でのフェリー待ちとなったのだが。
 
 そしてこの時間帯から宿探しなど出来るハズもなく、幸いにも大きめのバスターミナルで同じような境遇の深夜着難民がベンチに幾人も眠る姿を見て、ナオキーズ!もその一角に寝床を構えたのであった。

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 まさかの記念すべき令和元年の初夜に野宿することになるとは思いもしなかったが、令和の時代のナオキーズ!の旅路も波乱に満ちた楽しいものになるのだけは約束されたよな。

 めでたし、めでたしだ。


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 Surigao,Philippines 01/may/2019  From Naokys! 

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プロフィール

naokys!

はじめまして!             
 旅好き、アジア好き、遺跡好き、神社仏閣好き、大道芸好き、パフォーマンス好き、民族音楽好き、倍音好き。

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