ぶらっと、旅る。 

   人生の半分を夏休みに捧げたいアラフォーバックパッカー、The naokys!  過去に辿った一人旅を焼き増ししたり、これから行くであろう冒険浪漫な旅路をドドドッと書き綴る狂い咲き旅日記

          ~  The naokys! presents  俺旅  ~

2019年05月

『 G・W・P・T③ ~ゴールデンウィーク・フィリピン・トリップ~ 』


  「 カトゥバロガン フィリピン・サマール島 4月30日 」 

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 移動日の朝は早い。

 早朝6時に宿をチェックアウトをしたら、雲に隠れがちなマヨン火山を見納めながら歩いてバスターミナルへ向かう。

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 レガスピの街の人々はもう起き出していてこんな早い時間にもかかわらず活気が出始めている。

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 アジアの朝は早い、だな。
 
 ルソン島南部の港・マトゥノグへ向けてローカル路線バスに乗り込んだが、マトゥノグ行きではなくブラン行きだという。

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 途中の分岐点でジプニーに乗り換えればすぐマトゥノグに着くからこのバスで大丈夫だとのこと。

 昨日聞いた情報と違っててびっくりだが、もう深く考えたりせず「また偽情報かよっ(笑)」って笑って突き進んでいくのがこの旅の最良の手段と気が付いた。
 事前情報は参考程度にはなるくらいのものと考えていかなくちゃね。

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 6時半に出発したローカル路線バスは、山を越え、村を越え、幾度も人を乗せルソン島の南端の港町をゆっくりと目指す。

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 過ぎ去る車窓から、南国風情たっぷりの椰子の木と青い空を眺めながら3時間10分。

 「そこの分岐の交差点にジプニーが待ってるだろ? マトゥノグに行くにはあれに乗るんだ!」

 ローカルバスのドライバーは外国人旅行者の行き先を把握していてくれて、交差点の乗換地点まで来たらちゃんと教えてくれたよ。

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 マトゥノグ行きのジプニーは今まさに出発しようというところなので乗り換えダッシュ!

 しかしなんたることか、満席だ。。。

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 座る場所が皆無なため、一緒にバスを降りてきたローカル民数人とともに、ジプニーの後ろの手すりにガッツリ捕まって出発したが、落ちないか心配だよ。

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 ちなみに足元はこんな・・・・だ。

 これまでもこういった乗り方は何度か経験があるが、この乗り方の踏ん張りどころは握力に尽きる。しかしそうはいっても10分も捕まっていると握力など小学生並みに低下するので、乗り方のコツは肘を手すりにひっかけ力を入れずにぶら下がるような形をキープするところにある。

 どのくらいの時間で目的地に着くか分からん場合はそうやってしのげば落ちる恐怖心も無く、ゆっくりと景色を眺める余裕も出来るのだ。

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 ぶら下がること30分。

 どうやらマトゥノグの港町に到着したようだ。現在時刻10時10分。

 これなら午前中にフェリーに乗って無事に次の島・サマール島へ渡り、一気に今日の目的地・カトゥバロガンへ着くことが出来そうだな。

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 だがしかし!

 そうは問屋が卸さねえ・・・・ 港に着いたは良いがフェリーの乗り方やチケットカウンターの場所が全然分からん。

 いろいろとここでもまた情報収集に励むと、どうやら港湾の外にチケット売り場があるからそこでまずはフェリーチケットを買ってこい、それからまた港まで戻って来いとのことだった。

 ロールプレイングゲームのようにひとつクリアしたらまた謎解きをして次をクリアしていかなければゴールまで辿り着けそうにない気苦労の多い1日になりそうな予感がした。

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 フェリー会社は4~5社ほどあるのだが、どれがなにやらさっぱりなので空いてる窓口から片っ端に聞いて回る。

 「サマール島に行きたい! アレンっていう港町まで!!」

 「ウチではもうチケットは無いわ! サンタクララのチケット売り場へ行って!」

 ムム・・・・! そのサンタクララ社のチケット売り場が一番人だかりが出来ていてめっちゃ混んでるからこっちに来たのに・・・・

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 窓口は2つ。列は2列。

 だが、前から7人目くらいになると列は横幅を広げて3列から4列、4列からカオスへと続いておりどこが最後尾なのか分からないので、こんなもの一番後ろにいたんじゃ状況もつかめない!となんとなく列になってる辺りへ割り込みだ。

 今回のフィリピン旅で学んだことのひとつに「フィリピンは待つ」ということがある。

 バスのチケットを買うにしても、バスやフェリーの出発を待つにしてもすんなりと短時間でコトが上手く進むということが無く、3~4時間ただひたすら「待つ」というのが当たり前の世界で、誰もがみんなじっと自分の順番が来るのを文句も言わずに待っているのである。

 せっかちなナオキーズ!は30分ほどでキィーーーーーッってなるのだが、それでも時間が吹っ飛ぶこともなく延々と待たされ続けるので、ある時を境に「ナオキーズ!は考えるのをやめた」

 そしてこのサンタクララの窓口でも自分の順番が来るまでひたすら、ただひたすら待つのだが、窓口の嬢は何をやってんだか、たかだか10人ほどのチケット購入を捌くのに1時間半もかけやがったのである。

 あげくに、「サマール島行きのチケットはもう無いわ。12時にまた来てちょうだい」と軽く言い放つビッチぶり。 どうやら午前中のフェリーチケットがいつの間にか売り切れたようなのであった


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 紆余曲折あったのだが、親切なローカル若夫婦の協力により、モンテネグロ社のフェリーチケットを12時半になんとかゲット出来た。

 やっとの思いで港のフェリー待合室に入れたが出航の時刻は14時とな。4時間もマトゥノグの港町に滞在となったが、なんとかサマール島へは行けるのでひと安心だ。


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       ゆったり船の旅

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 大型カーフェリーの間で遊ぶ地元漁師の子供達 日本じゃ考えられん

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 船上からコインを投げると潜って取ったヤツのおこづかいって・・・・

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 海の色は透き通るような真っ青でガブ飲み出来そうなほど綺麗だ。遠くの島々を眺めながらゆっくりとフェリーは進み、1時間半ほどでサマール島の港町・アレン港が見えてきた。

 車、トラックが先に下船し、最後に乗客が島へと上陸していった。

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 さて、ここからカトゥバロガンまで一気に行けるのか半信半疑だが、まずは町のバスターミナルへ行かねばとトライシクル(サイドカータクシー)に乗り込む。

 するとドライバーは言う。

 「カトゥバロガン行きのバスなんか無いぞ。カトゥバロガンへ行くにはバンに乗って行くんだ!その乗り場まで連れて行ってやるから任せろ!」

 バスターミナルが町に無いなんてことは無いだろうからおそらくコイツの営業なんだろうが、とにかく午後もだいぶ経ってるし少しでも明るいうちにカトゥバロガンに着きたい一心でドライバーに任せた。

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 機動性が高くよくお世話になってたトライシクル この旅で大活躍だった

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 サマール島の各町への移動手段には、ローカル路線バスとグランド・ツアーズの自社便バンの2種類が主な移動手段のようだった。

 もちろんトライシクルが連れてきたのはバスより早いが運賃も高いグランド・ツアーズのバン乗り場だったが、ほぼノンストップで駆け抜ける15人乗りハイエースなので文句はなかった。しかし問題はあったよ。

 「カトゥバロガン行きのバンは無いよ? カルバヨグっていう手前の街までしか行かないからそこのターミナルで乗り換えてね! とりあえず16時出発だからね。」だと。

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 ここまで来るともう今日中にカトゥバロガンまで行ければいっかなぁぐらいに考えてしまう。カルバヨグに2時間で着いたとしても、もう暗くなるし、そこからまたバスを乗り変えて行くってなるとカトゥバロガンには夜に着くんだろうなぁ。本当は夜に知らない街に着くと宿探しが難儀だから、だったらカルバヨグで1泊も考えておかなければなぁなんて考えるが、もうどうでもいーや、流れ重視。

 陽が傾いてきたビーチ沿いの道をバンは南下して行く。サマール島は沿岸の道がメインロードのようで島全体は山が多い印象を受けた。

 ルソン島とは全然違う車窓からの風景。島が変わると国が変わるみたいで面白い。

 一般車やトライシクルを次々と追い抜きやはり早いぞ、ハイエース!
 
 2時間かからずカルバヨグのバスターミナルには17時50分に到着だ。

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 まだ明るいからこのままカトゥバロガンまで行くことに決定。18時に出発するというのであと10分もすれば出発なのだ。

 今度のグランド・ツアーズのバンは25人乗りコースター。強いぞ、トヨタ!

 そういえば今日はフェリーでマウンテンデューとスナック菓子しか摂取してないので腹減りまくりだ。

 ターミナル内ではミスタードーナツが絶賛売出し中だったので迷わずドーナツを頬張るナオキーズ!

 ここにきてフィリピンのファーストフード天国・ジャンクフード地獄に助けられ小腹を満たすことが出来たのである。


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 25人乗りコースターの中からビーチへ沈む夕陽を眺めたのがフィリピンで初の夕陽鑑賞となった訳だが、窓ガラスはスモークに覆われていた。

 カトゥバロガンのグランド・ツアーズの乗り場へ到着したのは19時45分。わずか1時間半ちょいで到着したのは良かったが、もうすっかり夜の街に変貌していた。

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 幸い安宿もバンの乗り場のすぐ近くに見つけたので宿探しに苦労することもなくチェックインし、美味い物でも喰おうじゃないかとさっそく夜の街に繰り出した。

 しかしここはサマール島の地方都市。しっかりしたレストランも見つけられず、やっと発見した4つの屋台は全店オール唐揚げ屋さん・・・・ ラインナップもニワトリの足とモモとムネ肉の3種類だけだった。

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 ルソン島からサマール島への移動の旅は、5ケ所で乗り換えを行い、バス・ジプニー・フェリー・トライシクル・ハイエース・コースターと6台の乗り物に乗り、14時間もかかっての大移動の1日となりました。

※ルソン島・レガスピ ー ブラン交差点
 ローカル路線バス   約340円

※ブラン交差点    ー マトゥノグ
 ジプニー       約40円

※マトゥノグ     ー サマール島・アレン
 カーフェリー     約300円

※アレン港      ー バン乗り場
 トライシクル     約100円 

※アレン       ― カルバヨグ
 15人乗りハイエース 約210円

※カルバヨグ     ― カトゥバロガン
 25人乗りコースター 約210円

 合計約1200円 

 その都度の情報収集、港でのチケット攻防と乗り継いで来た1日がかりの移動の疲労のほかに、なんとか本日の目的地と決めていたカトゥバロガンに着いた安堵感からか、唐揚げ弁当喰ったらいつの間にか寝落ち。

 フィリピンにいてなんの実感もなかったが、平成最後の夜は寝落ちで過ぎて行ったとさ。


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     Catbalogan,Philippines 30/apr/2019  From Naokys!
 

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『 G・W・P・T② ~ゴールデンウィーク・フィリピン・トリップ~ 』


 「 レガスピ フィリピン・ルソン島 4月29日 」 


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 寒い・・・・ 凍えそうな寒さが出発してからもう数時間も続き、時折り訪れる休憩タイムには深夜の何時だろうが外に出て身体を動かし血流を高める。

 夜8時にマニラを出発した夜行バスは、エアコンを自慢するだけあって、こちらの考えうる最強の防暖対策を執拗に攻めてくるバスだった。

 「東南アジアのエアコンバスは寒い」ということは熟知していたハズだったが、パーカー1枚しか持ってこなかったナオキーズ!
 
 手ぬぐいやタオルも動員して朝陽が昇るまでの我慢大会だ。

 寝たら死ぬぞ。


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 ようやく朝を迎え(まだバスの中)、田園が広がる田舎街道を走り抜け、フィリピン大手の巨大ショッピングモール・SMモールに隣接しているレガスピのバスターミナルに到着したのは朝の8時40分。


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 およそ12時間で辿り着いたルソン島南部の街・レガスピは、標高2496mの富士山に似た姿の独立峰・マヨン火山がシンボルとなっている地方都市だ。

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 お気に入りの宿にも巡り合えて、こじんまりとした街の散策は散歩にはちょうど良く、またフィリピンの街に多いショッピングモールも、LCCショッピングセンター、アヤラモール、メトロモール、SMスーパーマーケットにSMショッピングモールと多くあり飽きることはない。現代的なモール以外のローカル市場にはマーケットも屋台もあり面白味は尽きることがなかった。

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 マヨン火山を一目見たくてこの街に立ち寄ったといっても良いくらいで、実際滞在1日でマヨン火山と「アベンジャーズ  エンドゲーム」しか観ていないのも事実だった。

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 ただ、次の目的地であるサマール島の主要な街へ行く長距離バスがレガスピ・バスターミナルからダイレクトに出てなくて、散々情報に振り回されたあげくバスターミナルからのローカル路線バスで南端の港まで行き、そこからフェリーで島へ渡れという結果を得るまでに半日かかったのは誤算であった。

 まったくその場しのぎの移動の旅は予定を立ててもすんなりと行かず時間がかかって仕様がないが、その振り回されるけど自力で乗り越えていく感覚がなんとも一人旅を充実させてくれ、ここ数年の旅では味わえなかった緊張感と先の見えないお楽しみ感覚がとても楽しくなっている。

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 クソイラつくことも多々あるが、それを上回るワクワク感がなんとも堪らなくバックパッカー冥利に尽きるのな

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 明日は移動日。 

 今夜は早々におやすみだ。

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 Legazpi,Philippines 29/apr/2019  From Naokys!
 

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『 G・W・P・T① ~ゴールデンウィーク・フィリピン・トリップ~ 』


 「 首都マニラ フィリピン・ルソン島 4月26日~4月28日 」

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 「いや、ものすごい渋滞でしょ?大渋滞。なかなかターミナルまで入って来れなくてねぇ。待たせちゃったよねぇ?どのくらい待った?10分?20分?」

 「近くまで来てるのは分かってたんだけどさ。空港出たら目の前の車の列が全然動いてないし、この渋滞具合じゃすぐには来ないなって諦めてたから・・・・ 30分以上待ったよ。」

 「いつもこの時間は渋滞してるけどさすがにこんなに混んでるとは思わなかったなぁ。どうします?このまま一般道だと動かないから高速乗りますか?」

 「うん。乗ろう。一番早い手段でお願いしますわ。」


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 フィリピンの首都マニラ。街の中心部からさほど離れていない場所にニノイ・アキノ国際空港はある。

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 成田空港から飛び立ったLCCセブパシフィック航空は夕方の5時半にマニラに着いた。そこから入国審査を終え、両替、wi-fi設定と街へ繰り出す準備を整え、今回初めてお世話になるタクシー配車アプリ『Grab』にて空港から宿までタクシーを手配したのだ。

 で、空港の外へ出てビックリ。目の前の道路3車線、ゆっくりと進んではいるようだが車・車でびっしり埋まってた。そこでタクシーを待つのに時間はたっぷりあるので考えるに、出国口の目の前を待ち合わせ場所にしたナオキーズ!が悪い。これは完全に己のミスだろう?
 アプリで手配したタクシーがそぐそばまで来てるのは察することが出来るが、目の前の大渋滞を見るにすぐ来るとは思えん・・・・とにかくじっと待つ他ないようだった。

 「あー、ほんと嫌になっちゃうねぇ、この渋滞。なるべく混んでない道を選んで進んでるんだけどすぐ詰まっちゃうよね。」

 「なに。空いてたの高速だけじゃん。下降りたらまたこの有様かぁ。マニラはいつも夕方はこんなに混んでるの!?」

 「お客さんの向かってるマカティ地区ってのはオフィス街なんでね。今日は金曜日でしょ?帰宅ラッシュとこれから遊びに行く車とかでいつもより混んでるよ。うんざりしちゃうねぇ。。。」

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 マカティの繁華街のド真ん中に予約した宿に向かっているので渋滞は避けられないことだが、タクシードライバーがナビに使っているスマホは無情にも2km30分と表示しているのだ。
 空港が市街地から離れていないもんで夕方ちょっとくらい混んでても1時間ありゃ余裕だろ!なんて簡単に考えていたが、全然そんな上手いこといかないフライデーナイト。

 とにかく運ちゃん!こっちは初マニラで隣を走ってるジプニーとか意外にも物珍しかったりして、ゆっくり車窓から夜のマニラを眺めてるから、事故らんように全力で行っとくれ!!

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 ネオン煌めく歓楽街の小道に入ったかと思うと、おもむろにタクシードライバーは言う。

 「やっと着きましたよ! ホテルは目の前です!!」

 約9kmの道程を1時間10分もかかったがようやく予約を入れておいた宿に到着した。それにしても思ってたよりも歓楽街のド真ん中にあるのな。

 小奇麗で最新の設備を持つ宿のドミトリーで荷を解き、もう夜の9時だがせっかくの歓楽街なので夜散歩に出かけた。

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 通りに一歩踏み出すと、辺りにたむろする立ちんぼのオネーチャン達が一斉に声を掛けてくる。フィリピンのマニラは初めて訪れる街。しかもここブルゴス通りはネオン街の夜遊び場スポットなので、だいぶ緊張しながら歩いているナオキーズ!はオネーチャン達と目を合わせる事すらできず「ノーサンキュー」の一点張りだった。

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 街の様子を観察しながらお腹が減っている今、食堂でも屋台でも何でも良いから探してはいるのだがなかなか見つからない。少し通りを離れたところにボンジョビのコピーバンドが演奏している夜市のようなオープンフードコートを発見。おっ!?ここなら色々とフィリピン料理にありつけそうだとフィリピン初の食事をここに決める。

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 頼んだのは酸っぱ辛い鶏肉の煮付け『アドボ』と鶏肉をココナッツで煮込んだ『ココナッツカレー』。あとはライスとタピオカミルクティでタピ活も試みる。

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 なんだこのアドボ・・・・めちゃくちゃしょっぱい ココナッツカレーも塩分過多かよなによりライスが冷や飯じゃねーかよ

 なんだか味付けが濃いし油っこいしでそんなに美味しくないよ、フィリピン・・・・ 

 唯一、安定のタピオカミルクティに救われた。

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 パンダ茶(タピオカミルク)美味かったよ、オネーチャンありがとう

 不味い!塩っ辛い!とは言え、残すことなく完食してお腹は満たされたので、このあと歓楽街へ戻り夜遊びの王道・ゴーゴーバーへ繰り出したのだが、下着姿のオネーチャン達がステージでウロウロしているだけだし、なによりナオキーズ!1人だけなので対して面白くなく早々に宿に戻り、『GWPT』初日の夜は幕を閉じたのであった。。。


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 日中のブルゴス通りは夜の姿とは打って変わってただの小道だ。バーやいかがわしい店は閉まりコンビニとファーストフード店が代わりに大盛況。

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 今日はバスチケットを取ったり、マニラ観光をしようと意気込んで外へ出たのだが、まったくもって予定通りにはいかなかった。

 とりあえず高架鉄道のMRTがあるのでそれに乗り、長距離バスを取り扱っている有名なバス会社まで行こうと最寄りの駅までジプニーに乗って向かったんだが、降りるところがよく分からず高層ビルが乱立するオフィス街の真ん中で降ろされた。

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 (;´Д`)ココドコ・・・・?

 4月末のマニラはそれほど高温多湿ではなく日差しは強いが風がイイ感じに涼しいので街歩きも苦ではない。苦ではないが迷子の身にとっては、やみくもにコンクリートジャングルを歩き回っているだけなので暑さが身に染みる。1時間ほど迷子散策を続けていたらアヤラセンターという大規模ショッピングモール群に辿り着いた。

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 ここまでくれば目的のアヤラ駅まではすぐなのでクーラーの恩恵を受けながら駅へ向かい、高架鉄道に乗ったのだ。

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 2駅目のタフト・アベニュー駅で下車し、フィルトランコ社というバス会社のオフィスへ。この付近の街の様子は洗練されたマカティ地区とは大きく違い、東南アジアの雑踏の町!と呼ぶにふさわしく、ジプニーがたくさん走り、大型バスはクラクション鳴らしっぱなし、騒音はうるさく空気も悪い。路肩に所狭しと店が連なり人間も多く道が汚くてとにかく最高ーー!!こういう小汚い街って好きなんだよね。何故だかホッとする自分がいるよ。

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 さて、フィルトランコ社だがオフィスと言ってもバスターミナルも兼ねているため乗客がわんさか待合室に集まっていた。

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 チケット窓口にいたっては思ったよりも空いていたためそこに並び順番を待っていたのだが、どうも番号が呼ばれて窓口に並ぶ順番システムのようだな。誰も並んでいない窓口の職員に聞いてみるとやはりそのようで、まずは番号札を取ってこいとのこと。良く見ると窓口の上には電光掲示板もありそこにはちゃんと番号が表示されてたよ。

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 「はい、それではこの札を持って呼ばれるまで待ってて下さい。順番はそこの電光掲示板に表示されるので順番がきたら窓口へ行ってくださいね。」

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 え? 613-499は・・・・? 114。

 ん!? 114人待ち?  おいおい、そんな人数こちとら待ったことないぞ!

 もしかしてこの待合室にいる人達って自分らが乗るバスを待ってるんじゃなくて、窓口待ちの人達なの!? 恐るべしフィリピンのバス事情・・・・

 何もすることがなくただただ順番を待つだけの長い長い退屈な時間。今日予定してた市内観光はもう無理だろうな。なんといっても朝から迷子になったり昼メシ喰ってたりしてたからすでに午後1時を回っているのだ。そしてこのいつ呼ばれるか皆目見当のつかない順番待ち。。。

 ナオキーズ!はベンチに腰を下ろすと時間の渦に飲み込まれ、そのまま沈黙のオブジェと化した。

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 ・・・・2時間半後の午後4時。

 マニラ発レガスピ行き・夜行バスのチケットは、待ち時間の割りに窓口に呼ばれてから5分もかからずにゲットとなった。

 『GWPT』2日目のメインイベントは、バスチケットを買う。で決まりだな。

 夕方、このまま帰るのも嫌なので、近くにあるマニラ最大のマーケットと名高いバクララン・マーケットへ足を運んだ。

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 ここは高架鉄道バクララン駅の周辺一帯の路肩に、喰い物屋台、洋服屋台、食料品、日用雑貨や日用品、果物屋に野菜売り場、魚屋さんに肉屋、携帯・スマホ屋が所狭しと並ぶ一大庶民マーケットだった。

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 地元のショッピングマーケットやコンビニ、ファーストフード店も間に入り飽きるまで市場散策を楽しめたけど、えらい疲労感に襲われての帰宿となった。

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 夜も更け、宿のある歓楽街・ブルゴス通りはネオンが輝く。

 パトロールと称してひしめくゴーゴーバーを一軒一軒回ってみたのだが、外見のネオンとは裏腹に廃れて閑散とした店ばかりが目立ち、店の中を覗いては速攻退散の繰り返しだ。結局、初日に行ったゴーゴーバー『PLAN B』に落ち着いたが、オネーチャン2人との四つ並べゲームに大敗を喫し酒をおごる羽目となりにけり。

 まあでもわちゃわちゃして楽しかったからオールオーケーで2日目は終了だ。。。


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 マカティくらい大きな街だとタクシー配車アプリ『Grab』が本当に大いに役に立つ。なんといっても料金交渉の手間もなく、行き先も入力済だからタクシー来たら乗るだけで目的地に辿り着く。名誉のために言っておくと、マニラを走る普通のタクシーもちゃんとメーター倒して行ってくれるのでぼったくりとの遭遇率は皆無だったよ。しかも『Grab』よりも安かったりする。なので、両者を上手く利用すれば時間短縮となり大いに役立つのだった。

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 運賃に関してはジプニーの破格の安値には到底及ばないのだが、乗り慣れてないとどこで降りるかが勘頼みとなってしまうので、都会に不慣れなナオキーズ!はジプニーや市バスを活用しきれなかった次第です。

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 今夜の夜行バス出発時間までほぼ丸1日あるので、マカティ地区から高架鉄道に乗りマニラ地区へ。そこある3つの博物館巡りへと観光だ。

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 国立自然史博物館は建物が斬新で、展示物もフィリピン全土の動植物を網羅しており陸海空の剥製が並び、火山国家であり島国のフィリピンの成り立ちがジオ的に解説され、3つの中で一番見応えがあり面白かった。

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 国立人類学博物館は国の歴史や、100以上の民族がいると言われているフィリピンの各民族の紹介もされていてナオキーズ!的には一番興味があるかと思われたが、その部族達がいったいどこの地域に属しているかがイマイチわかりずらくてもやもやしっ放しの結果となった。

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 国立博物館は総合的なものが展示されているかと思いきや、なんだか絵画なんかの美術品ばかりで100%美術館じゃん!!って場所で、アートの才能が無い者としては足早に館内を駆け抜けたのであった。

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 フィリピンの国民食と言えば「ジョリビー」というハンバーガー屋さんなので、バス待ちの間に夕食を兼ねて、スパゲッティーとヤミ―バーガーを食べた。

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 この3日間の食事の中で美味しいフィリピン料理というものに出会ったことが無く、フィリピンはメシが不味いと早々に結論付けた。味付けが濃い、塩っ辛い、油っこくてどいつもこいつも塩分過多。そして乱立するファーストフードにファミリーレストランにコンビニ食。みんなそこに逃げているのだろうと思ってた。

 マクドナルドにマックスパなるものがあって喰ったらとんでもなく不味かった。給食のソフトメンを茹ですぎたくらいのスパゲッティーに悲しい気持ちになったのだ。なので国民に愛されている「ジョリビー」のスパゲッティーなら喰える代物なのじゃあないかしらん?と期待して夕食に選んだのだったが、哀れマックスパより不味かったのよ・・・・ ヤミ―バーガーはレンチンのハンバーガー味だったしな。

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 フィリピンはファーストフード店でのスパゲッティー販売を法律で禁止したほうがイイぞ、絶対に

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 午後8時。
 フィルトランコ社の夜行バスに乗り込んだナオキーズ!

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 いよいよ首都マニラを離れ「GWPT」の旅の本格的なスタートだ。

 今回の旅の目的は島国フィリピンを、首都マニラのあるフィリピン・ルソン島から南下。バスとフェリーを乗り継いで島々を渡り、目指すゴールはミンダナオ島・ダバオの街だ。

 とにかく10日間かけて、行き当たりばったりで進んで行くのだ。

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 今夜の夜行バスの行き先はルソン島南部の街・レガスピ。

 どんな街だか楽しみだ。


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 Manila,Philippines 26~28/apr/2019  From Naokys!
 

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 令和元年となるゴールデンウィーク。ナオキーズ!俺旅はどこへ行く!?
 「GWPT~ ゴールデンウィーク・フィリピントリップ~」に決定!
 マニラからダバオまで、ローカルバスを乗り継ぎフェリーで島を渡り南下するフィリピン縦断珍道中の旅日記に乞うご期待!!

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プロフィール

naokys!

はじめまして!             
 旅好き、アジア好き、遺跡好き、神社仏閣好き、大道芸好き、パフォーマンス好き、民族音楽好き、倍音好き。

 人生どうにかなりそう!アジア人を見てそう思い、楽観的・わがままになってゆる~い人生、テンションあげて生きてます。

 あぁ、もう残り半分。 旅に出ねば。 

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  • 『 台湾韓国周遊見聞録・ⅩⅧ 』
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