ぶらっと、旅る。 

   人生の半分を夏休みに捧げたいアラフォーバックパッカー、The naokys!  過去に辿った一人旅を焼き増ししたり、これから行くであろう冒険浪漫な旅路をドドドッと書き綴る狂い咲き旅日記

          ~  The naokys! presents  俺旅  ~

2018年12月

『 スリランカピリ辛仏教巡り エピソード14 』



 「 東海岸サーフスポット アルガム・ベイへの道 」


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 アーユボーワン!
(シンハラ語でこんにちわ!)

 前回のブログでアルガム・ベイでの堕落した日々を紹介したはずなのに、またアルガム・ベイですか!?Σ( ̄ロ ̄|||)

 と、お思いの『ぶらっと、旅る。』愛読者のみなさま。すいませんまたアルガム・ベイです。

 今回はバドゥッラからアルガム・ベイ、アルガム・ベイからコロンボを経由してニゴンボへ行くまでの旅の道中のお話です。

 3日間をぎゅぎゅっと詰め込み凝縮し、写真多めでお話を進めて行きたいと思います。

 どーか、最後まで飽きずによろしくお願いしやす。


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 バドゥッラの朝は早く、6時にはトゥクトゥクでバスターミナルまで送ってもらった。

 まだ山間部(標高680m)なのでクソ寒い早朝だ。


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 アルガム・ベイ行きの国営ローカルバス。

 途中、海沿いにあるポトゥヴィルの町で乗り換えるのが一般的なルートだが、このバスはダイレクトでアルガム・ベイまで行ってくれる優秀なヤツ。


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 直通のバスは便数が少ないんだそうだが、朝イチだから乗れたようだ。

 ちなみにシンハラ語とタミル語と英語表記で行き先が書いてある。


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 山間部はインフラ整備の最中でとにかく道が悪い・・・・

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 道路脇はすぐお茶畑が山肌に沿って埋め尽くされてる。

 こんな埃っぽい茶葉はいただけないぞ


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 朝食は茹でひよこ豆と揚げギョーザと揚げ豆コロッケと揚げ唐辛子。

 揚げ唐辛子は見た目に反し全然辛くなくてめちゃ美味い。まるでスナックぞな。


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 メシ喰ってひと眠りしてたら車内が異様に暑くなってて目が覚めた。

 いきなり東海岸の海まで出てた。

 アルガム・ベイまでもうすぐそこだ。

 そしてここは常夏だ


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 アルガム・ベイは小さな漁村。

 でも世界的にも有名なサーフスポットだからツーリストはサーファーばかり。

 トゥクトゥクもサーフボード乗っけて走ってる姿がカワイイ。


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 バス降りてすぐ、だいぶゆるい雰囲気のゲストハウスを見つけたので、特に他を探すこともなく即決。


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 「SHASHINI BEACH RESORT」
 1泊1400円の個室。

 ビーチまで徒歩30秒の立地。


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 ビーチは漁師たちの仕事場。

 ボートに網に綺麗に準備されておる。


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 ツーリスティックな漁村だからお洒落レストランしかない。


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 だから物価は高いけど、金出せばスリランカでも美味いコーヒーが飲めるのは幸せ

 バナナケーキも文明の味。


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 サーファー集うベイビーポイントへ。

 土砂降りの雨が海を渡ってやって来る!


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 コイツがすごい勢いでやってきた。

 ぽつりと来たら逃げる間もなく、嵐のような土砂降りに・・・・


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 海パンとラッシュだから濡れても問題なかったけど、強風が一気に身体を冷やして寒い。

 こんなスコール滅多にないそうだが、そろそろ東海岸のオンシーズンも終わる季節なんだと。


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 40分くらいで元のアルガム・ベイに戻る。

 特にやることもなかった3日間の滞在中、このスコールが最大のイベントだった。


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 ゲストハウスのおっちゃん達と仲良くなったので夕食を御馳走してくれた


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 おっちゃん手作りの家庭の味。ライス&カリー

 キングココナッツのカレー味とかバナナカレーとか煮干しみたいな味の煮干し。

 ノーチリだとのことで全然辛くない。


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 朝の漁獲量を見物に行くと小魚ばかり・・・・

 がんばれ!フィッシャーマン


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 最終日の朝に見つけた調子良さげなレストラン。

 なかなかのチルアウト空間で大人気だった。

 ゲストハウスもあるみたいだけど、ここに泊まったらビーチ行かなそう


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 ゲストハウス専属のサーファーティーチャー達と毎晩遊んでた。

 3日間、ゆるい滞在となったアルガム・ベイ。 楽しめたのも彼らのおかげ。

 また来るよって、今夜でバイバイだ。

 さみしー。

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 東海岸アルガム・ベイから西海岸のコロンボまでの直行エアコン深夜バス。

 このバスに乗れるまでが大変だった。

 ポトヴィルのバス乗り場まで行ったは良いが、バスチケットがまさかの完売。

 コロンボ行きのバスは夜行便しかなく、2台のエアコンバスと1台の国営ローカルバスの計3台のみなのだが、どうやらエアコンバスはツーリストしか乗らないから予約が必要だったみたい・・・・

 国営ローカルバスに至ってはぎゅうぎゅう詰めのとても夜行バスとは思えない地獄絵図。

 バス乗り場で、バス会社のボスとトゥクトゥク仕切ってるおっちゃんとあーだこーだ相談の結果、賄賂を払えばエアコンバスの座席を用意出来るかも知れないとのこと。

 トゥクトゥク仕切ってるおっちゃんにタバコ2本を手渡し、そのおっちゃんがバス会社のボスに口添えをし、ボスがなにやら電話をかける。

 予約しなかった俺が悪いんだから、またアルガム・ベイの宿まで戻ってもう1泊しなきゃならんのだが、もう日数もギリギリでここまで来たからには今夜出発したい。

 賄賂システムを駆使できるならお安い御用だ。

 満席だと言われていたラスト1台のエアコンバスの座席が奇跡(賄賂)的にゲット出来たためなんとか予定通りコロンボへ行けることに

 ちなみに賄賂の金額は350円。 恐縮する金額だ

 そういえば前方の通路に直に座ってる方がいらっしゃいましたが、あのお方のお座席だったのかしらん・・・・?

 あ、ありがとう。。。


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 7時間半の夜行バスがコロンボに到着したのは早朝4時半。

 まだ太陽も昇ってなくて次の目的地・ニゴンボ行きのバスもない。

 とりあえずバスターミナルのベンチで2時間ほど寝て待った。


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 まったく疲れが抜けないまま6時半出発のニゴンボ行きのローカルバス。


 ついに旅も最終局面を迎え、コロンボからちょっと北にあるビーチリゾート・ニゴンボへ向かってバスはトロトロと出発したのであった。


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 Arugam Bay,Sri Lanka 18~20/sep/2018  From Naokys!

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 2018年早秋、ナオキーズ!俺旅の目的地は激辛と噂の仏教アイランド・スリランカ。

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『 スリランカピリ辛仏教巡り エピソード13 』


 「 なにも しないで いい時間 」


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 やって来たのは 東のビーチ

 世に名の知れたサーフポイント

 波乗り横目に 寝転ぶ砂浜

 太陽サンサン 白い雲

 ここは天下のアルガム・ベイ

 頭の中はカラッポで 

 心の中はまったりで

 風に揺れるは椰子の葉で・・・・



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 この日、この瞬間を待ちわびていた。

 旅人ナオキーズ!には2種類の旅スタイルがある。

 ひとつは観光名所に繰り出し世界遺産を訪ねたり、美味しい名物料理に舌鼓をうったり、その国のカルチャーや音楽、芸術に触れたりと限りある時間の中であくせくと、なるべく多くの体験をしようと好奇心の赴くままに旅行しまくる全部詰め込み型の旅スタイル。

 もうひとつは、直感で気に入った街とか、地球を感じるくらいのスケールで迫るスゲー景色の場所とか、南国リゾート張りの真夏のビーチだとか、ここぞと決めた最高のシチュエーションに出会ったら、思考回路を停止させ何にもしないで日がな一日ただただぼーっと、無気力に堕落を思う存分堪能してストレスをかき消すダラケ沈没スタイル。

 人間の欲望の中で一番誰もが欲しているのは、物欲でも性欲でもなく、何もしないでもそれなりに死ぬまで生きていける生活だと思う。

 宝くじで10億円が当たったらとりあえず今の仕事は辞めて、それから色々考えるってな人は間違いなくその類だ。


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 スリランカ前半の旅は前者の旅スタイルだった。

 電車に乗ってスリランカの果てまで行き、トゥクトゥクで歴史を見て周り、バスに揺られてスリランカの国中を縦横無尽に駆け巡ってきた。

 だいぶタイトなスケジュールを過密にこなし後半戦のために日程を詰めに詰めたのだ。

 すべてはこの日、この瞬間のために、だ。
(夏休みの宿題は最初に終わらせるタイプ)


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 限られた日数での旅だからこそ、ラストはビーチでふぬけた日々を過ごそうと決めていた。

 朝、目が覚めたら起きる。

 とりあえずビーチに出てみる。

 漁師が仕事をしている最中、二度寝に戻る。

 昼頃、町をぶらぶらしながら調子良さげなレストランでビール。

 暑いから海でひと泳ぎ。

 疲れたら宿に戻ってまったりする。

 夕方、ビーチでだんだんと夜に変わっていく空を眺める。

 腹が減ったらまた調子の良さげなレストランでシーフード。

 眠くなるまで宿の連中とくだらないトーク。

 テキトーに寝る。

 ふりだしに戻る


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 宿からビーチまで徒歩30秒。

 メインストリート1本の小さい町だから30分でひととおり周れる。

 海パンとラッシュだけで1日中過ごせる。

 ツーリスティックな町なのでお土産屋、コンビニ、レストランと何でも揃ってとても便利。

 ほぼサーファーしかいないから、なんにもしてなくても誰もナニも言わない。

 まぁ、「サーフィンしないのか?」って死ぬほど言われたけど・・・・

 砂浜があって波の音がいつまでも続いて照りつける太陽があれば他になにもいらないよな。

 Wi-Fiだってそんなにはいらない。


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 1週間に休日があるように、人間には休む時間が必要だ。

 どこかで心も身体もリセットする必要があるのだ。

 どうせなら最高のシチュエーションで死ぬほどリラックスしたい。

 全力で。

 スリランカのビーチならうってつけだ。

 カワイイ水着姿の女の子がいればもっとハッピーだったろうが、人懐っこい犬がいたからOKだ。

 時間の感覚は太陽が教えてくれる。

 日陰が心地よさを与えてくれる。

 脳みそが溶け始めてきたら頃合いだ。


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 ずっといたかったけどアルガム・ベイの滞在期間はわずか3日・・・・

 リラックスに慣れてきたらもう終わりなのだ。

 心地良過ぎたアルガム・ベイの堕落した日々を終わらせるのは忍びない

 英気を養ってまた頑張るぞーーー!なんて大っ嫌いだ。

 でも次の行き先もビーチ。

 真逆の西海岸へ踵を返し、夕陽スポットのビーチリゾート・ニゴンボだ。


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 手に入れたのは 心の休息

 手放したのは古い自分

 波乗り横目に 寝転ぶ砂浜
  
 身体のリズムは 波の音

 この世の楽園アルガム・ベイ

 頭の中はカラッポで 

 心の中はまったりで

 風に揺れるは椰子の葉で・・・・

 なにも しないで いい時間


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 Arugam Bay,Sri Lanka 18~20/sep/2018  From Naokys!

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『 スリランカピリ辛仏教巡り エピソード12 』


 「 高原列車でトロトロと 」


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 その高原列車から眺める車窓は「アジアで一番美しい車窓」と呼ばれるほどの景色だそうだ。

 古都キャンディ-から、茶畑で埋め尽くされる丘陵地帯の山間地域に入り、いくつもの山あいの村を通過した終着駅「バドゥッラ」までの区間を、のんびりと(およそ8時間)列車に揺られて旅をした。


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 キャンディ駅のホームで高原列車を待つ


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 1stクラスは売り切れだそうで、2ndクラスと3rdクラスしかないとのこと。

 別に気にする事もなく2ndクラスの切符を買ったが、駅員は言った。

 「2ndクラスだけど指定席じゃないよ。むしろ席無いよ。」と・・・・


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 駅のホームには外国人ツーリストで溢れ返っている。

 この人達みんな同じ列車に乗るのだろうか?

 みんなバドゥッラまで行くのだろうか?

 さっきの駅員の発言は謎だが、こいつらと空いてる座席の取り合いになりそうだ。約8時間の列車の旅で座れないのは拷問だろ、楽しくもなんともないじゃないか!?

 もし、本当にみんな同じ列車なら相当気合いを入れて乗り込まなきゃだな。


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 列車は到着予定時刻より20分遅れてキャンディ駅のホームへ滑り込んできた。

 が、あろうことかすでに車内は満席状態・・・・ 立っている乗客だっているじゃあないか。

 おそらくこの高原列車の始発はコロンボで、すでに乗車率100%のところに途中駅のキャンディから我々は乗ったということなのだろう。

 そんな列車に予想通りホームにいた外国人ツーリスト達が殺到して乗車口へ集まっている。

 しかも全員人間1人分はあるであろうバックパックを抱えてるもんだから、座るどころかまず乗れんのか?ってな話。

 案の定、乗車率200%と化した車内へはなかなか乗り込めない・・・・ スシ詰め状態だから奥の車両内へ入るよりも最後に乗り込もうなんて考えが甘かった。 まったく乗れる気がしないぞ。

 列車は5分以上停車して、全員無理やり詰め込むまで発車しなかった。

 とにかく朝の通勤ラッシュのピーク時に全乗客がバックパック背負って電車に乗ってるような事態が巻き起こった。

 そう。今、頭の中で想像したことが本当に現実に起こっていたのだ。スリランカの電車内でモッシュ状態だよ


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 ギリギリ確保出来たナオキーズ!の場所は乗車口付近。

 当然ドアなんてない。ドアの概念すらない。

 ちょっと押せばこのカップルは転げ落ちる。


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 誰もが驚いたのは、このモッシュの中を数人の物売りが車両を行き来していたことだった。

 しかしマトモには歩けないので売り物が入った駕籠を乗客が先へ先へと送り込み、後から売り子ががんばって人と荷物の間を通り抜けるというなんとも間抜けな一幕が繰り広げられたが、これがどうして、車窓を眺めることも出来ないやることのない中での共同作業として、乗客たちの心をひとつにしていたのだった。

 誰も買いはしなかったが。


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 そんな高原列車のスタートを切ったが、殺伐とした雰囲気ではなく、車両内ではコロンボからずっと乗って来ていたスリランカの若者集団が太鼓を叩き歌を歌う。

 それに釣られ中国人観光客の団体も合わせて歌合戦となり騒がしくも和気あいあいとしたものとなった。

 長い旅路をみんな覚悟していたので、混んでようがこの状況を楽しむ方向へ思考をチェンジしたのだろう。旅のひとつの思い出としてしょうがないと諦めての全力で笑顔だった。


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 車窓、というか乗車口からの眺めもスリル満点。

 だんだんと山あいに突入だ。


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 丘陵地帯へ入り、山肌に茶畑も増えてきた。

 キャンディーバドゥッラ間を走る高原列車は、スリランカと言えば紅茶!と言われる由縁でもある一大産地がひしめき合う高原や丘陵地帯へ山を登り進んで行くので、このような茶畑の山肌景色がいつまでも続くのだ。壮大である。

 このあと8時間も同じような景色が続くのだ。壮大で、、、ある。


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 立ちっぱなしの高原列車の旅も4時間半を経過すると、紅茶の銘柄でも有名な「ヌワラエリヤ」の駅へと到着した。

 ここで吉報。

 なんと乗客の半分が下車したのだ。

 キャンディからの観光客は高原列車の雰囲気を味わいながら紅茶の産地「ヌワラエリヤ」へ行くことが流行りの観光コースのようなので、そのおかげでとても助かったよ。


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 しかし「ヌワラエリヤ」から乗り込んでくる外国人ツーリストもまた多数いるわけで、なんとか座れたものの窓側ではなく通路側。立っている乗客もいるからおいそれと「世界の車窓から」ごっこに興じることもなく、淡々と高原列車は高度を上げ丘陵地帯を走って行く。


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 あいかわらず茶畑が続く。

 天候は雨だったり、晴れだったり、曇りだったりと山の天気は変わりやすいの実体験だ。


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 下界の遥か下のほうまで見渡せるほど高度は上がったようだ。

 周りの景色も雄大さを増して「高原列車」というよりは「高山鉄道」。


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 通路側の席に座ってからさらに3時間が経過。

 「エッラ」駅へ到着すると、始発のコロンボやキャンディから乗り続けてきた乗客も、ヌワラエリヤから乗り込んできた外国人ツーリストもみんな降りた。

 どういうことかと言うと、まるでここ「エッラ」が終点の駅かと思う程、文字通りみんな降りたのだ。

 今、車両に残っている乗客は、コロンボから乗り続けて太鼓を叩き歌を歌いまくっていた陽気なスリランカの若者集団7~8人とナオキーズ!唯一人だ。

 これで心置きなく「世界の車窓から」ごっこに浸れるというものだ。

 やっほーーーー!


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 さっそく調子に乗ってはしゃぐことが出来た。


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 ぐんぐん進む高原列車君。

 トンネルが多いのもこの路線の特徴だ。


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 さらに危険な荒業にも挑戦!!(列車停車中…)


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 実はそんなにスピードが出ていないことが発覚。

 ディーゼル車は馬力があって登り坂には強いのだが、遅いのだ!!


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 「エッラ」から「バドゥッラ」までの小一時間、彼らはここぞとばかりに太鼓のみならず、シートやペットボトル、つり革でリズムを叩きだし、ずーーーと歌を歌い続けていた。

 そんなBGMをバックにひとり右へ行ったり左へ移動したりとシャッターを切り続けるナオキーズ!であった。


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 本当の終着駅「バドゥッラ」駅に高原列車は滑り込むと、長い列車の旅路も終わりとなる。


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 ようやく辿り着いた。 

 朝の9時から出発して到着時刻は夕方17時。


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 「バドゥッラ」駅の外観。

 植民地時代の名残があって小さくて可愛い駅舎だった。


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 町の中心部へ向かって歩く。

 この町には1泊だけの予定なので手頃な安宿を求めて、ついでに町歩きも兼ねてずんずん歩く。


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 滅多に観光客も来ないのであろう、看板から英語表記が消えた。。。


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 こういう素朴な、なんにも無いちょっと汚い町が割りと好きだったりする。


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 スリランカの定番、町の中心地の時計塔がなんとデジタル表記!!!!

 丸っこい字で埋め尽くされた田舎の町のハズなのに。。。ハイテク!?


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 陽も沈みかけ、綺麗な夕焼け空が町の上空を覆う。1日の終わりに素晴らしい光景だ。

 ある意味「アジアで一番美しい車窓」よりも、ずっとこっちの方が俺にとっては美しかった。



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 そして仕事を終えた象と象使いが、なんの違和感もなく車道を歩き帰宅している Σ( ̄ロ ̄|||)エェッ!?

 もちろんこの光景に驚いてたのはナオキーズ!だけ。

 これがバドゥッラの夕刻の日常風景なのだ。


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 お手頃な食堂を見つけたので夕食だ。


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 インディアン・アーッパと呼ばれる米粉の麺にカレーをかけて頂く。

 スリランカでは朝食の定番だが夕食時でもオーダー出来るのだから問題はない。

 小さな赤いアリが大量に麺の上を歩いていたがフーーッってやれば問題はない。


 8時間の高原列車の車内ではマトモな食事にありつけなかったので「空腹はスパイス」とは良く言ったもの。

 もう、なんでも美味いのだ


  
 Badulla,Sri Lanka 17/sep/2018  From Naokys!

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『 スリランカピリ辛仏教巡り エピソード11 』


 「 シンハラ王朝最後の都 古都キャンディ  2日目 」


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 現在地・古都キャンディ

 2日目の予定は夕方5時からのキャンディアン・ダンス鑑賞までなにもすることがないので、別に早起きする必要もないし、ましてや日曜日の朝だからゆっくりだらだらしてようって決めてたのに早朝6時に目が覚めた。

 そのまますぐ起きて、朝食食べて、シャワー浴びて、洗濯したよ。

 旅中の1日の始まりはいつも興奮して早起きな、俺。。。

 なんか寝てるのがもったいなくて……


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 なので、さっそくキャンディの街歩きを始めた。

 日曜日だからなのか午前中からみんな街に繰り出してるみたい。

 マーケットは覗くだけでもけっこう楽しいヒマ潰し。

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 いきなり古都に相応しくないような、スリランカっぽくない(失礼か)最新のショッピングセンターを発見したので、とりあえず入ってみた。

 謎の某100円均一的なショップがあったがその名も「メイソウ」。日本にもあんの!?コレ??

 そしてこれまた、いきなりショッピングセンター全体が停電するというハプニングに遭遇し、やっぱりココはスリランカだったとひと安心だ。

 電力不足が似合うもんね!スリランカ(これまた失言)

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 目抜き通りを歩く。

 スリランカのどこの街にも必ずメインストリートに『時計台』が存在する。キャンディも然りだ。

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 庶民の足として大活躍してるのが、このスリーウィーラー。

 インドのオートリキシャ、タイのトゥクトゥクと同じ乗り物で、スリランカではスリーウィーラーと呼ぶらしい。

 だがしかし!

 国民誰もがみんなトゥクトゥクとしか呼ばない。他の呼び名を聞いたことは一度もなかった!!

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 種類は、BAJAJ、ベスパ、TVSの3社。で、各社3モデルくらいあり車体の色は千差万別。

 そして、オリジナルな外装を好む者も多い。。。 迷彩トゥクトゥクはなかなか推せる

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 キャンディはフルーツが豊富で有名みたい。

 フルーツ市場はカラフルだし、良い匂いするし、日本じゃ見たことない果物もあって飽きずに散策することが出来るよ。

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 スイカが小さくてかわいい。でもちゃんと甘いスイカだったな。


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 青いバナナは加熱料理用。カレーとかに入ってると芋としか思えず、歯応えあって美味い。


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 黄色いバナナはもちろん生食用。こいつはぶっとくてモサモサ系バナーナ。


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 キャンディの鉄道駅。

 明日はここから電車の旅なので、切符買いに来たのと時刻表を確認しに来た。

 泊まってる宿から遠いかと思ったけど、なんだかんだ歩けそうな距離。でも、散歩しながら辿り着いたから、直で目指すとバックパックも背負ってるし大変かなぁ。

 切符はと言うと、結局明日の朝7時半からじゃないと買えないとのこと。

 バトゥッラ行き8時40分発の2等席が欲しい。 窓際の席が買えるといいなぁ。

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 まだまだ時間あり余ってるから、ぶどう買って街の小高い丘の上にある「ホワイトブッダ」を目指そうと思う。

 そこはキャンディの街並が一望出来るみたいだしな。

 今日は曇ってて暑くもないから散歩にはちょうど良い気候だ。

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 線路上に屋台が放置されてるが・・・・? この線路、今は使われていないもよう。


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 コロンボ行きのバスがなんと、浅草寺幼稚園の園バスとは驚きだ。シート小っちゃいんだろうか?


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 20分くらいで到着したホワイトブッダのあるお寺さん。けっこうデカいし、ブッダの中にも入れて展望台にもなってたよ。

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 キャンディ湖が見渡せた。


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 真ん中の建物はなんとジェイルハウス、監獄だ。


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 内部に描かれてたペラヘラ祭りの様子の絵。

 絵のタッチがものすごい好み。お土産にぜひとも欲しい一品。


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 ホワイトブッダのあとに寄った洋服マーケットの中で食べた昼メシのキリテ(ミルクティ)とライス&カリー。

 赤い唐辛子とツナフレークのふりかけみたいなのが絶品すぎて思わず唸った。「モルディブ・サンバル」とか言うらしく、こいつはガチでお土産として買ってきた。お弁当に至福が加わった。

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 刑務所の壁沿いに宿まで戻る。 なんか簡単に脱走出来そうな壁だよな。


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 街をアチコチ見て周り、宿の隣のカフェ7でWi-Fi繋ぎながら宿に帰ってもキャンディアン・ダンスの時間まではまだあるので、もう昼寝しかすることがなくなった。


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 夕方、ちょうど良い頃合いまで寝れたので今日も楽しみなキャンディアン・ダンスを観に行くぞ。


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 今日はこれからキャンディアン文化センターでのキャンディダンス鑑賞。

 キャンディ芸術協会が主催で昨日の赤十字ホールより客席も広くてステージは大きい。

 これは期待できる!

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 まずは太鼓部隊が怒涛のリズムで場を温める

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 そして女子が登場しステージに華を添える

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 農家の乙女ダンス わちゃわちゃしてるのが微笑ましい

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 アクロバティックなダンスを魅せた屈強な若者たち

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 アンバランゴダの仮面劇 本日は村のおじいちゃんの爆笑コメディショー

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ピーコックダンス なんか感謝してる踊りらしい

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 ファイヤーポイを使った火の舞い ぜったい俺の方が上手

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 六十四の飾りが付いた衣装で頭のヒモをぶん回すダンス タイミングが大事

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 そして大方出てきて大円団 ブラボーーー!

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 ラストおまけの火渡りは2日続けてピンボケだった センスZERO

 いや~~、良かった。昨日も観たからだいたいの演目の趣旨が理解できたし、どんな動きするか予想が着くから魅入ったよ。

 ステージも広くてダンサーも多いから迫力もあって、こちらの会場のキャンディアン・ダンスの方がおススメだな。

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夕景のキャンディ湖から眺めるホワイト・ブッダ

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 夕食は南インド料理の定番 マサラドーサ 美味過ぎた

 ここキャンディの街には、南インド料理やイタリアン、ファーストフード店に中華料理屋さんと色々なレストランがあるから食の楽しみも満喫出来る。

 さすが一大観光地だけはあるのな。良きだ。


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 古都・キャンディはキャンディアンダンスをメインにしての観光だったけど、他にも楽しそうなところがまだまだあるので、今度来ることがあったらもうちょっとゆっくり滞在したい。

 その頃には、Wi-Fiに困ることもなくなっていることを祈るのみだ。


 Kandy,Sri Lanka 16/sep/2018  From Naokys!

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プロフィール

naokys!

はじめまして!             
 旅好き、アジア好き、遺跡好き、神社仏閣好き、大道芸好き、パフォーマンス好き、民族音楽好き、倍音好き。

 人生どうにかなりそう!アジア人を見てそう思い、楽観的・わがままになってゆる~い人生、テンションあげて生きてます。

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