ぶらっと、旅る。 

   人生の半分を夏休みに捧げたいアラフォーバックパッカー、The naokys!  過去に辿った一人旅を焼き増ししたり、これから行くであろう冒険浪漫な旅路をドドドッと書き綴る狂い咲き旅日記

          ~  The naokys! presents  俺旅  ~

2018年11月

『 スリランカピリ辛仏教巡り エピソード10 』


 「 シンハラ王朝最後の都 古都キャンディ  1日目 」


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 この三角形の中の地域が『文化三角地帯』 世界遺産・遺跡だらけだ


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 シーギリヤともお別れの朝がやってきた。

 朝食はオーナーの奥さん手作りのライスプディング(甘い米)と、ポーチドエッグ、チャパティ、食パン。それとお決まりの美味しいセイロンティー。


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 宿からメイン通りのバス停まで、宿のオーナー所有のサファリジープで送ってもらえることになった。

 また、朝からお犬様に吠えられながら、しかも歩きでバス停まで向かうのかとナーバスになっていたが、これで安心してメイン通りまで出れるかと思うとうれしい限り。

 これこそが、『おもてなし』だろう。 最高だよ、オーナー サンキューだ


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 しかし、やって来たバスはすでに満員のお客さんで埋め尽くされ、立ってるのがやっと・・・・

 だいたい45分くらいバスに揺られて、ダンブッラの街へ。


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 ダンブッラの街の大きな通り沿いで今日の目的地、世界文化遺産・古都キャンディまで行くバスを捉まえて乗車だ。

 前方の席を確保できたのは幸い。 キャンディでは、メインのバスターミナルまで行かずに目的の宿が近い街中で降りようと思ってたから。

 いまどこを走っているのか確認出来るのは心強いのだな。


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 キャンディまでの車窓は、これまでのスリランカとは様相が変わってきた。

 ずっとドライゾーンの乾燥した熱くて暑い土地を旅してきたが、キャンディに近づくにつれ、山も森も増えて緑が多くなってきた。

 この先は、しばらく丘陵地帯を旅することになるから、だいぶ涼しくて快適な旅路に期待だ。


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 2時間程のバスの旅も終わり、キャンディの街に着いた。

 大きな街なので、道路も道も人も観光客も大勢で活気溢れる街だった。ただ、交通量も多くて排気ガスが充満してるのが気になる。

 それでも、街の中心にあるキャンディ湖の辺りまでくれば平気だったよ。


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 19世紀からホテルとして営業しているオールド・エンパイアホテル

 1階は改装して観光客向けのお洒落レストランになってる。2階への階段を上がると、廊下も部屋もくつろぎスペースも調度品も全部古き良き時代の趣きで、設備こそ大したことないがレトロな感じがたまらない。

 こんな良い雰囲気なのに安宿として宿泊出来るのは最高だし、自分が19世紀の紅茶仕入れ業者にでもなった気分に浸れるから、数か月の滞在を希望したいな。

 が、Wi-Fiが無い。

 いつの間にか俺もWi-Fiが無い宿には泊まる気が失せてくる21世紀型旅人になってしまったようだ


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 1階のエンパイア・カフェ

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お洒落レストランとなり商売は繁盛してるそうだ

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インド映画のレトロポスターは可愛いので欲しい

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 この階段も何人の旅人が上がっていったのだろうか

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 2階のテラス 宿泊客が少なく 夜は俺と従業員と地元客の数人で占拠

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 板張りの廊下のテカリは歴史ある証拠

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 迷路のような廊下を進んだ奥の奥が俺の部屋

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部屋の前にある謎の小スペース 実用的ではない

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 狭かろうが白いベッドシーツがあるだけで充分満足

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部屋からの眺め 奥が仏歯寺 めちゃくちゃ近い

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 キャンディアン・ダンスのチケット

 キャンディは最後のシンハラ王朝の首都だった古都で、日本の京都のような立ち位置。

 この街はペラヘラ祭りという世界規模で有名なお祭りがあるのだが、今はその時期では無い。あと、ブッダの歯を王権の象徴として祀ってある仏歯寺がメインの観光スポット。

 しかしながら、無形遺産大好き・伝統芸能マニアのナオキーズ!がこの街に来た理由。

 それはキャンディアン・ダンスを鑑賞したいからなのである。

 毎日、夕方の5時から1時間ほどキャンディアン・ダンスの公演が、この街の数か所で繰り広げられているのだ。

 キャンディアン・ダンスが観たいがためにキャンディに来たと言っても過言では無い。


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 とは言え、キャンディアン・ダンスの上映時間まではあと4時間もあるため、せっかくなので仏歯寺を見学しようと思う。

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 敬虔な仏教徒が多いスリランカ 菩提樹の周りを祈りながらぐるぐる、ぐるぐる

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 水を入れる入れ物がカラフルでポップで とてもチープ

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 行列の絵がペラヘラ祭りの様子 字は何が書いてあるのか皆目見当がつかん

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 ザ・仏歯寺の外観を撮る少年を激写 

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 敷地内に併設の仏教博物館 ココが一番面白かった

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 街の中心・キャンディ湖 

 仏歯寺とか併設されたいくつかの寺院や博物館をくまなく見学して、ようやく程よい時間になったので、キャンディ湖畔にある赤十字ホールへ。

 いよいよ、念願のキャンディアン・ダンス鑑賞のお時間です。


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 祈りを捧げる娘たちの舞い

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 野郎どものダンス

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 皿回しの術

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 勇敢な戦士たちの勇猛な舞い

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 演者が勢ぞろいの大円団

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 フィナーレはこのアツアツの燃える炭の上を歩くんだけど、こんな写真しかなかった。

 キャンディアン・ダンスは10演目を5~10分くらいの間隔で、次から次へとバックの太鼓隊のリズムに乗せて行われるんだけど、観てコーフンして動画撮ってたら、写真がほぼ無いのな

 でも、それぞれの演目が興味深くて、スリランカ2日目に訪れたアンバランゴダの仮面劇の演目もあったりなんかしてそりゃもうお得な1時間だった。


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 夕暮れのキャンディ湖畔で余韻に浸りながら、帰り際、赤十字ホールの隣の劇場で明日の公演チケットも買っちゃった。

 明日も楽しみだ。

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 コロニアル様式のクイーンズ・ホテルを横目に見ながら夜のキャンディの街を散歩しつつWi-Fiスポットを探した。

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 カフェ7って言う名のカフェにてWi-Fiをキャッチ。

 宿から3軒ほど隣りにあった落ち着ける場所。モカは甘かったが久しぶりの本格的なコーヒーに舌鼓だ。

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 明日は夕方までヒマだから、今夜はまったりして過ごそうっと


 Kandy,Sri Lanka 15/sep/2018  From Naokys!

 あの忘れられた名旅ブログ ナオキーズ! 『 ぶらっと、旅る。 』

 2018年早秋、ナオキーズ!俺旅の目的地は激辛と噂の仏教アイランド・スリランカ。

 『スリランカピリ辛仏教巡り』の旅に乞うご期待!!


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『 スリランカピリ辛仏教巡り エピソード9 』


 「 カルチュアル・トライアングル⑤ 」


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 午前中をフルに使い、シーギリヤ・ロックの観光を終えたナオキーズ!

 午後からは、次なる世界文化遺産・ダンブッラの石窟寺院へ向かうため、一路シーギリヤのバス停までチャリを走らせた。

 バス停に着いたは良いが、メインロードの単なる路肩に1台のバスが停まっているだけなのでチャリをどうするか悩んだ。

 こんなところに置きっぱにしたら盗まれるのは明白だ。

 ふと見ると、少し手前の路肩に紅茶売ってるおばちゃんの屋台を発見。

 「 おばちゃん! 俺、今からバスに乗ってダンブッラの街まで行くんだけど、帰ってくるまでココにチャリ置かせてくれないかい?」

 「 あぁ、イイよ! その辺に停めときな!」

 「 ありがとーーーー! よろしくねん。」


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 置かせてもらったチャリだが この人たちの物にしか見えん・・・・

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 キリテ(ミルクティ)を1杯いただく。

 水を持ってくるの忘れたもんで、渇いた喉と疲れた身体に甘いキリテが美味いのなんの。


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 まだ誰も乗ってないバス車内 いつ出発するのだろうか・・・・

 シーギリヤからはダンブッラへ行くバスしか運行していない。だから、人が集まるまで出発しなかったらどうしよう・・・・なんて不安もよそに、すぐにバスは出発した。

 どうやらここが始発だから、道々人を乗せてくようだった。

 バスはシーギリヤの村を出るまでの間にすぐ満席になり、40分ほどでダンブッラの街に到着だ。

 しかし、バスターミナルに着いた訳ではなく、街の幹線道路で「ダンブッラに着いたぞ」と声が上がり、ツーリスト含む乗客が一斉に降りたのだ。


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 ココはドコ? ダンブッラの石窟寺院はドコ?

 スマホの位置情報を確認すると、とにかくこの道を真っ直ぐ行けば石窟寺院へ着くようなので歩きはじめたナオキーズ!

 2kmくらいは歩くのかな?なら歩けるよな?とひたすら歩くナオキーズ!

 幹線道路で街中だけど、たいして興味をそそられないお店ばかりなので冷やかしも出来ずにひたすら歩き続ける。途中、まだかしらん?とスマホで位置情報を確かめながらの道中だ。

 延々と歩き続ける事40分。まだ着かないのかと、再度位置情報を確かめる。

 すると、傍らにいた1台のトゥクトゥクのおっちゃんが言う。

 「 黄金寺院へ行くのか?あと3kmあるぞ、乗ってけ!」と。

 ウソだろ?もう2kmくらい歩いてるんだから、もうちょいで着くはずだ。

 位置情報にももうすぐ寺院があることを示していた。なので「NO!」と言い放ちスタスタと足早に通り過ぎた。


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 まさかと思ったが、見える岩山が目的地だった まさかと思ったが・・・・

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 道中での学校帰りの子供たち 俺に活力を分けてくれ

 しばらく行くと、寺院らしきものが見えてきた。そして遠目からも分かるような黄金のブッダが現れた。

 やったー!ようやく着いたぞ! ココが黄金寺院だな? ココが石窟寺院の入り口だよな!?

 と、喜び勇み、さて、この黄金寺院と黄金ブッダを写真に納めてやろうとスマホを取り出した。

 スマホを取り出した。

 ・・・・ス、スマホを、取り出した

 ス、スマホ、、、 あれ、、、 おいらのスマホを、取り出し・・・・


 無いのである。


 さっきまで確かにバックのポケットに入れてあった、おいらのスマートフォンが、どこを探しても永久に無いのである。。。

 うわ~~~~~  やっちまったぁ~~~~~ どっかに落っことしたんだぁ~~~~~

 30秒ほどパニックに陥り機能停止状態のナオキーズ!

 だが、ハッと我に返り、急いで踵を返し、今来た道を戻りながらも地面に目を光らせての猛ダッシュ。

 頭の中はかつてないほどの鬱状態で、これからのことを必死で考える。

 (こういう自己責任な問題にブチ当たったとき、いつも一生懸命探したりやれるだけのことをやり抜いて、そのおかげかいつも問題解決して旅の神様に感謝していたものだ。でもまた同じようなことを繰り返すなんてもう旅の神様も呆れ顔だろう・・・・ 落ちてると良いんだが全然そんな気配はないし・・・・もう泣きそうだ。スマホが無くなったらこれまでの写真の一部がなくなるし、SNSもアップ出来ん。そうなったら日本のみんなは配信が突如止まって心配してくれるだろうか。スマホ落ちてたら絶対拾って盗むよなぁ。それか道路に落っことして車に引かれてバキバキになってたりするんだろうかぁ。)

 ネガティブな思考に心も頭も支配されて、石窟寺院なんかどうでも良くなってるし、一気に旅がつまらなくなった。

 このまま見つからなかったら、警察に行って紛失届けも出しに行かなければならない。日本となんとか連絡取って電話止めたりもしなきゃだし、連絡先も一気に消えてなくなるしで非常に困る。

 なにより午後ちょっと観光に来ただけのこの街でどこまでやり抜くことが出来るのか・・・・最悪。。。

 そう。もはやもう最悪なのである。

 戻る道すがらすれ違う人にスマホ落ちてなかったか聞いても誰も見た人はいない。

 路上で粉々に砕けてる欠片だって見つからない。

 そうだ! 最後にスマホを使ったのはどこだっけか? 

 途中、何度も位置情報を確認してるからこの道中のどこかで失くしたことは間違いないのだ。

 ネガティブに囚われ、やる気がまったく沸き起こらない中、必死に思い出そうとするナオキーズ!

 (たしか、最後はトゥクトゥクのおっちゃんが話しかけてきた時じゃないか?位置情報確認して立ち止まってる時に話しかけてきたんだから。それから黄金寺院まで15分くらい歩いて着いたから、その間はスマホ見なかったもんな。)

 その、トゥクトゥクのおっちゃんと遭遇した場所まで戻ってきた。ここまでの道のりでは見つからなかった俺のスマホ。

 そして、この場所でもスマホの面影などどこにも見当たらない・・・・

 代わりに別のトゥクトゥクのおっちゃんが停まってる。

 「 ・・・・ずびばぜん。ご、ごのあだりに青い色のスマホ落ちでばぜんでじだが(泣)」

 「 え? ス、スマホ? いや~、見てないなぁ。 どーしたの?ココで失くしたの?」

 「 ココでかどうか分からないんですけど、最後に使った場所がココなんですぅ(泣) 通ってきた道にも落ちてなかったんですぅ(泣)。。。」

 「 そっかぁ、でもココには落ちてなかったなぁ。 そこの家の人にも聞いてみたらどう?」

 そこは、家なんだけど現場仕事の職人達が数人たむろしてる事務所みたいなところで、大きな中庭に職人たちがメシ喰ったりおしゃべりしてくつろいでる場所だった。

 「 あど~~、ずびばぜん。 この辺りに、青い色のスマホ落ちてなかったでずがぁ~?」

 トゥクトゥクのおっちゃんも同情してくれて、現地のシンハラ語で事情をみんなに説明してくれた。

 するとひとりの職人が「 スマホ? おい、お前。ちょっと中入って中庭の奥に行ってみろ!」

 「 え?え? 何? 中に入ってどーなんの? 何がどーしたって言うの?」

 「 いーから、早く奥まで行って確認して来い!」

 こ、これは、、、もしや・・・・ いや、でもそんな上手いこと事が運ぶ訳がねーだろ?と思いつつも、やや期待しながら中庭の奥のテーブルの数人座ってる場所まで行ってみる。

 と。。。

 「 おい、これか? お前の探してる青いスマホって。」

 そこにいる職人、全員が天使に見えた。

 いや、仏教の国だから全員が菩薩に見えた!!!!!
 
 まさに、探し求めていた俺が落とした青いスマホがいま、目の前に

 お話を伺うと、どうやらひとりのおっちゃんがこの家に来た時に、入り口で俺のスマホを見つけて保管して置いてくれてたとのこと。

 すごい国だよ。スリランカって国家は。敬虔な仏教のお国柄ってのもあるかも知れないけど、人の物を盗まないのな。拾ったものを自分の物にしないのな!

 こんな親切な国と人間がこの世の中にはまだ残っていたんだねぇ。

 そりゃもう感謝感激雨アラレってなもんで、ひたすら頭下げてありがとう、ありがとうの連発だ。

 拾ってくれたおっちゃんにはもちろんのこと、その場にいた職人さんたち、通訳してくれたトゥクトゥクのおっちゃんにも心の底からお礼を言ってその場を離れた。

 もう見つからないって思っちゃってたから、なんだか信じられない気持ちでいっぱいだったけど、本当に今思い返しても奇跡だと思うな。

 てか、大事なスマホ、落っことしてんじゃねえ! 旅も中盤でダレきってるから落っことすんだよ! もっとしっかりして気ぃ抜くんじゃねーよ!! クソナオキーズ!


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 拾ってくれたおっちゃん スリランカの如来様とはこの人のこと

 そして、気を取り直して出直して、再び着いた黄金寺院での1枚がコチラ↓ ↓ ↓
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 数十分前のネガティブ思考もどこへやら、すっかり上機嫌に戻り、それでいてしっかり猛反省したナオキーズ!

 そしてこの後、黄金寺院からの世界文化遺産・ダンブッラ石窟寺院へ心を清めるお参りとなりました。

 散々街を歩きまわったところで、さらに山へと登る階段が延々と続く。が、この岩山の頂上に石窟寺院があり、第1窟から第5窟までの岩穴を掘りぬかれた石窟の内部に仏像や壁画が保存されているのだ。

 仏教国スリランカだけあって、やはりこのダンブッラの石窟寺院も現代に至り参拝が続けられ、多くの信者が観光とは別に訪れていた。


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 黄金寺院境内の象と僧 `S こういうテーマパーク的な寺は大好物だよ

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 第1窟の寝釈迦像 大きい釈迦が寝そべってるからとにかくココは狭い

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 寝釈迦の足の裏を赤く塗るのがスリランカの特徴なんだって

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 第2窟 壁いっぱいに壁画がいっぱい

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 第2窟は一番広くて大きくて天井が高い 仏像もたくさんだ

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 象さんもいるよ 人を振り落してるけど

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 天井から落ちる聖なる水を受け止めてる壺 聖水効果は抜群とのウワサ

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 第3窟の寝釈迦像 なかなか寝付けない様子

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 修復してるところ とにかく黄色く塗り潰されるよ

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 第4窟はコウモリ除けの超音波ミュージックが洞窟内に響き渡る

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 第5窟も狭い・・・・ 仏像の物置かと思った

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 石窟寺院の入り口 見える岩肌の先に石窟があった

 ダンブッラの石窟寺院見学よりも、街を歩いて岩山登り降りしてた方が長い午後だった。

 帰りは素直にトゥクトゥクで街中のシーギリヤまで帰るバス乗り場まで行った。シーギリヤ行きの私営ローカルバスで1時間ほど走り、なんとかシーギリヤまで戻ってこれた。

 スマホはちゃんと持っている。


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 帰りのバス 夕方だからか人間が多くて活気あり

 紅茶売り屋台のおばちゃんのところで、止めさせてもらったチャリのお礼も込みでキリテを1杯飲んでると、なにやら雲行きが怪しくなってきた。

 遠くで雷がゴロゴロ鳴り始めたので、急いで宿まで帰ってきた。


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 空が異常な光を放ってると思いテラスへ出るとやっぱり異常な空色だった・・・・

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 オレンジの中に緑がかった空の色を見たのは初めて 世界は未体験だらけだ

 部屋でシャワーを浴びていると雨が降ってきた。これは今夜はメシを喰いに行けないかも(でも犬に襲撃されることもないかも)と思ったら、小雨程度の雨が1時間半くらいだったので夕飯チャンス到来だ。

 時間は夕方6時半。 当然、外は真っ暗闇。

 意を決して、ヘッドライトを点灯しチャリでガタゴト道を疾走する。

 宿を出てすぐにヘッドライトに光る眼が反射した。光に驚いた犬がいきなり襲撃してきたが驚いたのはこっちの方だ。

 こいつもしばらく追っかけてくる!

 なんとか振り切るも、すぐにいつもの犬畜生のナワバリだ。

 チャリを立ち漕ぎしたまま勢いに乗ってナワバリへ突っ込む。待ってましたとばかりに犬畜生が前方で待ち構えてる。

 「わんわんわんわんわんわんわんわんわん」

 最速で走り抜けるが、この犬畜生は目の前を通過すると追いかけてくる習性があることが分かった。

 なのでタイミングを見計らって全速力でチャリを漕げば無駄な体力を使わなくていいし、ヤツのナワバリの手前からいちいちビビらなくてもいいのだ。

 これはもう攻略したな。


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 今宵もスリランカで一番美味しい『ライス&カリー』を提供するレストランへ

 夜の気が狂った犬の恐怖に怯えながらも喰いたかったライス&カリーで腹いっぱい。幸せだ。

 今日はライオンロック、ダンブッラ石窟寺院、スマホ紛失事件、緑色の空目撃と忙しい1日だった。

 明日は移動日なので今夜はゆっくりと休もうぞ。


 帰り道、犬畜生のナワバリ手前でヘッドライトと気配を消す。

 見つからないように静かに、それでいていつでも逃げ切れる構えでチャリを走らせる。


 わんわんわんわんわんわんわんわんわん」

 や、やべぇ 気づかれた

 ダッシュ、ダッーーーシュ


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 Dambulla,Sri Lanka 14/sep/2018  From Naokys!

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『 スリランカピリ辛仏教巡り エピソード8 』


 「 カルチュアル・トライアングル④ 」


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 朝食付きが多いスリランカのゲストハウス

 シーギリヤで宿泊したWATER GUESTという名のゲストハウス。

 トゥクトゥクのおっちゃんの知り合いのオーナーが経営しているということだったが、チェックインした昨日と今日はオーナー夫妻は出掛けており、オーナーの妹がひとりできりもりしていた。

 とは言っても、宿泊客はナオキーズ!ひとりだけ。なので朝食も1人分だ。

 手作りチャパティ2枚とココナッツケーキ2本、ポーチドエッグに食パンがなんと1斤。あとは美味しいセイロンティがたっぷりのブレックファースト。

 食パンは1枚で充分だよ・・・・ 妹ちゃん。。。 なくてもいい・・・・

 たっぷり食べて栄養つけたら、いよいよ195mの岩山の頂にある世界文化遺産・古代城壁都市シーギリヤへとチャリを走らせた。


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 目指すはあのライオンロックの頂上だ

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 まずはここからチケットチェックゲート ツアー客が多いのはさすが有名観光スポット

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 遺跡だらけの中庭広場を通ってゆっくりとヤツに近づく あせるな

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 岩山の麓まで来たらいよいよ登頂開始だ

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 ライオンロックに近づくとすべての規模が大きくなる

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 簡易な階段と螺旋階段をとにかく登ってく いきなり息が切れる

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 絶壁に沿って登るのは安全なのだろうがスゲー怖い

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 振り向くと絶景 でもまだ半分も登ってなかった

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 ひたすら螺旋階段をぐるぐる、ぐるぐる登るとそこにはいきなりのシーギリヤ・レディ

 シーギリヤ・レディとは、岩壁にフレスコ画で活き活きと描かれている18人の美女達のこと。写真撮影は禁止なので目と脳に美女達の妖艶な姿(おっぱい)を焼きつけておいた。

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 たとえばこんな女の子(参考画像)

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 螺旋階段を一度下りて お次はミラーウォール 

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 ミラーウォールから顔を出すと さっきまでいた中庭があんなに小っさい!

 岩山の中腹、壁面の道を北の方向へぐるりと岩山を周り込むと、ドドンと出てきました!!

 ライオン・ロックと呼ばれる由縁のお城への入り口が。


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 かつてはライオンが口を開けてて 食べられる形で上へと登ってった

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 階段を登り切れば城跡のある頂上なのだが・・・・

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 ここ登るのホント怖かったんだけど(((( ;゚д゚)))

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 真下見るとこの光景が上まで続くからケツがキュ~~~ってなる

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 昨日夕陽観に登ったピドゥランガラよりいつの間にか高い

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 ついに頂上まで来た あまりの高さに我を忘れて呆然とするナオキーズ!

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 かつての王宮跡に思いを馳せ うろうろするナオキーズ!

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 素晴らしい木陰を見つけ 2時間近く休憩した

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 ずっと見てられる景色 高い所がやっぱり大好きです

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 王宮跡の探索を開始する
 
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 プールまで作っちゃう王様の娯楽施設

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 磨き上げられたベンチも王様の権力の成せる業

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 難攻不落だけど誰も気軽に遊びには来れないよな

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 王様の命令でさらに増築を強いられてるシーギリヤの民

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 材料のレンガは麓からトロッコで引き上げるようだ

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 王宮の最下層には2つの洞穴 悪いことすると入れられる

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 調子に乗って端っこまで行くと恐怖 自殺志願者もためらう光景がっ!

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 でもほとんどみんな下までは行かない このくらいが調度良いのだ

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 高さに慣れたと思いきや下山でまた緊張の連続だった(TДT|||)

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 エレファントロックだそうだが ただの大きな岩にしか見えん

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 ついさっきまで あの上にいたなんて・・・・

 この岩山の頂上に城を建てた王様の気が知れないが、彼にも事情があってのことなのでそこは分かってあげて欲しい(なんで造ったのかはカーシャパ王でググってね)。

 それにしても壮大な建造物だったんだろうが、現代では城跡だけなので古代のロマンに思いを馳せるしかないが、360度の絶景は行く価値があるし、怖い思いして登る価値はあった。

 シーギリヤ・ロックに関しては登って行くまでの恐怖の階段についての記述が情報として皆無としか思えないのだが、ナオキーズ!は声を大にして言おう。

 ライオンロックの頂上までの階段が一番のアトラクションだと!

 あの怖い思いがあってこそのライオンロックからの素晴らしき眺望だと!!

 下山後、博物館へ行くと発掘当初の白黒写真の展示があったのだが、木や竹でこしらえた貧弱な足場が岩山に張り付いているだけという驚愕の事実に、人間の好奇心の旺盛さに、ただただ驚くばかりだった。

 気が付けば、午前中の4時間ほどをシーギリヤ・ロックに費やしてしまったので、これから急いで次の現場へ向かおうと思う。

 午後からの行き先は、世界文化遺産・ダンブッラの石窟寺院

 でもこの先は、また次回のお話。

 ・・・・TO BE CONTINUE


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 Sigiriya,Sri Lanka 14/sep/2018  From Naokys!

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『 スリランカピリ辛仏教巡り エピソード7 』


 「 カルチュアル・トライアングル③ 」


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 「 さ~て、ポロンナルワの遺跡巡りも終わったし、おっちゃん、ダンブッラ行きのバスターミナルまでいっちょトゥクトゥクで行っちゃってくれい!」

 「 いや、ちょっと待て。俺から良い提案があるんだがちょっと聞いてくれないか。」

 「 なんだ? ポロンナルワの遺跡巡りしてバスターミナルまで連れてく約束で2000ルピーって話だったろ? どーせロクでもねぇ提案だろうから、さっさと行っちゃってくれい。」

 「 いやいやそーじゃないんだ。 お前は今夜ダンブッラに泊まって明日の午前中に石窟寺院行って、そっからまたバスに乗ってシーギリヤロックに行くんだろ? それよりも今からシーギリヤに行ってまずは今日の夕方にピドゥランガラっていうシーギリヤロックの近くにある岩山に登るんだ。そこから見る夕陽は格別だぞ! で、明日の午前中の涼しいうちにシーギリヤロックに登るんだ。ダンブッラの石窟寺院は洞窟みたいなもんだから午後からでも問題はない。」

 (うん。確かにもう日中のクソみたいに熱くて暑い遺跡巡りはこりごりだ。シーギリヤロックなんて遮るものがない岩山の頂上の城跡だしな。それは魅力的な提案だな。予定変更するか

 「 よし、だったらどっちにしろダンブッラからシーギリヤ行きのバスが出てるんだから、この街のダンブッラ行きのバスターミナルへGOだ!」

 「 だから俺の話をもうちょっと聞け。いまからバスターミナル行ったってダンブッラ行きのバスが何時に出るか分からないし、そこからさらにシーギリヤ行きのバスに乗り換えなきゃならないぞ。シーギリヤに着いたらホテルも探すんだろ?早くてもいまから3時間以上はかかるぞ。 俺のトゥクトゥクでこのままシーギリヤまで行けば1時間半くらいで到着だ。ポロンナルワ観光代も含めて5000ルピーでどうだ!?」

 「 ・・・・5、5000ルピーだと おい、ふざんけんな! 高すぎるわ!! 3000ルピーにしろ。 3000ルピーなら考えてやらんでもない!」

 「 冗談言っちゃいけねーよ だったら4500ルピーでどうだ? 時間短縮にもなるし、お前はその重たい荷物をいちいち運ばなくても済むんだぞ!」

 (ムムム…… 確かにそれは一理ある。早朝からバスで3時間かけてココまで来てさらに炎天下での遺跡巡りに3時間。かなり疲れとる。これからバスターミナル行ってダンブッラまで行くだろ。さらにバスを乗り換えてシーギリヤ。そこで今度は宿探しってのは面倒くさいことこのうえない。だけど4500ルピーは高すぎる。バスなら100ルピーもしねぇだろうから、プラス2500ルピーも出す価値あるんか? …もうちょい値切るか。。。)

 「 アホか! バスならクソ安いしプラス2500ルピーなんて法外だろ! せめて全部で4000ルピーにしろ。おっちゃんの提案は良い提案だけど値段が高すぎるわ。」

 「 だけどお前はあと1時間半後にはシーギリヤに着くことが出来るんだぞ。俺のトゥクトゥクにこのまま乗ってるだけでだ。 よし、じゃあ分かった。4000ルピーとは言わないけどシーギリヤに着いたらその時のお前の気持ちで判断して払ってくれればイイよ! どうだ?」

 「 あのなぁ、そんなん言われたらシーギリヤで4500ルピーきっちり払っちゃうに決まってるだろうがぁ。俺は律儀な日本人だぞ!」

 (なんなんだこのおっちゃんの余裕は。どーせぼったくりプライスなのに完全に足元みられてんのな。でもこのまま快適なトゥクトゥクに乗ってれば良いだけってのは確かに時間短縮にもなるし、かなりそそられる。。。 でも、なんか悔しい。 そうだ!ここは必殺スリランカルピーを日本円に換算作戦だ! この際、バスの値段などどーでもいい。ポロンナルワ観光が1400円。シーギリヤまでのタクシー代がプラス1400円として、あとの500ルピーが350円か。)

 「 おっちゃん、あんたには負けたよ。 ただし!! このままシーギリヤまで行ってもらって4000ルピー。で、おっちゃんの知ってるところでいーから宿探しにも付き合ってもらうぞ! その代わりチップとしておっちゃんに500ルピー渡すってことでどーだ?」

 「 オーケー、オーケー!! 商談成立、乗りなよ。 シーギリヤへ向けて出発だ!」

 と、いう結果に至ったが、なんか言い値そのまんまだと悔しいし、自分を納得させるためにはこの方法しかなかったのな。

 でもある意味『損して得取れ』『時間は金で買える』ということで、バス探しも、待ち時間も、乗り換えも、宿探しも無しとなると、かなり気が楽になったよ。

 途中でおっちゃんが、「 おい、腹減ってないか? どっかで昼メシ喰ってくか?」って聞くもんだからOKしたら、どう見ても観光客向けの立派なレストランに入ろうとしたよ。だから、「 こういう所じゃなくてさぁ、もっとおっちゃん達が普段から行ってるようなローカルなメシが喰いたいんだよ、俺は。」となって、案内された地元の食堂が大当たりだった。


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 ビュッフェスタイルのランチメニュー おかずは全部カレー味だが喰い放題で270円

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 バナナのカレーが絶品でほっぺたがボトボト落ちた 歯応えがあり言われなきゃ芋

 美味くて腹いっぱいでこの食堂に案内してくれただけでもチップを払う価値があったが、さらにこの先の道中でとっても素敵な出来事に遭遇した。

 ポロンナルワからシーギリヤへ行くまでの幹線道路は2つの国立自然公園の中を走って行くんだけど、そこはジープサファリが頻繁に行われてる野生動物の宝庫で、特にミンネリヤ国立公園内の巨大な水場にはたくさんの象が集まってくるんだと。おっちゃんも象を見たことがあるって言ってたし、象に注意!の看板も道路っ端に建ってるくらいだ。

 ただ、奴らも日中の暑い時間帯は日陰で過ごしてるもんだから、早朝とか夕方しか水場には集まってこないとのこと。

 それでも、象じゃないにしてもなにかしら野生動物がいるかもって期待しながらトゥクトゥクから目を凝らしてたけど、国立公園内での野獣との遭遇は果たせず、そのまま一般道へ抜けちゃった。

 さすがにそう簡単に見つけられるものじゃなかったな。当然か。


 と。。。

 道中、数台の車が道路脇に停まってるのが見えた。と思ったら、

 「 おいおいおいおい。 あれを見てみろ! あの右手の山の中だ!!!」
 
 おっちゃんがコーフン気味に叫んでトゥクトゥクを停める。

 「 えーーーーー! うそだろ? マジで? こんな事あるのーーーー!?」


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 奇跡のスリーショット! 野生の象3頭が道路脇の山の中歩いてた!!

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 小象連れがすぐそばで歩いてるもんだからコーフンして血圧が上がった ドキドキだった

 偶然にも子連れの3頭の野生の象を見る事が出来たのもおっちゃんのおかげだよ! これがバスだったら素通りしちゃっただろうし、気が付いても一瞬の出来事だろうからな。

 それが写真やら動画やらまで撮れる間近での生ライブだろ? おっちゃんですら興奮してたもん。

 「 おい、見たか!? 象まで2,30mくらいの距離だったな! こんな事は滅多にないことだぞ! どーだ、トゥクトゥクにして正解だったろ? 」

 「 おっちゃん、ありがとうやで! まさか本当に象さんと会えるなんて・・・・ 絶対不可能だと思ってたよ、象さんを見ることなんて無理だと思ってたよ!」

 2人は、固い握手を交わしてた。

 俺の選択は間違ってなかったのな。ポロンナルワで金銭ケチってバス旅にしてたらこの光景は見れなかったことだし、そもそもおっちゃんの提案がなかったらこうはなってなかった。

 おっちゃんに出会ったことがすでにラッキーだった。そして幸運を呼び込んでくれた旅の神様にもありがとうだ。

 その後のシーギリヤまでの道のりも、2人でコーフンしながらの道中だった。

 「 おい、そろそろシーギリヤだぞ。 見えるか? あれがライオンロック(シーギリヤ・ロック)だ。 で、その手前に見えてる岩山がピドゥランガラだ。」


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 ジャングルの平地に突然の異空間的代物がシーギリヤ・ロック 圧巻

 シーギリヤはこの世界遺産・シーギリヤ・ロックありきの小さな村だ。スリランカ旅行と言ったらこのシーギリヤ・ロックの頂上にかつて存在した城の跡を観に行くこととイコールでもあるくらい有名な観光地。なので、ツーリスティックな安宿やホテル、レストランが建ち並んでいる。

 おっちゃんの知り合いのオーナーが経営してる宿に連れてってくれたのはいいんだが、いかんせんシーギリヤ・ロックまでが遠い。さらにその裏手にあるピドゥランガラの岩山ももちろん遠い。

 だけど、部屋からの眺めは最高で、宿もすごいキレイでお安い。おまけにレンタサイクルもあるってんで、おっちゃんにありがとうと別れを告げ、チェックインとなった。


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 村はずれの畑の中だから静か そして眺望が素敵すぎた

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 バスタオルが花模様で白いシーツってだけでバックパッカーには畏れ多い部屋となる

 さっそくおっちゃんオススメのピドゥランガラの岩山へ登って夕陽鑑賞だ!とチャリで出発。この宿からメインストリートに出るまで舗装されてない1本道を進む。道の両脇には民家や安宿が並んでるんだけど、そのかたわらにはそれぞれのナワバリを持つ犬がいて目の前をチャリで走るたびに吠えて威嚇してくる。当然、全犬野放しである。

 (まだ明るいうちからこんなに吠えてくるってーことはだ。夜にはさらに狂暴になる可能性が高いな このチャリ、ライト付いてないし、帰りは絶対暗くなってるし、俺のヘッドライトの灯りだけでなんとかなるかしらん? 追われたら逃げ切れるかな・・・・)

 海外の犬ってのは昼間は寝てばっかりでなんにも怖いことなんかないのに、夜になると急に活発になってやる気がみなぎってくる。ナワバリに侵入するヤツには噛みつく気満々なのだ。しかも100%噛まれたら狂犬病になるような風貌の輩が多いから注意しておくに越したことはない。

 そんな帰りの心配事もありながらも、気分はウキウキでシーギリヤの村をぐるっと回って3,40分くらいでピドゥランガラの麓に着いた。そこにはピドゥランガラ寺院があって、岩山全体が神域になってる日本の神社みたいなところだった。

 軽い気持ちで来たはイイけど、麓から頂上に出るまでがちょっとした登山だよ。

 最初はなんとなく階段があったけど、中腹からは道がなく岩をクライミングして登ってく感じ。夕陽目的に頂上を目指すツーリストが多かったからなんとなく道筋が分かるけど、誰もいなかったら辿り着けないようなルートだったぞ。

 でも、めっさ楽しい山登りじゃん


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 まずはこの階段を登っていく

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 とにかく平らなとこが頂上への道だと思われる

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 中腹過ぎたらいきなり岩の下で寝てる巨人に遭遇

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 崩れようが道が無くなろうが上を目指すのみだ

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 30分かかってやっとピドゥランガラの岩山の頂上に到着 カップルしかいねぇ

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 向こうに見えるのがライオンロック 高くて眺めの良いトコが大好きです

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 世界の果てかと思うよな 巨大な一枚岩だから頂上はかなり広い

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 観光地化されてないから柵なんてない 落ちたら下までノンストップ

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 かなり陽が沈んできた 夕陽鑑賞にはもってこいのスポット

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 こんなロマンチックな場所だから おっさん1人なんて俺だけだ

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 こんな感じの距離感で 森の海に孤島のような岩山ふたつ

 夕陽が沈んだ直後に下山を開始した。だって、暗くなったら灯りもない大岩を降りてかなきゃなんねえし下手すりゃケガは確実だからな。

 案の定、空を見上げれば夕焼け空でオレンジがキレイだけど、足元は暗くて目がショボショボする。

 無事に麓のピドゥランガラ寺院まで下りきった時には完全に夜になっとったよ。

 さて宿に戻るんだが、帰り道はもう真っ暗じゃん 頼りは俺の頭で弱々しく光ってるヘッドライトと時たま通りすぎるトゥクトゥクのライトの灯りのみだ。

 周りはジャングルだし、こんなときに象がサイドから突っ込んで来たら死んじゃうわよ。

 でも、一番恐怖だったのは野生動物じゃなくって、行きに警戒してたお犬さんだった・・・・

 宿までの1本道、チャリでナワバリを通過するたびに近寄ってきて吠え散らかす。なかでも最大の敵は昼間一番しつこく吠え続けてた犬畜生だ。

 「わんわんわんわんわんわんわんわんわん」

 (うおっ こいつ昼間のしつこいヤツ! めっちゃ吠えながらこっちに走ってくるぞ!! 捕まったら噛まれる! マズイ、一刻も早くこいつのナワバリを抜けなければ!!)

 弱々しいヘッドライトを頼りに足場の悪い砂道を立ち漕ぎで猛ダッシュ!転んだらアウトだ。

 「 ワンワンワンワンワンワンワンワンワンッ 」

 (ひぃぃぃぃ なにコイツ敵意丸出し 超追っかけてくるんですけど

 死ぬ気でペダルを漕いだ。それでもすぐ横まで追いかけてきた犬畜生。

 ヤツのナワバリは抜けたのか少し吠え声が離れてった。が、バトンタッチでもしたかのように次のナワバリの犬が吠え立てる・・・・

 「 わんわんわんわんわんわんわんわんわんわん(侵入者がそっちに行ったぞー!) 」

 「 わんわんわんわんわんわんわんわんわんわん(オッケー、こっちに任せろワンワン!) 」

 バトンタッチされたヤツは吠えるだけで追っては来なかったが、なんなんだこの道は!!

 なんとか噛まれることなく無事に宿に戻れたけど、明日もまた暗くなってこの道通ったら同じ目に遭うのかよ!? おいそれと夜ご飯も喰いに行けねーじゃねーか

 まったく本当に色んなことが巻き起こった今旅イチ濃い1日だった。


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 シーギリヤのレストランで食べたこの『ライス&カリー ベジタブル』がスリランカの旅で群を抜いて一番美味かった 日本から通うまである


 Sigiriya,Sri Lanka 13/sep/2018  From Naokys!

 あの忘れられた名旅ブログ ナオキーズ! 『 ぶらっと、旅る。 』

 2018年早秋、ナオキーズ!俺旅の目的地は激辛と噂の仏教アイランド・スリランカ。

 『スリランカピリ辛仏教巡り』の旅に乞うご期待!!


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『 スリランカピリ辛仏教巡り エピソード6 』


 「 カルチュアル・トライアングル② 」


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 旅人の朝は早い。

 ほとんど毎朝6時くらいに一度目が覚めるのだが、早起きの予定がなくても今日は何が起こるのだろうかと言う期待感に包まれてワクワクして二度寝が出来ない。

 今日も8時くらいにバスターミナルへ行けばなんとかなりそうなのに、目が覚めたのは5時半だった。

 出発の準備を始め、昨日の夜にお持ち帰りしたフライドライスとダルカレーで早めの朝食を摂った。やっぱり暑い国だからか、心なしかダルカレーが納豆化してる気がする。所詮、豆カレーなので少々発酵してても問題はないだろう、逆に腸に良い働きをするのではないかと納得し完食だ。

 早めの行動が功を奏して朝7:24にアヌラーダプラのニューバスターミナルに到着した。8時くらいに出発するバスに乗るからには、座席の確保も出来るし余裕を持って移動したい。

 周辺にいるスリランカ人にポロンナルワ行きのバスはどれだ?と聞いて回るとすぐに見つかった。

 「このバスだ、早く乗れ! 7:25出発だ!!」と。

 しかしそのバスはすでに満席で立ってる人もいる。大きなバックパックを背負ったナオキーズ!が躊躇しているとバスが発車し始めたので、つい反射的に後方の扉から飛び乗った。かろうじて一番後ろのシートを詰めてもらい座ることは出来たのだが、足元にバックパックはあるし他の人の荷物もあるので窮屈だ。
 
 この状態がいつまで続くのかとても心配なのは、目的地のポロンナルワまで3時間以上はかかるハズだからだ。

 海外でバスに乗る時は基本的に前方の席に乗るようにしている。

 なぜならアナウンスなんて存在しないので降りる場所とタイミングがまず分からない。そんな時、前に座ってた方がドライバーや車掌にすぐ降りる場所を教えてもらえるし、自分で外の様子も見えるからだ。ベストポジションはドライバー席とは反対側の一番前のシート。

 もう一つ重要なのは、前方の席の方が格段に揺れが少ないのだ。一番後ろの横並びシートが最も座っちゃいけないポジションで、バスの年式や道路の状況によっては飛び跳ねて座るどころの話ではなくなるからだ。旅人の間ではジャンピングシートなどと呼ばれている。

 そのジャンピングまではしないが確実に車酔いするシートに陣取っているナオキーズ!。朝早かったからウトウトして睡眠で紛らわすが、妙なバウンドに揺られ、いつ着くのかまるで分からずぐっすりとは寝られなかった。


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 アヌラーダプラにある私営バスのニューバスターミナル

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 通勤時間帯のため人の乗り降りが激しく結局最後まで一番後ろ

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 3時間以上走るバスは必ず1回は休憩を挟む 喫煙者にはうれしいシステム

 世界文化遺産・古代都市ポロンナルワ。

 アヌラーダプラの都を離れたシンハラ王朝が次の都としたのが、ここポロンナルワなのであり、12世紀には一大仏教都市として栄えた都の遺跡群が残る。

 今日の予定はポロンナルワ遺跡群の観光。先日のアヌラーダプラと同じように街の隣にポロンナルワ保護区として存在しているので、バスを降りたらさっそくトゥクトゥクと交渉を開始し、遺跡観光への出発とあいなった。

 まだ10時という午前中の段階だが、太陽の直射日光は石造りの遺跡を焼き、石畳を焼き、境内を裸足で見学しなければならないナオキーズ!の足の裏をまたもや焼いた。

 ツアー客は靴やサンダルを脱いで靴下を穿くという高等テクニックを使っていたが、ナオキーズ!はまったく何も学んでいなかった・・・・ 熱い。。。


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 本日の案内人と緑色のトゥクトゥク こいつには丸1日世話になったよ

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 行ってきま~~す!(運転はしない)

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 即買いしたくなるほど暑い うまい商売だ

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 石立像 正体は不明だが王様だろうって噂

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 ポトグル・ヴィハーラ はやくも遺跡っぽさ爆発

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 宮殿跡の敷地にある閣議場 石造り最高だ

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 ワタダーゲ 円形の仏塔跡

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 クワドラングルという遺跡の集まった敷地

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 小仏像 名前も置かれ方もなんかさみしそう

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 ワタダーゲ内側にあるムーンストーン 輪廻転生の図

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 こちらはハタダーゲのムーンストーンとガードストーン

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 これはガルポタという石の本 読める人には読める

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 シヴァデーワーラヤNo.2 たまに出てくるヒンドゥー寺院 シヴァカッコイイ

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 ポロンナルワで一番大きいランコトゥ・ヴィハーラ 高さ55m

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 ランカティラカの巨大仏 境内が熱くて近寄れない

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 ランカティラカ外壁の見事な浮き彫り

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 崖を彫りぬいた寝釈迦と立像 ガル・ヴィハーラは猿の巣窟

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 2種共存の猿山と化している

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 これぞ遺跡オブ遺跡だろう ティワンカ・ピリマゲ寺院 お気に入りとなった

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 ロータスポンドはセンスある古代の僧の沐浴場

 ポロンナルワはアヌラーダプラと違い、これぞ遺跡だってもんで見学していて楽しかった。今回も3時間ほどで全部見終ってしまったが、地面が熱くなければ丸1日見て周れたであろう遺跡群だ。見応えもあり遺跡と呼ぶにふさわしいポロンナルワ保護区。やはり世界遺産とはこうでなくてはならないと感心だ。

 さて、計画ではこのままバスターミナルへ向かい、ポロンナルワから次の目的地であるダンブッラの街へ行く予定だった。今晩はダンブッラに宿泊先を決め、明日の午前中にダンブッラにある石窟寺院を見学して、午後からはその足でバスで移動してシーギリヤへ行こうと考えていた。

 しかし、トゥクトゥクのおっちゃんの口車に乗せられ、おっちゃんのトゥクトゥクでシーギリヤまで行く顛末となったエピソードは、また次回のお話。

 ・・・・TO BE CONTINUE


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 Polonnaruwa,Sri Lanka 13/sep/2018  From Naokys!

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 2018年早秋、ナオキーズ!俺旅の目的地は激辛と噂の仏教アイランド・スリランカ。

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プロフィール

naokys!

はじめまして!             
 旅好き、アジア好き、遺跡好き、神社仏閣好き、大道芸好き、パフォーマンス好き、民族音楽好き、倍音好き。

 人生どうにかなりそう!アジア人を見てそう思い、楽観的・わがままになってゆる~い人生、テンションあげて生きてます。

 あぁ、もう残り半分。 旅に出ねば。 

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