ぶらっと、旅る。 

   人生の半分を夏休みに捧げたいアラフォーバックパッカー、The naokys!  過去に辿った一人旅を焼き増ししたり、これから行くであろう冒険浪漫な旅路をドドドッと書き綴る狂い咲き旅日記

          ~  The naokys! presents  俺旅  ~

2015年06月

 『 インド道 22th 』


 「 サーカスと言う名のもとに 」  2009年8月30日



DSC05426

                 サーカスの神様がくれた 最高のおもてなし


 エローラ遺跡、アジャンター遺跡などの驚異の石窟寺院を堪能し、もう遺跡お腹いっぱい!と、アウランガーバードを出るその日・・・・

 俺は見つけてしまった。

 この街には、もうひとつあったんだ。

 なんとも立派なサーカステントが・・・・

 宿の前にムーンライトサーカス一座が控えており、そこへ行った事はすでに前回のブログでご承知のはず。

 そう、この街の至る所にサーカスのポスターが張ってあり、それは全てそのムーンライトサーカス団の事だと思っていた。
 
 その街中に貼ってあるポスターには「RAMBOサーカス」と書いてあったのだが、よくアフリカンとかロシアンとか団名に関係無い名称が頭に付いてたりするから、そこはあんま気にしてなかった。


DSC04808

                スパイダーマンも登場か!?


 しかし、その新たに発見したサーカス団こそが、その名の通り「ランボー・サーカス団」だったのだよ。

 よく考えりゃ、そりゃそうだ。 でも同じ街で2団体の別のサーカス団が興行打ってるなんて思わねぇもんなぁ。

 次の街へ移動する夜行バス出発の時間までのヒマなひとときを、宿前のムーンライトサーカスでももう1回観て時間を潰そうかなっと思ってた矢先のこの大発見。

 これはもうサーカスの神様が俺に降臨したとしか思えなかったね。

 その降臨の仕方も普通じゃないな、この出発間際の微妙な空き時間ラストタイムに登場するなんて、なんてニクい演出ですか。


DSC04809

                チープな作りのポスターはインドのサーカス団の精一杯


 なんの迷いも無く、勇んで観に行きましたよ、ハイ。


 「ランボー・サーカス」


 このサーカス団・・・・

 素晴らしいとしか言いようのない団でした。

 ていうか、この団のクオリティと言ったらアータ、世界公演出来るクオリティですよ!?

 これがサーカスだよって、思い出したね。

 今までのはやっぱインドっぽいB級っぽさが興味を惹いてたけど、「サーカス」ってのは本来こういうもんなのだよ。


DSC05425

               毎回、演技の写真がなくてスマソ


 この日は週末で午後4時からって事もありだいぶ観客が入ってた。

 ステージは初の円形ステージで、前方の円形大型ステージは、ゆっくりと時計回りに回り、その上でパフォーマンスが繰り広げられた。

 その後ろの小ステージには氷が張ってあり、アイススケートのパフォーマンス用になっている。

 入り口横の土間のような広間は、象のパフォーマンスが行われた。


 なにが凄いって、オープニングからの司会者のMC、生演奏のタイミング、全体的な流れのスムーズな構成、パフォーマーの表情、演技・技術の質、私語や失敗後の照れ笑いは皆無、ピエロの間の繋ぎ方、堂々とした台詞の口上、何より全員が魅せるという行為を心得ている。

 恐らくインドで一番人気があり、実績があるサーカス団だろう、これは間違いのない事だ。


 アフリカンダンサー達が5人くらいで肉体を駆使したパフォーマンスを幾度か出てきて繰り広げるが、黒人ってのは筋肉にセンスがある。

 カリブのような陽気な音楽のリズムに合わせて、様々な演技を次々と出していくが一向に狂わない。

 最高の笑顔で、見てるこっちも体が動き出すくらいノリまくって演じる。

 観客のあおり方も上手で、決して媚びず、それでいて惹き込もうと笑顔を崩さず声を張り上げる。
 
 演者のロシアンや、イタリー(ほんとかどうかは分からんが西洋人)も、演技中に

 「 あぁ、早くこんなとこから去って国に帰りたい・・・・ 」

 的な表情を出さずに、思いっきり演技してる。

 これにはびっくりだ。

 いっつも西洋人が出てくると、なんかかわいそうだなぁ、って思って見てた。

 あいつらの心の無い笑顔を見る度に、どういう経緯でこのサーカス団に流れてきたのか勘ぐってしまってたのだよ。

 だが、この団の奴らは違った!

 やっぱレベルの高いサーカス団だと自分にも誇りが持てるのだろう。


 当然、インド人もプライドを持って演技をしている。

 パフォーマンスの内容や流れはどこの団も一緒なのだが、たぶん今まで観てきたサーカス団はみんなこの「ランボー・サーカス団」の真似をしているのではないかと思う。

 いや、絶対にそうだ。

 この団こそが本家本元で、他は猿真似に過ぎないのな。


 そりゃこれだけのレベルなら真似されても怒りはしないだろう。

 全然、届かないむっちゃ高い次元にいるんだからなぁ。


 いや、びっくりしたよ。

 まさかここにきてこんな最高のサーカスに出会うことが出来たなんて。

 もうこれでインドのサーカスは最後かもしれないな。

 サーカスの神様がとっておきを用意して待ってたんだろぜ、このアウランガーバードで。

 しかも2団も用意してたなんて・・・・ 神様お茶目だぜ!


DSC05424

                わくわくするしかない 入口アーケード


 サーカス。

 へたっぴなスリル満点の練習風景みたいなのも実は味があっておもしろい。


 が、しかし。

 ハイクオリティの人間の限界を超えたところの離れ業は、脳みそに衝撃と感動を叩きつけるに値する。


 人っつーのは、自分で思うより遥かになんでも出来る動物だよ。

 やらないよりもやれ、の精神で俺も生きてくぞ。

 
 うおりゃーーー、空中殺法5回転宙返りリバースひねりダイナマイト!!



DSC05004

          「なんか、サーカスっておもしろいらしいよ?」

          「はぁ?毎週木曜日配信のインド道のがおもろいに決まってんじゃん!」


                                          From Naokys!




※2009年5月20日から2009年10月22日までの五カ月間にわたった抱腹絶倒な大天竺一周の旅、あの名作【 インド道 】シリーズがリメイクされ、ナオキーズ!旅ブログ 『 ぶらっと、旅る。 』にて蘇る。



  毎週木曜日配信中!!! 一遍たりとも見逃すな。





      おもしろかったら ポチッとな 

            ↓ ↓ ↓


          放浪記 ブログランキングへ

          にほんブログ村 旅行ブログへ  にほんブログ村



 『 インド道 21th 』


 「 デカンの割れ目で石窟三昧 」  2009年8月24日~29日


DSC04914

               岩崖の側面をくり抜く石窟寺院の有り様 コレ全部手作り

  

 エローラ、アジャンターというインド中部にある遺跡をご存知だろうか。

 世界遺産に登録され、岩山崖をくり抜いた石窟寺院群がある場所だ。


 その基点となる街・アウランガーバードに今、俺はいる。



 石窟寺院と言っても何もこの2ヶ所だけでなくインド中にいくつもあるし、他の国にだってある。

 ただこの2ヶ所は、世界遺産に値する価値と、保存状態と、規模と、歴史がある。
 

 俺は好奇心とコンプリート魂と几帳面なA型の性格により、エローラ、アジャンターの石窟寺院を一つも残さずに見たい。

 さらにココ以外の、周辺地域にある石窟寺院群も見たい。


 この街にはアウランガーバード・ケーブがあり、70km程離れた渓谷にはピタルコラ・ケ-ブがある。

 まだ他にもいくつかあるのだが、情報不足と時間的に無理という事なんで泣く泣くいくつかは諦める事にした。
 
 が、とにかくその4ヶ所の石窟寺院群を完全制覇してやった。



 「 アウランガーバード・ケーブ 」は全部で13窟の仏教寺院群があり、東西に半分づつ分かれてる。

 それはそれは初のインド石窟寺院に感動もひとしおだ。

 いままでに見た事のない仏像の型、仏陀が椅子に腰掛けたように座り印を結んでいる仏像が主流である。

 仏像の髪型が天然パーマなガンダーラ仏(パキスタンにある)を初めて目にした時のような衝撃を受けた。


DSC04840

                 入り口 ここから石階段を昇り崖の中腹を目指せ!

DSC04853

                 奥に鎮座するは ひと休み仏陀

DSC04873

                インドの石レディ達はいつだって悩ましい


 「 エローラ・ケーブ 」は全部で30窟。

 ここは1窟~12窟までが仏教遺跡、13窟~29窟までがヒンドゥー教遺跡、30窟~34窟までがジャイナ教遺跡、と各宗教が横並びになって彫られている珍しい形。

 同時期に彫られた石窟などはお互い競ってたのか、それともたまには手を貸したりしていたのだろうか。


 なんとも想像するに楽しい時間を送る。



 エローラ・ケーブに至っては観光に行った日の午後から雨が降りはじめ、雨宿りするも一向に雨がやむ気配もない。

 少し小雨になってきたのを見計らって続きを見に行くが、丘状の崖になっているこの遺跡群、雨が怒涛の河となりそこら一面に流れ下っていた。

 それでも先に進んでは見るが、途中に控えた滝の裏側を通る道のその滝は、チャイ色をした濁流滝となり、100m離れてても水飛沫でびしょ濡れになるという圧倒的な水量で、通る者を寄せ付けない凄まじさ。

 断念せざるを得ず、翌日にもう一度リベンジで訪れた・・・・


DSC05077

                鬼のような勢いで濁流が流れ落ちてた・・・・


DSC05079

                とてもじゃないがこの滝の裏は通る気になれんかったよ


DSC05086

                次の日は打って変わって 普通の滝に もう余裕余裕


 ここの仏教遺跡ナンバー1はなんと言っても第10窟だ。

 ここはチャイティヤ窟というストゥーパを祀った堂が彫られていて、秀逸なのはその窟内の音響効果。

 声を出すと中で音の波紋が広がりどこまでも反響する仕掛けが施されているのだ。

 そんな窟内でマントラを唱えると土下座したくなる程厳粛かつ凄然と響き、いつまでもその場から離れたくなくなる想いだ。

 個人的にこの石窟寺院が100個近く見た中で、断トツに良かった。 ここは大好きだ。


DSC05234

                この中でアニソンカラオケを熱唱したい


 ヒンドゥー遺跡のナンバー1は、16窟のカイラーサナータ寺院。

 ・・・・俺は今でも信じられん。

 この果てしない大きさの石の寺院が、全て岩山をノミで削って人が創り上げた彫刻だと言う事を。

 その大きさは、高さ30m幅33m奥行き50mの石窟寺院。

 俺はいくつものヒンドゥー寺院をこの大天竺で見てきた男だ。

 もう、ちょっとした寺院なんかじゃ驚きゃしない。

 だが、このカイラーサナータ寺院だけは驚きを超え、猜疑心にさい悩まされた。

 細かく周りの回廊や寺院の壁、内部のどれを見ても確実に岩を削って創り上げているのだが、下から、上から、上階から、と全体像を眺めるとどうしても疑ってしまうのだ。

 これを、人間が、ノミで、時間かけて、彫った。

 という事実を。

 これは今でも信じられん。


DSC05211

                三方は岩崖 掘り抜いたインド人の奇跡の証拠


DSC05221

      インドあるあるな崖は柵なんか無い どこまでも崖っぷちに寄れるのだが当然落ちたら死ぬ


 ジャイナ遺跡はもう普通だった。

 すごいの見過ぎてもうどれ見ても普通だった。



DSC05164

               得意げに薄ら笑いが物悲しい 石なのに・・・・


 ただ、このジャイナ遺跡の上を歩いてると獣道のような丘の上を歩く道がありその道を辿って行った。

 上からは渓谷の壮大な景色が眼下に見えとても美しい。

 どこまで続くのかは分からなかったが、どんどん先へと歩いていると谷間が見えてきた。

 そこは前日濁流滝だった上流の川で、その傍らにいくつものヒンドゥー教石窟寺院がUの字に並んで彫られている。

 一応、整備らしき事はされてはいるものの、まだ番号なども付いていない遺跡であり、シヴァ三面リンガや朽ち果てたガネーシャなどがひっそりと窟内に鎮座していた。

DSC05208

               あの滝の上はこんなトコだった 奥に石窟群が

DSC05192

               何故にチ〇ポがっ!? と思ったら鳥の巣だったよ


 そこを過ぎるとまばらに観光客と出会い始め、人の気配が色濃くなってきた。

 その先に岩山を彫り抜いた巨大な空間が広がり、その中心には、あのカイラーサナータ寺院が待っていた。

 崖の上から、四方から見下ろす寺院を見ていると、またどうしてもこれを人が掘り抜いたとは思えなくなってくる。

 本当は彫刻を施した数々の石をあとから組上げて造ったただの寺院なのではないか?と。

 どうやってこんな壮麗な、内も外も完璧な巨大彫刻を人間が創り出す事が出来様か・・・・


DSC05213

                ぎりぎりまで寄って 上からパチリだがケツの穴がキュッ!



 「 アジャンター・ケーブ 」は全部で30窟の仏教石窟寺院。

 ここは彫刻というよりも、壁画にその真意が詰まっている。

 確かにここまで石窟寺院を見ていると、もう彫刻や仏像にそこまで興味を持ってかれることもないが、壁画の保存状態やその色彩がすこぶる良く絵師の心意気が伝わってくる。

 が、保存の為だろうかあまりに暗い内部。

 デジカメも手ぶれまくりで少々不満だ。


 そしてこの渓谷も圧巻の景色だったのだが、崖上や展望台まで登る体力気力がなくなってしまった。

 いやマジ疲れた。


DSC05291

              アジャンター全貌 入っては出て入っては出て けっこう歩いた

DSC05254

                 昔の人の絵が残ってることにふつうに感動

DSC05306

               ドラヴィダ系の褐色仏陀に土地柄を感じるの~

DSC05359

                スマホで悟りをググる 未来を予見していたブッダ像


 「 ピタルコラ・ケーブ 」は全部で13窟の仏教石窟寺院群。

 国立公園の谷間にあり、そこまで下りて行く階段は整備されてはいるものの、遺跡自体には番号も何もなく、ほとんど潰れかけていた。

 入り口や門戸は崩れてなくなり、僧院は外に露出している。

 ストゥーパは半壊し、寺院も剥き出しになっている。

 一応崩れないように支えや新しい石柱で組んではいるがどれも見るものはない。


DSC05401

                石器時代っぽさ満載  だが中身は仏陀がいっぱい


 その分、秘境感は満載なのだ。

 まさに発見された当初はこんなふうに見つかったのでは?と思わせる雰囲気に酔いしれる事が出来る。

 遺跡ックスには堪らないロマンスをくれる石窟寺院群だな、ここは。

 特に、何の期待もせずに入ったチャイティヤ窟の柱や壁に、くっきりと残っていたたくさんの仏の壁画を目にした時は興奮したものだ。

DSC05389

               こんなの見つけたらナオキーズ!参上とか書いちゃ・・・・ ダメ!


 インドでの石窟遺跡はもう充分堪能した。

 思い残す事もないほどに。



 アウランガーバードでは、タージマハールをモデルにしたというビービー・カ・マクバラーという廟や、博物館なども観に行った。

DSC04832

               第二のタージマハールをつまむ芸 定番



 しかしこの街に着いた初日にまず勇んで出かけた先は・・・・

 宿の目の前に仮設された大テント・・・・

 そう。

 ムーンライト・サーカスなのさっ!!!


DSC04816

               またかっ!! のサーカス狂い
 

 この街にもサーカス団が来ていた。

 俺は初日からウキウキしていたのだ。


DSC04819

     チープかつエキセントリックな電飾に心ウキウキ・ウォッチ・・・・ もういいやな、タモさん…  


 夜の部7時からの公演を観に行くが、初夜の部だ。

 突然またもや空中ブランコから始まったが、途中会場内の電気を消し、真っ暗闇の中で空中ブランコをやるという白熱っぷり。

 この暗闇芸は、丸い鉄檻の中をバイク2,3台で走る芸の時もやった。

 これには手に汗握ったが、暗すぎて爆音が轟く以外何も見えず状況がよく分からなかった。
 
 そしてこのサーカス団の素晴らしいところはなんと、成功率90%という快挙を成し遂げたことだろう。

 どこで、いつ失敗するのかと思って観ていたが、そんな事すら忘れさせるほどの完璧さ。

 途中の犬芸がまったくの大失敗の連続で、拍手する気が全く失せたが。

 動物使いとワンちゃん達が全然心が通じ合ってなく、どこまでもフリーダムな犬達だった。

 そこから失敗の流れがいくつか派生したが、気になるほどではない。


 やはりインド・サーカス見物が3回目ともなると他と比較してしまう。

 演目の流れは同じで、芸も似たようなものばかりだからだ。

 いくら失敗率が低くとも、演技者の表情や技術的なもの、各人の器量などを比べ、

 「 あぁ、こいつのこの技術ならあのサーカスのあいつのがうまかったな。」

 とか

 「 こっちはこうきたかぁ、でもあいつがやってたあの馬の乗り方には適わないな。」

 とか

 「 うぉー! この団、ジープで飛ぶの!? こりゃ迫力だわい。」

 などといったとこだ。



 それにしてもなんて楽しいのだろうか、このサーカスって見世物は。

 またどこかで会える気がすること請け合いだ。



 アウランガーバードの街には随分と長居してしまった。

 今後またしばらくは移動のペースを上げなければ。

 まだまだ、俺のインド1周は終わっちゃいないのだから。



DSC05207

        「毎週」、「木曜日」、「ぶらっと、」、「旅る。」、「ピーーース」、「インド道」、「お楽しみに」

                                  

                                                   From Naokys!



※2009年5月20日から2009年10月22日までの五カ月間にわたった抱腹絶倒な大天竺一周の旅、あの名作【 インド道 】シリーズがリメイクされ、ナオキーズ!旅ブログ 『 ぶらっと、旅る。 』にて蘇る。


  毎週木曜日配信中!!! 一遍たりとも見逃すな。



     おもしろかったら ポチッとな 

            ↓ ↓ ↓


          放浪記 ブログランキングへ

          にほんブログ村 旅行ブログへ  にほんブログ村


 
 

 『 インド道 トゥエンティース 』


 「 一代目・サイババ見参! 」  2009年8月23日


DSC04784

               最寄駅コパルガオン駅前からすでに尊師様参上でごわす


DSC04788

              初代サイババだけのシルディ村は 初代一色 混じり気ナシ!


DSC04798

               質素な街中のに目立つ金色が シルディ・サイババのアシュラム


 さあさあ、御用とお急ぎでない方わ、読んでらっしゃい、見てらっしゃい


 ご存知! 知ってる人は知っている、知らない人でも知っている

 初代・サイババ シルディ・サイババ



 インド西部のデカンの端っこ 小さな小さな ホーリープレイス

 村から町に変化する ここは聖地だ、シルディだ


 奇跡の数々 話題の伝道 人が群がるカリスマ性
 

 赤いバンダナ小粋に巻いて 白髪っひげの無精髭

 赤い僧衣を身に纏い 腰かけたるわ サングルマルマル 今じゃ聖なる大理石


 左足を上に組み 膝の上には左の手

 よっ!とばかりに挙げた右手の 手の平からはオーム・ビーム



 そんな聖なる偉人様 パッと見ただのお爺様

 たまに着衣が白くなる たまに猫背で苦笑い


 参道歩けばババにぶつかる そんな初代の立派なアシュラム
 

 迷路のような聖堂通って 辿り着く先
   
 マーブル・サイババ


 着飾り 花輪に 信者の接吻 奉納 献上 すがる声

 誰とも言わずに手を合わせ 万の悩みを引き受ける

 ドンと構えたマーブル・サイババ 魂宿る心意気



 こっちを見てると 目を合わせ お前はなんだ?と問うてみる
 
 静かにこっちを見据えたまんま お前の思った通りだと にやりとゆがむニヒルな口元


 アシュラム内の敷地の真ん中 生前使用の簡素な持ち物

 博物館、という名の元に ガラスケースに陳列だ

 質素倹約心がけ 清い心があればいい


 物欲すらも捨て去りし そんなシルディ・サイババの 

 1階2階に並ぶのは

 長さ20、と5センチか! 直径10セン超え足るか!

 なんとも巨大なラッパ型 立派な素焼きの特大チラム

 物を持たない主義なのに その数全部で14本


 こんなでかいの見た事ない そうか初代よ、アンタも好きねえ

 そんなら奇跡もうなずける



 どうりでチラムが路肩の店で 幾数種類も売ってるはずだわ


 なんの奇跡起こしたか知らん なんで崇められてるのかも知らん

 されどここまでインド中 誰もが目にするブロマイド


 知名度だったら二代目アフロ 親近感なら初代だな



 インド西部のデカンの端っこ 小さな小さな ホーリープレイス

 村から町に変化する ここは聖地だ、シルディだ



DSC04786

               インド中でよく見る彼の肖像画やらフィギァやら


DSC04789

                 伝説の聖なるおじいちゃん 何した人かは知らん


DSC04790

                いろんな神様従えての センターだ!!


DSC04795

               形も色も多種多様  インド全国のチラム集めてみたいなwktk


DSC04791

                                      次回のぶらっと、旅る。までぶらっと、参道お土産屋巡りだな



                                             From Naokys!
 


※2009年5月20日から2009年10月22日までの五カ月間にわたった抱腹絶倒な大天竺一周の旅、あの名作【 インド道 】シリーズがリメイクされ、ナオキーズ!旅ブログ 『 ぶらっと、旅る。 』にて蘇る。


  毎週木曜日配信中!!! 一遍たりとも見逃すな。
 



     おもしろかったら ポチッとな 

            ↓ ↓ ↓


          放浪記 ブログランキングへ

          にほんブログ村 旅行ブログへ  にほんブログ村

 『 インド道 ナインティーンス 』


 「 迷走!ボンベイ殺人事件 」  2009年8月22日



 すげえ、景色だ。

 絶景とはまさにこの景色を言うのだな。

 でもあれだな、昔の旅路でアルメニア共和国で見たあのアララト山登場のクソド迫力の比じゃないがな。

 それでもあの時程までとは言わないが、アルメニアでの言葉に出来ない光景をすぐ記憶の底から引っ張り出して思い出させたこの景色。 

 絶景だな。

 うん、絶景だ。


 夜行バスの夜行もとうに過ぎ、マハーシュートラ州に入って数々時間、プネーという街も過ぎた午前11時頃だったな。

 ついに南インドの旅を終え、気持ち新たに西部インド地区に入ってきた。

 どこもかしこもヒンドゥー語の看板で埋まり、「 ナマステ 」というあいさつも普通に通じるようになって、一段とインドの中のインドに戻って来ちまったと思い知らされてきた頃だったな。

 デカン高原が終わったんだよ。


 今。

 たったいま、遠く目の前180度の視界いっぱいにデカン高原の終わりが見えてんだよ。


 真っ直ぐで、緑の低草で覆い尽くされただだっ広い台地が、そこの先から90度に落ち込んで何百mも下に落ち込んでるんだよ。

 それが延々と海岸線みたいに東西に伸びてて。

 で、その先には灰色の薄暗い雲がさっーーーーと横並び。

 まるで今からこの広大な緑の台地を飲み込もうと構えてるようなそんな雲が。


 そんで、このバスはいったい、この超ロング崖のいったいどこから飛び降りようとしてるのかしらん?


 そんな心配もあるはずもなく、巨大過ぎた景色は近づくとちゃんと崖沿いに道路が整備されていた。

 しかも向かう先はさすがのボンベイ大都市だ。

 こんな狂った山道なのに、いきなり文明臭い高速道路とは。


 それにしてもボンベイは雨季の影響を最も受け易いと聞いてはいたが、その謎が目に見えて解けたな。

 アラビア海から吹いてきたモンスーンが全部このデカン高原の担い手、西ガート山脈にぶち当たって巨大な雲の塊りになって留まってるのが丸見えなんだから。

 そりゃ雨量も半端ないわな。

 溜めに溜めてきた雨が一番最初に落ちる所なんだもんなぁ。

 はぁ~、昨日の今日でまた到着が雨の中よ。


 ボンベイ市内に入ってから、目的地のCST駅まで2時間以上かかった。

 すべて渋滞のためだ。

 さっき見たあの雲の塊りはもしかしたら排気ガスの塊りだったのかも・・・・ な訳もないか。

 もうずっとスコール、曇り、晴れ間、スコール、曇り、晴れ間、上、上、下、下、A、B、A、Bの繰り返し連鎖で、意味がわかんなくなってるもんな。

 
 それにしても・・・・ 行けども行けども、スラム街が続くんですけど?

 あげくには団地が丸ごとスラム化していますが?

 これっていったいどうなってんの?

 誰か、ボンベイの住宅事情に詳しい人教えて?

 まさか中流階級の家々がこんな状況なんじゃないよねぇ・・・・?

 「 スラムドッグ・ミリオネア 」の舞台なんだけど、その4倍はスラム街なんですけど・・・・?


 タイミング悪しで、バスから降ろされた時はスコールタイムで土砂降りなり。

 先日壊れた傘を指し、濡れたバックパック担いでタクシーでヴィクトリア・ターミナス駅まで。

 そこは駅舎が世界遺産に登録されてる由緒ある駅なのだが、普通に「 駅 」として日夜活動している。


DSC04765

                古風な建物に電光掲示板 これが無きゃ駅か分からんねん


 構内にあるチケット予約センターで、さっそくマーテラーン丘陵鉄道の切符を取りに行ったよ。


 と・こ・ろ・が!


 今はレインシーズンで登山鉄道休止中なんだってさ!

 マーテラーン行きたいならタクシーかジープが出てるからそれで行きなさいだってさ!!

 んなとこぁ行きたかねーんだ俺はよ。

 只々、登山鉄道に乗りたかっただけなんだってばよ!!


 泣く泣く、断念する。


 ぐぬぬ。

 ボンベイまでやってきた意味がまったく無いぞ。

 こういう結果になんのを防ぐために、ハイダラバードのインフォメーションセンターに行ったのだが・・・・


 
 さあ! 落胆したり、悩むのはここまで。

 これからどうするかを考えなくっちゃな。

 
 ボンベイの街観光は全然興味ないんでパス。

 じゃあ、ちょろっとどっか行こう。

 どうやらこの時期、西インド一帯でガネーシャ祭りが行われるらしくって、ボンベイもどうせ宿探し辛そうだしね。

 

 さっさと次の目的地・シルディ目指して夜行寝台列車・コパルガオン行きの今夜出発の切符を取った。

 そうと決まれば出発までの5時間をボンベイで潰そう。


 まずは荷物をクロークに預けてっと。


 この駅構内のいくつもある出入り口をさっきっから何度も出たり入ったりしてるのに、そのひとつの入り口で突然止められ、

 「 荷物をそこのX線の機械に通して下さい。 」

 と言われた。

 さすがは世界遺産の駅、いくつもある入り口には必ずポリスが何人もいて目を光らせている。

 テロとかもあったし常に厳重なのだろう。

 しかし、なぜ今さらこのバックパックを通さなきゃならんのだ?

 もっとしっかり全員並ばせてやるようにすればいいのに。

 空港と同じX線の機械にバックパック、手荷物、ディジュすべて通し、クロークへ向かう。


 クロークで預けようとすると、カギにシールを張り、

 「 この荷物をX線通してシールにスタンプをもらって来い。 」

 と言われる。

 おいおいおい。

 またかよ、面倒臭えーな。

 今通してきたばっかだよ!と言ってもスタンプがなけりゃ駄目だという。
 

 再度、戻る。

 さっき通したからスタンプくれといったが、また通せと言うではないか。

 なんなんだ?この手間は。


 俺の前に数人のインド人が3個ほどのバックを積み上げて係員となにやら話している。

 それが終わると、今度は係員のポリスが、

 「 荷物はこの向きじゃなくって、こうやって横に置かないと中まで見えないだろ?」みたいな事を2人で話し合ってる。

 そんなこといまさらする話じゃねえだろ?早くしろよ。


 そして俺のバックパックも横に置かれてそのまま流す。

 ディジュと手荷物はそのまま通っていいんだと・・・・

 X線の機械にバックパックを通し終わりさっそくスタンプを貰ってると、なにやら画面を見て4人くらいで吟味してるぞ。

 へヴィだ、ものすごくへヴィだぜ。
 
 きっと、「 な?これなら中までちゃんと見えるだろう? 」的な会話をしてるのだろうが、俺の裸体をまじまじ見られてるようで気恥ずかしい。

 でもこれでやっとクロークに荷物を預けられたぜ。

 こんな時間かかったの空港でもねーよ、初めてだぜ。


DSC04758

               駅構内 気軽に出入りがやりずらい・・・・
 

 ボンベイ観光とは言わないが、ちょっと街歩きしながら大都会ボンベイらしく、マック行って、映画館行って、と久しぶりの都会の日常生活を楽しんだ。


DSC04769

                久しぶりの都会 車いっぱいだぁ

DSC04770

                インド版ダブルデッカー 急カーブで絶対倒れるフラグ 

  

DSC04771

                夜景な世界遺産のボンベイの駅舎
 

 世界遺産・CST駅から夜9時発の夜行列車に乗り込む。

 サイドアッパーという通路脇の2段目寝台シートが今夜の俺の寝床だ。

 昨日の夜行バスよりは快適に眠れそうだが、連ちゃんのバス移動が割りと続いてたからなぁ。

 3日前、ホペットからハイダラバードまで夜行バス10時間、ハイダラバードでやっとホテルに1泊できたが、昨日はハイダラバードからボンベイまで夜行バス17時間半で、また今夜寝台列車で10時間つー状況だもんなぁ。


DSC04772

                24番が俺の予約席 ヒンドゥー語表記のナオキーズ!


 久しぶりに移動で無茶すると、体に堪えて死んじまう。

 時間よ、頼む。 俺を殺さんでくれ!
 

 いや、もういいいか・・・・

 こうなりゃ、死んだようにおやすみだ。


DSC04766

                来週のぶらっと、も 電波ジャックで準備オッケー!
 
 
                                
                                    From Naokys!



※2009年5月20日から2009年10月22日までの五カ月間にわたった抱腹絶倒な大天竺一周の旅、あの名作【 インド道 】シリーズがリメイクされ、ナオキーズ!旅ブログ 『 ぶらっと、旅る。 』にて蘇る。


  毎週木曜日配信中!!! 一遍たりとも見逃すな。


 
      おもしろかったら ポチッとな 

            ↓ ↓ ↓


          放浪記 ブログランキングへ

          にほんブログ村 旅行ブログへ  にほんブログ村

プロフィール

naokys!

はじめまして!             
 旅好き、アジア好き、遺跡好き、神社仏閣好き、大道芸好き、パフォーマンス好き、民族音楽好き、倍音好き。

 人生どうにかなりそう!アジア人を見てそう思い、楽観的・わがままになってゆる~い人生、テンションあげて生きてます。

 あぁ、もう残り半分。 旅に出ねば。 

ギャラリー
  • 『 台湾韓国周遊見聞録・ⅩⅧ 』
  • 『 台湾韓国周遊見聞録・ⅩⅧ 』
  • 『 台湾韓国周遊見聞録・ⅩⅧ 』
  • 『 台湾韓国周遊見聞録・ⅩⅧ 』
  • 『 台湾韓国周遊見聞録・ⅩⅧ 』
  • 『 台湾韓国周遊見聞録・ⅩⅧ 』
最新コメント
メッセージ

名前
本文
  • ライブドアブログ